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2007年08月30日
ちょっとふつうでない日
鍼灸に使う木槌の試作をして、
夕方、所用で丸一木工所の谷本さんのところへ出かける。
途中で、虹紙製作所の和田さんも合流して
なんだかんだで、日付けが変わる直前まで……。
今日はそんなとこ。
2007年08月29日
難儀してます
脚の部材を仕上げる
材として提供いただいた柱材が、倉庫の火事で焼け残ったものということで、熱気で脂っ気がすっかり抜けてしまっているという、多少曰くつきの材である。
刃当たりに粘りが少ないというか、パサパサした感じで、こちらのほうがどうにも削りにくい。
切れ止むと、表面が粉っぽくなり、また材に粘りが無い分、先割れに対する踏んばりが効かないようで、逆目も掘りやすいよう。
ということで、一旦、ナイフマークを取ることに専念した中仕上げをして、再度水引き、表面の削り肌を重視した仕上げ削りという、二度手間になるが、こちらも急がば回れでかかる。
針葉樹は、ちょっとしたことでへこんだり、いつもより取り扱いに気を使います。
ということで、今日はそんなとこ。
2007年08月28日
淡々と
天板の仕上げの続き
こればかりは、急がば回れで、淡々と研ぎと削りを繰り返す。
ちょっと切れ止むと、引っ掛けただけで逆目を掘ってしまうので、無理は禁物。
夜は『泉州うんちくの会』のミーティングで大阪市内へ出かける。
今日はそんなとこ。
2007年08月27日
結局
そういうことで、悩んだ末、ボリュームを残しながらテーパーを取ることにする。
あとは、いろいろ残りの加工をして、水引き養生。
で、天板の仕上げにかかる。
ヒノキなので、いつもの広葉樹を削るカンナでは調子がでないと思い、
鎬角を変える前に、まずは、仕上げ研ぎを、合わせで刃返りを取る程度から、研ぎを多めにし、食いつきより、削ぎを優先した刃先に変えて削ってみる。
裏刃を追い込んで、薄い屑で削れば逆目もでないし、削り肌も問題無さそうなので、これで進めてみる。
で、ようやく髪を切りにいって、今日はそんなとこ。
2007年08月26日
日曜日
カミさんに、丸坊主を却下され、周りからも自分的にもそろそろかと、伸ばしていた髪が、方向性を模索しつつ決めかねて、またタイミングを逃しっぱなしで、伸ばし放題になっていて、いよいよ原人と呼ばれる風貌になってしまい、
また、髪も伸びると抜け毛が気になったり、白髪が目立ったり、なによりひと昔前に流行った長髪の人みたいな感じになっているのも気になっていたが、
とうとうカミさんから「丸坊主のほうがマシ」と、そんな嫌な顔で言わなくても……と思うぐらい例を見ないような嫌な顔をされて言われてしまったので、ここで気持ちを切り替える為にも、髪を切りに行ってみようと、カミさんのお友達に紹介していただいた美容室に予約を入れてみると、今日は予約が一杯と言われ、明日へ先送り。
他愛無いお話で申し訳ございませんが、先週の写真に写っている自分の風貌への言い訳も含めて、今日はそんなとこ。
2007年08月25日
……
なんだかここにきて、気持ちとカラダのバランスが悪さがピークな感じです。
悪循環でモチベーションがアップできません。
自己管理がなっていません。
情けない……、今日はそんなとこ。
2007年08月24日
今日は
午前中、助産院へ
超音波検査のモニターに全身が納まりきらなくなっていて、その成長ぶりにあらためて驚かされる。
顔だ、耳だ、小鼻が……とか説明されても、見慣れていないので、なかなか判断つきません。
でも、はじめて見た時には、全体的にそれらしいカタチしかわからなかったことを思えば、すごいことです。
昼から、戻って続きのの作業
ホゾ、仕口の加工をひと通り終えて、全体を仮組してみる。
脚柱に色気をだしてテーパーを取ってみるつもりだったが、
組み上がったところを見ると、もともとヒノキの角柱を使っていることもあるので、一見鈍重でも、このまま実直に気持ち押さえておく方が良いかもしれないと思ったりする。
悩ましい……。
今日はそんなとこ。
2007年08月23日
また続き
加工の続き、
脚柱上部のホゾを加工して、穴の底さらい、細部の調整をして仮組。
当初より、妻手のボリューム次第で、長手の貫の長さを決めるつもりで進めていたので、実測から寸法を決める。
貫部材の部決めをして、墨付け、穴掘り。
きりの良いところで、今日はそんなとこ。
2007年08月22日
引き続き
仕口の方針を決めて、
墨付けして、加工にかかる。
機械の既成概念に囚われず、
用途だけでなく、そのものの機能を捉え、
早く綺麗にできる方法を模索する。
これまでの方法より、多少なり上手く加工できたかもしれない。
夜、カミさん達が帰ってきてくれたので、早めに仕舞って新大阪駅まで迎えに行く。
今日はそんなとこ。
2007年08月21日
平常業務
まずは、カミさんが帰省中なので、材木屋の〆の作業をかわりに行なう。
ダイニングテーブルの脚部のデザインを決めるのに、制約と条件がなかなか厳しく、
いろいろ検討するも、いよいよ悩んでいても埒があかないので、
まず、優先する方から制作し、そこから全体の寸法を決めていくという方向で作業を進める。
ということで、荒木取りしていた材を木づくりする。
しかし、ひとつうまくいかないことがあると、全部うまくいかないような気がして、なんだかすごく気落ちして気弱になってます……。
そういう心持ちの今日はそんなとこ。
2007年08月20日
明けて翌日
片付けとか、まとめとか、報告とか諸々
仕事は少々……
な、今日はそんなとこ。
2007年08月19日
サマーセミナー二日目
寝床に入った記憶の無いのだが、寝床で朝を迎え、二日酔いで重たい頭を大清水で醒ます。
工房へ移動し、二日目の工程へ。
フレームも組み上がって、椅子のカタチが見えてきたこともあってか、
途中で、息切れすることもなく、無事ほぼ全員完成で、記念撮影と相成りました。
最後に、各自、今回の講座で得たこと、感じたことを話し総括。
ここまで、かなり集中したので、お疲れさまで、結構あっさりと解散しました。
浜田先生、奥さま、二日間の教室ばかりでなく、宿泊、お食事までお世話になり、本当にありがとうございました。
参加者の皆さまも、お疲れさまでした。
サマーセミナーの二日間はそんなとこ。
<本日の作業のポイント>
貫部材ののテーパー加工
金ヤスリで加工するほうが早い、(道具の適材適所)
サンドペーパーで成形しない。(どうしても面がだれてしまい、線がきちっとでない)
フレームの組み立て
背板を図面のカタチに加工
荒取りから、カンナで整える。
背板の取り付け部を切り欠く
背板の曲がりが少ない場合、加工墨は現物合わせにする。
小刀で荒取り、豆ガンナで追い込み、背板曲面への吸付き部は、丸ノミ、彫刻刀ですき取る。
背板の取り付けと、ダボ打ち
座の編み
使わない道具は、常に片付けるように心がける。
実物とまったく同様の手順で編んでいく。
紐を結んだり、子どもの頃から苦手だったので、編みの手順も当初トンチンカンなことをやってしまいましたが、なんとか編み上げることができました。
2007年08月18日
サマーセミナー初日
ということで、『木の仕事の会』の企画『浜田工房サマーセミナー/椅子のモデル製作』です。
朝、現地集合し、工房へ移動、
軽く挨拶からはじまり、図面を見ながら概要のレクチャーを受ける。
そしていよいよ作業へ
まずは、浜田先生の決まり台詞のひとつ「まずは道具見せてもらいましょか。」ということで、モデル制作で重要な道具、小ガンナと木口台のチェックを受ける。
モデル制作の場合、木口台と小ガンナが寸法の調整や、傾斜加工をする丸ノコの役割になる。
今回モデルを制作する『J39』は丸棒に丸ホゾで組む構造であるが、このモデルも実物同様に丸ホゾで組む。
対して、角ホゾの椅子の場合は、針釘をもちいて、ダボ組の要領で組み立てる。
いずれの場合も、接着剤で芋付けするのと違い、モデルでも仮組ができるという優位性があるそうです。
作業中も要所要所、ポイントポイントで、小ネタも挟まれ、充実した時間が流れます。
ほぼ予定通りの時間に、全員がフレームの仮組まで済んで、初日の講座は終了。
近くの温泉施設で、汗を流し、
夕食は、浜田先生のご自宅の玄関先でバーベキューをいただき、
その後、二次会ということで、アルコールを交えて木工談議とあいなりました。
参加者は『木の仕事の会』の会員の中、上は57歳から、自分を間に挟んで、20代の会員と年代の幅も広く、バラエティーに富んだお話で盛り上がりました。
お開きになったのは、あとから参加者の方から伺ったところ、夜中の2時過ぎていたそうです。
自分もいつもの調子で、盛り上がりとともにアルコールを摂取し過ぎまして、記憶にありませんでした……。
サマーセミナー初日の今日はそんなとこ。
<本日の作業のポイント>
モデル材料
材は浜田先生が椅子のモデルを製作される中で適材として辿りつかれた「イゲム」という通称「南洋ヒバ」とも呼ばれる樹種を使用します。
フレーム構造の丸棒削り
角棒から豆ガンナでおおまか八角形から十六角形へ削り、Rに合わせたスクレイパーで成形
精度0.2mm以内で誤差におさまるようノギスで確認しながら、曲面に当て木にそえたサンドペーパー仕上げていきます。
モデルの精度
小さいから適当ということではなく、5倍の誤差になるということを意識して作業する。
背板は熱し曲げ
水分を含ませ、ヒートガンの温風を当て、曲げ木の基本原理で、
曲げかたも、図面通りに曲線を滑らかに再現するように、単に曲げるではなく、押す方向へ力を加えながらながら曲げるのがコツだそう。
木口台で部材の長さ決め
同じ長さの部材が数本ある場合、木口台にストッパーをつけて削る。
どうすれば、早く綺麗にできるか常に考える。
丸ホゾの加工
ホゾの長さの墨をつけ、胴付をカッターナイフで部材を回しながら、所定の深さに切れ目を入れていく。
この際、小刀等の片刃の刃物だと、刃が逃げてしまい不適当で、両刃のカッターナイフが適切だということです。
実際、小刀で同じ作業をしてみましたが、確かに逃げてしまいました……。
ホゾの付けかたも、真鍮パイプの穴を上手く利用し、最終的に誰にでも加工できる浜田先生流の方法で、ちょっとした治具や道具を工夫することで、加工の精度が上がります。
ボール盤で、ホゾ穴を掘ります
傾斜が左右対称になるので、向きに注意しながら作業します。
正直に告白いたしますと、
ここで、左右対称の意味を取り違えて、一カ所反対の角度で開けてしまったことと、
穴が逃げて少しずれてしまったのに気付かず、組んでしまってから、5倍の誤差の怖さをもろに実感しました。
『浜田工房サマーセミナー』のご案内
『木の仕事の会』からイベントのお知らせです。
『浜田工房サマーセミナー/椅子のモデル製作』
<セミナー概要>
椅子のモデル製作をライフワークとし、かのハンス・Jウェグナー氏にも認められた、
よりリアリティーのあるモデル製作のコツを、二日間にわたり、実技を通じて学びます。
その他製作に関わる日々の疑問点についても、質疑応答していただけます。
夜は、バーベキューと、懇親会で木工談議を楽しみましょう。
<日程>8月18日(土)19日(日)
<場所>浜田工房 滋賀県米原市
<定員>10名(お申し込み先着順)
<詳細>
モーエンセンのダイニングJ39のモデルを製作します。
丸脚、丸ホゾ主体で、背板は模型では曲げ加工します。
座はペーパーコード風にしますので、張り方も習得出来ると思います。
現物製作にもいろいろ役立つ部分があります。
模型製作しながら色々と質問に答えたりとその他の講義も予定しています。
持参していただく道具
小鉋 30ミリ程度
木口台 普段使用されている物で結構です。
※普段の仕事に使用する物と模型製作の為の物と大きさの違いだけで、殆ど同じ仕様です。
一般には90度、45度(45度の場合は2種類)必要です。
切り出し小刀
その他必要と思う物を持参して下さい。
図面、材料等は浜田工房でご準備いただきます。
※参考資料
椅子図面pdf(用紙A3)
http://kinosigoto.kinokoubou.jp/file/j39.pdf
木口台図面pdf(用紙A4)
http://kinosigoto.kinokoubou.jp/file/koguchidai.pdf
モーエンセン J39について
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/REPORT/denmark/01/index.html
宿泊につきましては、浜田氏のご自宅をご提供いただきました。
できましたら、タオルケット、薄手の毛布、寝袋等の簡単な寝具をご持参ください。
その他のご用意は、各自任意でお願いいたします。
<スケジュール>
1泊2日
一日目 AM8:50 浜田工房現地集合
AM9:00〜PM5:00 木工作業
※昼食は各自コンビニ
PM6:00〜夕食(浜田氏宅玄関でバーベキュー予定)
PM8:00〜随時シャワー
PM9:00過ぎから二次会
二日目 AM7:00〜朝食
AM9:00〜PM5:00 木工作業
※昼食は各自コンビニ
セミナー修了後現地解散
<参加費>
一人 15,000円
※一泊二日(夕食、朝食付き)木工教室授業料を含む
お申込、ご質問、お問合せにつきましては、
kaku@kinokoubou.com
TEL:090-7096-9869
木の仕事の会 事務局担当:木の工房KAKU 賀來まで、
※なお、当日の電話連絡につきましては、090-7096-9869(賀來)までお願いいたします。
2007年08月17日
まあ、あれです
ダイニングテーブルの脚を制作するのに、
大枠の方向性は、打合せで決まっているので、細部のおさまり等々を検討する。
しかしこれだけ暑いと、頭も思考を停止してしまいます……。
アトリエの中は、熱気が籠ってしまって、澱んだ感じがいたします……。
その上、異状な眠気に襲われてしまいます……。
助けてください……。
今日はそんなとこ。
2007年08月16日
中だるみ
お盆の真中ということで、
ちょっとはまってしまったことがあって、
世間に倣い、本当のお盆休みになりました。
失礼いたしました……
今日はそんなとこ。
2007年08月15日
ちょっとしたことですが……
9月のイベントで行なう木っ端のペンダント教室のチラシ用の写真が必要になったのだが、
手元にいい宣材写真がなかったのと、しばらくぶりなこともあるので、
あらためて実際に参加者の方にやっていただく作業の工程をシュミレーションしながら、サンプルを作成し、写真を撮影する。
刃物工具や電動工具は基本的に使えないので、紙ヤスリで、どの程度意図を汲んだ加工ができそうか、沢山研ぎ落とす方法やら考え、
掲載される写真もそう大きくないと思われるので、どうすれば伝わりやすいか、モノが単純なだけに見せ方も結構難しい。
ちょっとしたことですが……、今日はそんなとこ。
2007年08月14日
お盆休み
夕方、『丸一木工所』の谷本さんに私用の頼み事をしていたので、引き取りに伺い、
転職先がお近くの、『虹紙製作所』和田さんにも声をかけて、三人で晩飯をご一緒する。
近場の人同士、膝をつき合わせてコミュニケーションを持つことで、ネットワークの活性化というか、将来的なことに結びついていくと思い、
そういうことは、やはり意識的に行なっていく必要もあるのだろう。
夜中にペルセウス座流星群のことをふと思い出し、
空をみて、流星をふたつ見つけた今日はそんなとこ。
2007年08月13日
毎日毎日
うだる暑さで、なかなか捗りません……。
……今日はそんなとこ。(えーっ、そんなとこー!?)
2007年08月12日
お墓参り
早朝より、滋賀県日野町へお墓掃除とお墓参りにでかける。
いつ自分が入ることになるのか、というのは、寿命を全うできるとすれば、気が早すぎるが、
その前に墓守りは引き継いでいかなくてはならない。
自分が今あるのは、ご先祖さまが在ってこそ、
脈々と繋がる時間軸の上にいることを感じ、
また自分もそう想ってもらえるよう、きちんと生きよう。
今日はそんなとこ。
2007年08月11日
海でバーベキュー
自然農法の松下佳造さんの『松下農園塾(仮)』のプレイベントのようなことで、
新農園のある岬町淡輪の近くの海水浴場にて、もぎたて野菜のバーベキュー大会のお手伝いに行ってまいりました。(要するに、海でバーベキューして遊んできたってことですね。)
アトリエから直接合流したので、水着を用意してなかったのですが、
あまりの暑さと、海に入っている人が心地良さそうなので、
履いてかえるズボンがクルマに積んであるのをいいことに(車中生活者たるもの当たり前)
ジーンズのまま泳いでしまいました。(70年代、青春ドラマの影響を幼少期にもろに受けてます。)
松下さんの周りに、良い繋がりが増えてくるのを見るのは、嬉しいものです。
皆それぞれに自覚を持って、生きる(活きる)役割を果たすことが、永続的社会、持続的環境をつくることに繋がっているように思います。
今日はそんなとこ。
2007年08月10日
戻りましても……
早朝、泉大津港へ無事到着
午前中、助産院へ、
そのまま、カミさんと子ども達は横浜へ帰省するので、その足で新大阪までお見送り。
戻って、色々片付けたり、お仕事の続き。
盆暮恒例、しばし独身生活が始まります。
今日はそんなとこ。
2007年08月09日
福岡納品紀行
途中、車中泊して、朝がた関門海峡を越えて九州へ
北九州で『木工房シンプル』の栗原さんを工房へお訪ねする。
近い時期に工房をオープンし、当初よりサイトも立ち上げていたり、掲示板やネットでの情報交換の盛り上げに一役買っていただいたりで、同期というか、同士のような感情を手前勝手に抱いていたりしているので、ようやく実際にご対面できて、感慨無量で、ついついおしゃべりし過ぎてしまいました。
是非、今後共、日々のお仕事のみならず、より良い工房家具業界をカタチづくる為に、増々切磋琢磨していきましょう。
そして、福岡市内のお客さまのお宅へ
以前、制作させていただいたトチの一枚板のテーブルが、良い感じで使い込まれて、日焼けして経時変化の顔を見せて迎えてくれる。
今回、椅子を制作させていただいたことで、あらためてダイニングセットとなりました。
まっさらなので、今ひとつ馴染んでいない感は否めませんが、
これからまた、長い年月使い込んでいただければ、同じ様に良い感じになって馴染んでくるでしょう。
で、戻りは、夏休み特別企画で大阪までフェリーに乗って帰る。
子ども達もはじめてで、自分も子どもの時以来だったので、
クルマでフェリーに乗り込んだり、展望温泉があったりで、終始興奮気味の船旅でした……。
今日はそんなとこ。
2007年08月08日
立秋
今晩から、福岡へ納品にでかけるので、クルマへ積み込み等の段取り。
あとは、留守の間に圧締養生しておけるよう、ヒノキの天板を矧ぎ合わせてしまう。
厚い板なので、雇いザネをニ段にして加工する。
二枚矧ぎになるので、加工や接着の工程は少ないが、一枚ずつの板自体が重いので、取りまわしに苦労する。
夏休みなので、子ども達も一緒に乗せて出発。
(思いっきり公私混同ですね……恥)
今日はそんなとこ。
2007年08月07日
その次
その次の仕事のダイニングテーブルの材料になるヒノキの材を引き取りに伺う。
厚板二枚矧ぎにするのだが、そのヒノキの盤が手持ちの機械にかからないので、その足で、近くの賃加工屋さんへ持っていく。
ぎりぎり丁度四面プレナーにかかるサイズの幅だったので、その場で加工してもらう。
ヒノキの狂いの少ない材だったこともあり、機械から出てきたときには、ワンサイクルで木端取りまで終わっていた……。
恐るべし、四面プレナー。
やはり、機械にできることは、効率では機械に軍配が上がります。
まあ、ただこれだけの機械を設置するということ自体、
初期投資とランニングコストの償却を考えると、余程のことがないとリアリティーのある数字は見えてこない。
それだけに、加工賃も時間割で単純に安くはならないのだけれど、こういう選択肢もあるということ。
ケースバイケースで、今日はそんなとこ。
2007年08月06日
つぎへ
次の仕事の検討
介護用の座椅子の試作のリファインする作業なので、
基本形状、寸法、機能を元に、歩留まり、加工方法等、実際の生産により近いデザインに落とし込んでいかなくてはならない。
これは、なかなか手強い……。
夜は、『泉州うんちくの会』のミーティング
三歩進んで、二歩下がっても、一歩進めば良しではないかな……。
(そんな悠長なこと言ってられるのか。)
今日はそんなとこ。
2007年08月05日
グループ展の打合せ
『木の仕事の会』の10月開催のグループ展のミーティングということで、大阪市内の会場へ。
会員間の温度差の違いというか、ギャップへの違和感が高じて、
ちょっとエキサイトしてしまい、話し合いにあるまじき態度をとってしまって
反省と自己嫌悪……。
大人の態度というか、
こういう場面でも良い振る舞いができるようにならないといけません。
より良い展示会にしたいという気持ちが強く先走っても、理解を得られず反発を招いては、なるようにもならないですし……。
『木の仕事の会』として、プロの集団として、伴った展示会になるように、事務局として準備にあたらせていただきたいと思います。
で、まずは、決まっていることからですが、ご案内させていただきます。
木の仕事の会グループ展◆木の仕事展
<日時>
10月16日(火)~24日(水)
12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
<場所>
ギャラリー キャナル長堀
〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-11-14
TEL&FAX:06-6251-6198
<出展予定者>
浅野紀子、池田耕太郎、賀來寿史、谷口裕司、谷本裕、谷山勉、津田佳恵、豊川忠宏、名嘉眞正、西尾吉世、服部篤、松下由典(五十音順/敬称略)
……です、
今日はそんなとこ。
2007年08月04日
ひと段落
座板にワックスを塗ってようやく完成です。
夜、夏休み映画鑑賞第二弾ということで、今度はフウタと二人出かける。
しかし、あの理不尽な変形をする『トランスフォーマー』が実写になるとは、よもや思いもしませんでした……。
特撮世代で、宇宙人とロボットと怪獣映画ファンの自分は、単純に楽しませていただきました。
今日はそんなとこ。
2007年08月03日
コマ
といっても、くるくる回すコマでなく、座板とフレームを留める為の部品
詳しくは、「駒留め、コマ留め」等々のキーワードで検索していただければ、詳しい解説をされたサイトに辿り着くと思いますので、そちらをご参照ください。
で、その木駒をつくる。
木取りの時に気をつけていることは、
基本通り、板目(というより、できるだけ横から見て正柾に近い)で、なるべくおとなし目だけど、強度のある材ということ。
小さい部品なので、いろいろ気をつけて加工していく。
そのコマで、フレームに座板を取りつけて
塗装まで。
今日はそんなとこ。
2007年08月02日
座板
ひと通りカットした材をフレームに置いて、一望する。
座板のカタチが前に出すぎるのは、耳付の板という性格上、一枚ずつ個性があってしかりで、わかってはいることなのであるが、逆にそれが数脚並ぶことで単調に見えてしまうきらいがあり、
また、フレームとの整合性というかデザイン的な統一感も足りないように感じ、椅子を眺めながらしばし悩む。
ひとつこれという案が浮かんだので、無望にも、ぶっつけ本番で加工しながら、適切な角度を導き出す。
ここまできたら、どうにかしてでも最適解に辿り着いてこそ……。
あとは、
木口を削って、耳の部分を整えたり、補修が必要な部分は補修をして、仕上げにかかる。
ここまできたらほぼ完成。
今日はそんなとこ。
2007年08月01日
葉月
ムラ取りの済んだものから、手ガンナで中仕上げしていく。
厚みと面ができたら、木口をカットして、フレームに合わせて、長さとカタチを整えていく。
今日は、早めに仕舞って、リツキと映画を見にいく。
夏休み恒例行事という訳ではないが、なんかそのようなことになっていて、今年は、二人とも別の映画を見たいというので、ひとりずつ対応する。
おとうさんは、違う映画を2本見れるので、一挙両得……?
いえいえ、できれば、同じ映画一回のほうが、こちらは都合が良いのです。
大人の事情というやつですが……。
今日はそんなとこ。