ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2008年12月31日

2008大晦日

今年も最後の最後の一日までバタバタと過ごしてしまいました。

振り返るのは、来年になってから……。

今年はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月30日

餅つき

『ブリコラージュ』城森さんのところのお餅つきに家族でお邪魔させていただきました。

お仲間が沢山集まって、ワイワイにぎやかで楽しいお餅つきです。

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城森さんの産まれたてのお嬢さんの為にご自身で制作されたミニミニ杵を借りてご機嫌で餅搗く気満々のダイチです。(横浜のおじいちやん、おばあちゃん、夏からしばらくの間でこんなにしっかりいたしました。お正月は帰れませんが、春休み楽しみに待っていてください。)

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フウタとリツキもお餅つき満喫いたしました。

勿論、KAKUも満喫させていただきました。

帰りに寄った『IKEA』で偶然『虹紙製作所』和田さん夫妻とカミさんが遭遇。
休みの度にちょくちょく一緒にいるのに、オフの日ぐらい呼び止めなくてもいいのに……と申し訳なく……。

年末気分の今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月29日

年末コト納め

これまたしばらく日付跳んでしまいましたが、年末の仕事の追い込みで、一週間程、外界との交流を絶っておりました……。

ようやく年末に納める『Jクオリア』松下さんからのお仕事が二点完成いたしましたので、午前中から一緒に納品に出かけました。

午前中、一点目は、建築家デザインのカリンの家具の納品で大阪市内の高層マンションへ。
兎に角重たく、制作自体も四苦八苦いたしましたので、搬入も二人で大丈夫かと思いましたが、平台車もあってなんとかどうにかなりました。
写真は権利のこともあって、あえて撮影もいたしませんでしたので、このへんで……。

二点目は、新築のお宅のポスト兼表札のお届けと取付け作業です。

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当初は、ポストと表札が別個の予定だったのですが、ちょっとした思いつきでひとつにまとめるプランでご提案させていただき、お客さまにもお気に入りいただけましたので、このようなカタチとなりました。

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表札の文字は松下さんの奥さまの書です。

さて思いついたものの、そうはいっても、開口部やら、鍵やら開けかたやら、設置方法やら、こちらもなかなか一筋縄にはいきませんでしたが、知恵の輪をひとつひとつ解くようにして、完成まで漕ぎ着けました。

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なお、このアイテムにつきましてのお問合せは、『Jクオリア』まで。
木と工房家具 Jクオリア
兵庫県芦屋市茶屋之町10-7LaCasaVered芦屋1f
0797-32-1010
http://www.j-qualia.jp

流石に疲れ果てました……。
しばらくほったらかしたその他諸々のフォローを思うと気も重くなりそうな、今日はそんなとこ。

<おまけ>
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撮影中のポーズが面白いJクオリア店主です。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月23日

『木工家展@神戸』会期終了いたしました。

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タイトルどおり『十六人十六色』で、
これだけのモノが一堂に揃うことは、なかなかないと思います。
会場のキャパと見応えだけはありました……。
(それだけにどうにも勿体無くて……。)

撤収後、おっさん三人で打合せ兼ねて洋食屋さんでオムライスを食べて、観音屋でチーズケーキでお茶をして帰りました……。

神戸の町とクリスマスって似合います。
それが余計に物悲しい……。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

『木工家展@神戸』―十六人十六色―

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急遽決まって、年内最後に神戸でグループ展開催いたします。
(そういえば、神戸で展示するのは、はじめてです……。)

出展者の顔ぶれを見ますと、
まさに十六人十六色の展示会となりそうな予感です……。

◆会場
神戸波止場町TEN×TEN 土間ホール
神戸市中央区波止場町6-5
http://tenten.chu.jp/

◆会期
2008年12月20日(土)〜23日(火/祝)
11:00~19:00 ( 最終日 ~17:00 )

◆出展者(50音順/敬称略)
池田耕太郎  賀來寿史  久代昇男  城森陽介
谷口裕司  谷山勉  鉄本一仁  豊川忠宏
名嘉眞正  中村幸人  成田雅司  福岡幹夫
松下由典  宮本良平  若森昭夫  和田英男

◆主催 『木工家展@神戸』実行委員会

◆協賛 木の仕事の会

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こちら出展いたしますので、是非お運びください。

『風汰の椅子』も数脚ご用意いたします。
はじめてのクリスマスプレゼントにいかがでしょう?

告知はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 17:00

2008年12月21日

『木工家展@神戸』やってます。

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師走とクリスマスの似合う華やかな神戸の町に比べますと、ちょっとゆっくりで寂しい会場ですが……。

本当にいろんな木工家のいろんな作品が集まってます。
ご覧いただかないと勿体ないくらい……。

23日17時までやってます。
どうぞお運びください。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月19日

搬入

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午前中、ひと仕事して、昼から荷物をクルマに詰め込んで搬入に向かう。

会場の面積が広かったので、場所埋めにと思って詰めるだけ詰め込んできたものの、すでに出展者の皆さんの多彩な作品で会場が埋まっていたので、会場全体のレイアウトを修正する態で、ちょっとずつ場所を詰めてやっと配置する場所を確保する。

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神戸はルミナリエもやってますので、是非、ついでに足をお運びください。
(12/20追記 スミマセン……ルミナリエは早々に終わってました……慎んでお詫び申し上げます。)

明日から『木工家展@神戸 ―十六人十六色―』会期はじまります。
今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月17日

業務日誌

脚柱は、2枚貼り合わせで角柱をつくるのだが、
今回使っている一液ウレタンの接着剤(オーシカダイン7057)の圧締時間が気温15度で16時間というメーカー指定なので、クランプの数と相談しても、どんどんできないのがもどかしい……。

縦型プレス機……。

この不景気になにを……。

天板の板接ぎも同じ時間かかるので、やってしまう。

なかなか……。
今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月16日

木取り

脚柱と天板の木取り

脚柱は、2枚貼り合わせなので、張り合わせた時にできるだけ一本の木に見えるように目の流れで木取りをする。

天板も、できるだけ接ぎ際が自然に見えるように、目を通しながらバランスを取って木取る。

木取りは、その板だけで見るのでなく、元の樹を想像し、なるべく自然になるように取れると後々モノになった時にも良いように思う。

一枚の板を通じて、元の樹を見る。そういう木取りができるようになりたい。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月15日

カリンと格闘中

またも日付飛び気味ですが……。
(悪いクセがつきそうです。)

『Jクオリア』松下さんとのお仕事で総カリンの家具を制作している。

カリンが唐木のうちでは加工しやすいとはいえ、やはり堅い。

しかも、厚盤から割り返して部材を取っているので、なかなか手強い。

その上、両逆目でなので、ちょっとした事で掘れてしまう……。

まさにカリンの解体ショー。

しばらくカリンに泣かされそうです……。
それでも普段あまり触れない材を触れるのは、面白いです。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月13日

泉州だんじりの森@コスモ山植樹祭

午前中、先日の企画展でお世話になった『泉佐野市公園緑化協会』が企画する『泉州だんじりの森@コスモ山植樹祭』にフウタとリツキと一緒に植樹のお手伝いにいってきました。
(思い立ったら……という感じですが……)

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ひと仕事して、昼ご飯を某餃子の某王将で食べたのですが、フウタの食べること……。
まあ、某王将といえば、餃子に白御飯がベストマッチです。

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ただ、この樹が将来、地車のコマになったとしても、自分もうちの子たちも、この祭と一切関わりないのがなんとも微妙なところですが……。(苦笑)

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月10日

業務日誌

『丸一木工所』谷本さんにお渡しするケヤキの角脚が取れそうな材を引っぱり出すのに、積んである材をリフトであっち動かしこっち動かし。
ついでにほったらかしのストックの状況確認と整理にも少しはなったか……。

片付けは明日……、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月09日

業務日誌

いろいろとありますが、めげずに懲りずに諦めずに、頑張りましょう。

次の仕事にかかりたいと思いつつな状況が続いておりますが、やっと次の仕事に取りかかれそうです。

なんだかんだで年末の声も聞こえてきます。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月08日

展示会終えて

午前中、展示品の残りの撤収をして、改めて会場になった新井邸を散策してみる。
あらためて、こんなところがあったのねー。という感動と驚き。

自分は、もともと泉州の地元の人間ではないということもあって、あまり気にしていなかったのかもしれないけれど、子ども達にとっては、生まれ育つ地元ということになるのので、文化面でも住みいい環境というか、そういう意識で活動をしていかなくてはいけないのかな……。

自分のことでいっぱいいっぱいな昨今で、なかなか思うように動けませんが、すこしそんな風に思いました。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月07日

『木に生きる、泉州の作家たち』

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毎度、ここだけ勝手に椅子展です。

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昨日より、風のない分、少しは寒さが和らいだお天気。

昨日同様、新聞をご覧になられたというかたが、
この建物の珍しさにも助けられ、そこそこご来場くださいました。

展示会には、即売できる定番的なモノも必要ですね……。

それでも、自分の思っていることが検証できた機会でもありますし、
地元のかたともお知りあいになれましたし、良い企画展に参加させていただきました。

ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。

お声を掛けてくださった、『財団法人泉佐野市公園緑化協会』岸上さんには、感謝しております。
ありがとうございました。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

『木に生きる、泉州の作家たち』

この週末になりますが、急遽、企画展に出展いたします。

会場である築90年の純和風木造建築の一室にKAKUの木のモノ達を並べると、どのような風景をつくるのか、自分自身でもちょっと楽しみです。

そういうスタイルを検証してみたいですし、またそういう実験的なことも、是非ご覧いただきたいとも思っています。

急なことですので、ご予定も立ちにくいかと思いますが、どうぞお運びください。

【会 場】
新井家住宅(登録有形文化財、天神山の頂)
大阪府泉佐野市中庄1380

http://www.arai-ksj.info/araike.htm
http://www.kazabito.com/log/eid72.html

【日 時】
2008年12月5日(金)~7日(日)
AM10:00〜PM8:00(最終日はPM5:00まで)

【出 展】
賀來寿史(木の工房KAKU)
永井伸幸(工房家具世界)
森田崇夫(森田工芸)
うるし工房 楽


【趣 旨】 
樹は生きています。木も生きています。
しかし、樹が山から伐り出されたあと、木という素材に“ものづくり”の魂が吹き込まれ、使い手が愛着をもって大切にするからこそ、木は生きものと成り得るのです。

現代のくらしは、木を生きものとして扱っているのでしょうか。
わたしたちは、憂いています。

木は使い捨てのモノではありません。いや、世の中に使い捨てのモノなどあってはならないのではないでしょうか。

長く愛着をもって大切にされる“木のある暮らし”を再び当たり前の生活に再生する為、泉州各地より“ものづくり”の魂が籠った木の作品を集め、泉州の作家展として提案します。

【主 催】
財団法人泉佐野市公園緑化協会
(TEL072-475-8700 FAX072-466-2292)
※売上の一部は、泉佐野市公園緑化協会より、新井家住宅および天神山の保全に活かされます。

是非お運びください。

これまた急な告知はそんなとこ。

<関連記事>
http://www.kinokoubou.com/blog/archives/002293.html
http://www.kinokoubou.com/blog/archives/002294.html
http://www.kinokoubou.com/blog/archives/002295.html

投稿者 KAKU : 17:00

2008年12月06日

企画展二日目

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昨日の雨から、一気に寒波が押し寄せ、
昔のお屋敷なので、空間が広過ぎて暖房もへったくれもなく、屋内なのに厚着して立っているのも辛いぐらいに冷え込む。

朝日新聞の地域覧に取材記事が掲載されたらしく、それをご覧になられたご来場者がぼちらぼちらとお見えになる。

これまで泉州のモノづくり人との交流があまりなかったので、この機会に新しい出会いもありました。

この建物は、みれば見る程、豪勢で魅力的です。
お陰で、写真も絵になります。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月05日

企画展初日

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材木屋の配達で、大阪南部を南北に横断してから、夕方、会場へ。

あいにくの悪天でしたが、ぼちぼちのご来場だったそうです。

土日は、終日、会場に入ります。

意外にサマになってます……。
今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月04日

搬入日

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午後から、企画展の搬入

近場なのとスペースが広いので、二回に分けて手元にある椅子やらをありったけ運びこむ。

例のブラックウォールナットのカフェテーブルセットは、お屋敷に置いてもなかなか面白い風景になっている。(手前味噌……)

他の出展者のかたも、拭き漆の家具、漆芸の伝統工芸展の入選作、根来塗りの器など、バリエーションに富んでいてお楽しみいただける企画展になっていると思います。

会期は三日間ですので、是非、お見逃しなく!!

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月02日

原木製材セミナー

今回は、『木の仕事の会』の会員を対象に会員でもある『什一農林』南部さんが企画してくださいました。

ということで、朝一から、『丸一木工所』谷本さんと西宮のインテリアショップの工房に務める女性の会員さんとクルマを相乗りして、会場になる愛知県弥富市の製材所へ向かう。

本日のメニューは、アフリカンマホガニーとロシア産クルミ、神代ニレ

製材自体は、これまでも山形の森林組合の製材所で働いてたときや、この仕事でも数回、小径の丸太を挽いたことがあるので、まったく初めてという訳ではないが、

今回は、特にクルミが何本かあって、同じ樹種でも、それぞれ素性の違う材をそれに対応しながら挽きかたを変えていったり、こういう木を挽くとこうなるというのが目の当たりにでき、

また桟積みのレクチャーがあって、自分が以前、働いたことのある広葉樹屋さんと比べて、随分と丁寧に桟を入れていることに感心をしたり、すごく参考になることが多くありました。

その場で気にいった材があれば、購入できるということであったが、なかなか丸太を買って置いておくような、いろんな意味での余裕が今は無いので、指を加えているだけだったが、
最後の神代ニレを挽きはじめて、色と木目の何気ない綺麗さに、ついつい食指が動いてしまい、某さんと某さんとで分けるということで、急にリアリティーが産まれて、ついつい……。
(少しだけですから、少しだけ……)

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これがその神代ニレです。

帰りは、折角名古屋へ来たので、三人で今回も参加されていた山本さんの『canna家具店』にお邪魔して、近所の中華料理屋さんで夕食を食べました。
ちなみに、台湾ラーメンという食べ物は名古屋のご当地だそうです。
(横浜のサンマーメンみたいなものか……。)

丸太の製材といえば、なにが出るかの真剣勝負の場かと思いますが、大勢でお邪魔させていただく機会を設けてくださり、『什一農林』南部社長、本当にありがとうございました。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59

2008年12月01日

師走08

ということで、今年も残すところ一ヶ月になりました……。

週末の企画展『木に生きる、泉州の作家たち』の打合せに夕方から、会場の新井家住宅へ。

こんなところに、こんな贅沢なつくりの御屋敷があったなんてという場所ですが、文化財に指定されるだけあって、ほんとうに良い雰囲気です。

さて、どうなりますことやら……。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 10:39

 

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