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2010年06月16日
「セモタレノカクド」展 終わりました。
6月16日をもちまして、賀來寿史「セモタレノカクド」展は無事に会期終了いたしました。
ご覧いただいた皆さま、椅子にお掛けくださった皆さま、ワークショップにご参加くださった皆さま。本当にありがとうございました。
奈良を盛り上げる皆さんとの交流もあったり、刺激的なことが沢山ありました。
ご覧いただけなかった皆さまに、
少しだけの写真と、ショートムービーで、会場の雰囲気をご紹介させていただきます。
今回の企画をプロデュースしてくださった
藝育ディレクター やまもとあつしさん http://aalabo.com/
藝育カフェ「sankaku」代表のキュートな奥さま http://aa-slowlife.jugem.jp/
あらためてお礼申し上げます。
『セモタレノカクド』展はそんなとこ。
投稿者 KAKU : 23:59
『セモタレノカクド』展
奈良の藝育カフェ『sankaku』にて6月4日(金)から16日(水)まで、ギャラリー展をさせていただくことになりました。
賀來寿史
「セモタレノカクド」展と
「木の一輪挿しをつくろう」ワークショップ
「普通の椅子として、椅子の原風景を求めて」
賀來寿史さんのアトリエ「木の工房KAKU」は、大阪・岸和田の畑が広がる長閑な場所にあります。ここからひとつひとつ手仕事で生み出される木の家具は、少し無骨だけれどあたたかみがあって、一度惚れこむと手放せなくなる・・・そんな不思議な魅力を持っています。「素材である『木』と、モノをつくる『私』、そしてそれらを使い続ける『あなた』とのコラボレーション」 そんなモノづくりを心がけたいという賀來さん。しかし彼のこだわりは細部にまで至り、例えば椅子の背もたれの角度ひとつをとっても、そこには歴史や文化に裏づけされた彼なりの哲学が存在します。本展覧会では完成された作品である家具のみならず、そこに至る思考の断片とでも言うべきスケッチや図面さえも「作品」として展示し、ひとりの「つくり手」の生き様に焦点をあてます。
賀來寿史(かくひさし)
1968年、大阪生まれ。高校卒業後、東京に憧れ、思いあまって上京。アーバンデザインカレッジ トーイデザイン科へ入学。プロダクトデザイナー秋田道夫氏、童具デザイナー和久洋三氏など、その後のモノづくりに多大な影響を受ける出会いをする。卒業後、玩具メーカー「タカラ」へ入社するが、「自らの手を動かしてモノをつくれない事にフラストレーションがたまり」退社。山形県金山町森林組合、童具館、神奈川県立平塚職業技術校木材工芸コースと渡り歩いた後、1999年、大阪・岸和田で「木の工房KAKU」をオープン。
2010年6/4(金)-6/16(水) 10:00-19:00
※最終日は18:00まで
「木の一輪挿しをつくろう」ワークショップ
会期中、賀來さんによる家具製作時の端材を使った一輪挿しづくり体験教室を開催
日 時:6/6(日)12(土)13(日) 13:00-15:00
参加費:\2,000(中学生以下は\1,000) 特製おやつとドリンク付き
※ワークショップへの参加は事前ご予約が必要です。→こちらから
以上、本展フライヤーより
今回は、木の工房KAKUではなく、賀來寿史として、はじめてのギャラリー企画展です。
藝育ディレクター山本さんのまな板に乗っかってみました。
タイトルの『セモタレノカクド(背もたれの角度)』に表されるように、椅子をテーマとした展示ですが、椅子そのものだけでなく、ここ数年に渡っての椅子づくりに対する迷走そのもの(だけでなく、KAKU自身の生き方の迷走も……笑)を面白がってくださり、そこを企画展のテーマとしてフィーチャーしていただきました。
ご覧いただいたかたに、いろんな考え、要素、知識、情報の糸が一度絡み合って、そこから一本の糸(意図)として解きほどかれ、そしてカタチになるというプロセスを通じて、モノが生まれる在り方を感じていたければと思います。
(まあ、モノ勝負は基本なんですが……笑)
今が旬の奈良ですし、観光がてら是非、お運びください。
『セモタレノカクド』展に関するお問い合わせは『sankaku』まで
〒630-8222
奈良市餅飯殿町12番地
もちいどの夢キューブ-H
http://aalabo.com/sankaku.htm
『セモタレノカクド』展のお知らせはそんなとこ。
投稿者 KAKU : 18:00
2010年06月13日
13日のワークショップ
この日のワークショップは、小学2年生の男子も二人参加してくれました。
大人の思惑などなんのその、一輪挿しという枠組みにもとらわれず、サイズも自由に造形していってくれます。
はじめは、どうしようかと思いましたが、最終日なこともあるので、好きにやっていただきました。
そして完成したのがこちら
もともとこの一輪挿しは、建造物的な要素があるのですが、
それを通り越して、なんだか遺跡みたいで神秘的なカタチになっています。
上の作品は、木っ端のカタチを直感的に見抜いたのか、貼りかたにリズム感を感じられます。
隣で一緒に参加された女性のかたも、触発されて面白い一輪挿しができました。
このデコウッド(木っ端でデコレーションするので……笑)のワークショップ、いろいろ応用できそうです。
(その為には、仕事してホゾをいっぱい取らないといけませんが……。)
13日のワークショップの報告はそんなとこ。
投稿者 KAKU : 23:59
「木の一輪挿しをつくろう」ワークショップ
このワークショップは、単純なカタチの木っ端をパッチワークのように貼り合わせて、オリジナルの一輪挿しをつくっていただきます。
作業自体は木を貼るだけなので簡単ですが、カタチや木の色のバランスを「ああでも、ないこうでもない……」と考えながら、自分のカタチを見つける作業ですので、なかなか手応えのあるワークショップになっています。
逆に、貼るだけでもありますので、お子様から大人まで、それぞれの愉しみ方があり、皆さんにご参加いただけます。
<参加者のかたの作品 その1>
<参加者のかたの作品 その2>
そして、ワークショップの後には、嬉しいおやつタイムが待っています。
このおやつは、KAKUが好きなものをテンコモリにした特製プリンシューパフェです。
『sankaku』オリジナルのサクッサクのシュー皮に、これまたオリジナル懐かし濃厚プリンを挟み込んで、これをパフェにしたという贅沢な一品です。
ザクザクと崩しながらプリンを一緒に食べると、「うーん、幸せ!!」な気持ちになります。
頭と手をいっぱい使った後には、バッチリマッチなおやつです。
これをいただく為だけにワークショップにご参加いただいてもいいかもしれません。(笑)
「木の一輪挿しをつくろう」ワークショップ
会期中、賀來さんによる家具製作時の端材を使った一輪挿しづくり体験教室を開催
日 時:6/6(日)12(土)13(日) 13:00-15:00
参加費:\2,000(中学生以下は\1,000) 特製おやつとドリンク付き
※ワークショップへの参加は事前ご予約が必要です。→こちらから
おやつのご紹介はそんなとこ
投稿者 KAKU : 15:00
2010年06月12日
「セモタレノカクド」展レセプション・パーティ
6/12(土)19:00より、賀來寿史「セモタレノカクド」展レセプション・パーティを開催いたします。
参加費無料(ドリンク代別途) 是非お越し下さい! → http://aalabo.com/kaku.htm
ファーストドリンクは、KAKUがお好きなものをご馳走させていただきます!!
投稿者 KAKU : 19:00
2010年06月03日
いよいよ
『セモタレノカクド』展、明日6月4日からはじまります。
昨晩は、搬入とレイアウトに『sankaku』へ伺いました。
藝育ディレクター山本さんご夫妻が展示を盛り上げようと、いろいろアイディアを出してくださいます。
今回は、山本さんのまな板に乗ってみて、
これまでのKAKUがやってきた展示とひと味違う、面白い展示になっていると思います。
KAKUは、6日(日)、12日(土)、13日(日)に在廊いたします。
同日に開催する「木の一輪挿しをつくろう」ワークショップも参加者募集中です。
13:00-15:00
参加費:\2,000(中学生以下は\1,000) 特製おやつとドリンク付き
※ワークショップへの参加は事前ご予約が必要です。→こちらから
『セモタレノカクド』展
2010年6/4(金)-6/16(水) 10:00-19:00
藝育カフェ「sankaku」
〒630-8222
奈良市餅飯殿町12番地
もちいどの夢キューブ-H
http://aalabo.com/kaku.htm
是非、お運びください。
ドキドキわくわくな、今日はそんなとこ。
投稿者 KAKU : 23:59