ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

« 2007年03月 | メイン | 2007年05月 »

2007年04月30日

ゴールデンウィーク

とはいえ、仕事モードへ戻らないといけないのですが……。

いろいろとございました……。

そして、なにごとも勉強でございます……。

今月はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月29日

『木の仕事の会』の定例会

大阪市内靭町での『木の仕事の会』の定例会へ

参加者は、毎度の通り、少数精鋭……。

リニューアルするサイトの概要を説明させていただく。

基本的な方向としては、
会員の皆さんにIDを発行して、全員が記事を投稿できるようにし、各々、展示会や、新作の発表等の広報、また情報の公開ができるようにして、
個々でサイトをお持ちの会員のかた、またそうでない会員の方にも、ここをポータルとして活用していただければ、このサイト自体もコンテンツを蓄積していけるのではないかと目論んでいる。
ある意味、ニュートラルであり、限定的な分、それは「あり」ではないかと考えている。
投稿の方法等、ご不明な点がございましたら、サポートはさせていただきますので、お気軽にお声をお掛けください。

夕方帰って、唯一のゴールデンウィーク企画『ゲゲゲの鬼太郎』の映画へ子ども達と。
(なにかと水木しげる……、あくまで妖怪好きである……。)
基本、お子様向けなので、細かいことは抜きにして楽しむ方向であるが、敢えていえば、
猫娘は彼女がもっと旬な頃(まあ言えば、なっちゃんだった頃かな……)にさせてあげたかったと思うのは自分だけではないだろう……。(大きなお世話も、お世話なことだ……。)

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月28日

そして今日も

明日の『木の仕事の会』定例会でお披露目できるよう、最低限の体裁に整え、名簿等のデータの移植の途中……。

で、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月27日

引き続き

“これ”と格闘中なんですが……、

夜、『丸一木工所』の谷本さんと八尾の家具屋さんへ定例でお伺いする。

話す内容は、ほとんど雑談であるが、そんな中からなにかヒントを探す。
ひとつ広がりそうな種が見つかりそうなので、そろそろ、なにかやってみるモードへ移行したい。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月26日

cssと

格闘中なんです……。

『木の仕事の会』サイトリニューアル中!!
現行のサイトの体裁を極力残しつつ、ブログベースのサイトに。

格闘中!!

……今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月25日

自然素材を考える会 他

お昼過ぎ、『丸一木工所』谷本さんと合流するのに工場へ寄って、お仕事を少し見せていただいて、谷本さんのおつき合いのある突き板屋さんへ案内していただく。
こちらで“いろんな木の積層材”のことで、相談にのっていただき、唐突で突拍子のないことにも関わらず、親切に色々教えてくださり恐縮。

その後、空堀の『萌』へ向い、『men at work』関山さんのお店へ。
道程の関係で(単に要所要所時間を食い過ぎているだけ……)、到着時間が遅くなってしまったので、チラ見させていただき、そのままその足で、関山さん達のグループ『ふしみの芽』主催の「自然素材を考える会」の会場、北浜の伏見ビルへ向かう。

『Livos』の日本代理店の『イケダコーポレーション』の方が来てのことなので、如何せん、お取り扱いの商材のお話がメインになってしまうことは、まあ致し方ないこととして、このかたのキャラクターのほうが、なかなか感じるものがあった。

一概に自然塗料といっても、大雑把にいえば原材料的にほとんど似たようなものともいえるのかもしれないが、伊達にシェアを分け合ってないだけあって、それぞれ、微妙に成分やレシピのコンセプトが違ったりするので、このあたりは、他の塗料も含めて、適材適所、使い分けができるような、知識と情報が必要になってくる。

今回、初めて伏見ビルの中をみるが、なかなかいい感じの狭さ加減で、椅子だけをちょこっと並べると間がすごくいい感じになりそうな予感。

緊急告知!!
<木のある暮らしの中の椅子展>
6月8、9、10日(金、土、日) 伏見ビル3Fの23号室にて開催!!

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月24日

尾崎っぽく

この俺がどこへ向かっているのかなんて聞かないでくれ。

もはや、一番わかってないのは本人なんだから……。

……なんてことは、なくって。(ほんとか?)

ただ、その方法として、今のやり方でどうなのか
と、現実、今の仕事できてなさ加減は、いよいよヤバいということは、気がついてるんだけど……。
あいかわらず自己管理のほうが。(これは永遠の課題か!?)
どうやら、自分に必要なのは、腕のいいアシスタントと共に、マネージメントしてくれる監督というかビジネスパートナーということか。
それじゃあ、まずはそんな感じの三人体制でいきますか……。
ということで、引き続き、いい人募集中!!

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月23日

お門違い

復旧のついでといってはなんだが、

昨今のweb2.0だかなんだかで、フレームを利用したままの現状のサイトは、検索エンジンのランキングによろしくないというので、ブログサイトという方向でどうにかならないかと、もうずっと模索中で、
『木の仕事の会』のサイト担当ということで、今週末の定例会でのお披露目もあるしで、

“Movabletype”よりカスタマイズしやすいらしい“Wordpress”や、なにやらいろいろできるらしい“Xoops”というのを試してみる。

ひと昔前の“Movabletype”と比べると、サーバーへのセッティングは、思ったよりあっさりとできるのであるが、

レイアウトの変更やらは、やっぱりcssの知識が必要で、これがあいかわらず妙に苦手意識があって、どうやらこちらは思った程一筋縄ではいかないらしい。

にしても、ほんと、そろそろ手を動かさないと、いろいろ差し支えますって……。
まったく冗談抜きで、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月22日

浜田学級の日

ということで、
早朝より、『虹紙製作所』和田さんご夫妻をピックアップして、滋賀県米原の『浜田工房』へ。

今回より、和田さんと一緒に基本の椅子の課題に取り組む。

まずは、原寸図を描くことからはじまるのであるが、
宿題に、浜田先生からの送っていただいた図面からシナ合板に原寸図を描き起しておくことになっていたのであるが、すっかりCADに馴れてしまって、制作用の原寸図というものを描いていなかったので、ニ方の転びの傾斜を起した現物合わせの図を描くと思って頭がこんがらがってかえってトンチンカンなことをして結局描けずじまいの落ちこぼれ。

描き方の要領を教えていただき、原寸図を描いていく。
今回、必要なのは、側面図と上面図で、そこから現物合わせで寸法を取っていく。

今回もいろいろすごいレベルの普通の話を伺ったのですが、
(相変わらず手を動かしているより、口が動いているのです。)

特に椅子制作の実務的に直結したことでは、
ホゾの長さとホゾ穴の深さの関係というお話がありました。

ホゾ穴の底とホゾの先にはノリを利かす
要するに、ホゾはホゾ穴に対し全部の方向からノリを利かせるということで、
その為に有効なホゾ先とホゾ穴の間(いわゆるホゾ穴の逃げ)は1mmなのだそうです。
それより深いと、ノリが乾燥で収縮してしまい利かないそうです。
(目痩せの少ない充填性の高いノリですと、少し条件は変わるかもしれません。)

あと、通しホゾにする場合は、穴が包み型になっていないと吸付かない。etc……

余談ですが、たまたま応募した『ハンズ大賞』でハンズマインド賞に選ばれたそうです。
そういえば、昨年11月に伺った時に、これ制作されてました。

次回は、浜田由一氏の真骨頂、椅子のモデルの制作を学びます。
今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月21日

混乱の最中に

昨日からの混乱が続く中、復旧作業に四苦八苦してしまい、

『家具の音楽』名嘉眞さんの京都の展示会での道具で遊ぶイベントを泣く泣く詫び詫び断念して、

『Hobo's Wood Working』中村さんの神戸のギャラリー『bouquet de joie』で開催中の展示会へ『Jクオリア』の松下さんを誘ってお邪魔させていただく。
中村さんの丁寧につくり込まれた椅子の背あたりの良さに少し嫉妬。
(まぁ、本当にお邪魔どころか、お茶を濁しに伺っただけで申し訳ございません……。)

そのあと、大阪市北区にある『木工屋』さんのギャラリー『GALLERY BOSCO』木工教室の生徒さんの作品展のどさくさに紛れ、ご訪問させていただく。
リンクさせていただいたりしているので、ちょこっとご挨拶させていただいて、ちょこっとお話しさせていただく。
増々のご活躍に、少し焼きもち。
(久しぶりに自分が人見知りだったことを思い出しました……。)

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

気持ち切り替えて

なにやらばたばたと。

タマナ再びで、丸太部分への脚部の取り付けをどうするか……、

タマナでまたまた悩む。
今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月20日

楽屋裏で、しっちゃかめっちゃか

新規のレンタルサーバーと“kinokoubou.com”ドメインを対応させるのにDNSがなんたらかんたらで、その設定を変なことにしてしまい、
既存のサーバーにあるメールサーバーにアクセスできなくなり、昨晩からこっちメールがチェックできず、そのうち、サイトの表示のほうも、一部不具合がでてきたりして、一日気もそぞろで、もうしっちゃかめっちゃか……。

その上、サーバー容量肥大の原因が、MovableTypeの“db/tbping.db”というファイルが原因ということがわかり、とにかくと安易に削除してしまったが為に、今度は“diary”の表示がおかしくなってしまって、これまた輪をかけてしっちゃかめっちゃか……。

復旧できずに、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月19日

フウタの誕生日に……

先日、長野の巨匠、谷進一郎氏から、わざわざご連絡をいただき、門真市に納品にいらっしゃるということで、
先だって4/12にお邪魔させていただいた『櫻井銘木店』でご手配された材ということもあって、もしよければ見にきませんかと、お声をお掛けくださったので、もしも、ifもなにも、これはなかなか無い機会、是非にと納品の現場へ伺わせていただく。

予定より、少し早めに大阪に入られたので、自分も時間を合わせて現地へ向かい、謎の喫茶店で、お茶をいただながら、お話をさせていただく。
自分達が『木の仕事の会』の活動をしていることにも気を掛けてくださり、このような会の中では、日本でも有数と恋いこがれている『信州木工会』の記念誌を参考にとくださったり、うちの子どもへとお菓子のお土産をくださったりと、
自分からすると、このようにお声をかけていただくことですら、すでに恐れ多いことであるのに、それにも増して恐縮しきり。

そんなところで、こんな機会を独占させていただくのも欲が過ぎるので、いつものお礼に声を掛けていた『Jクオリア』の松下さんと合流。

テーブルの納品はマンションの二階で、スタッフの方とお二人だったので、少しはお役に立たねばと、お手伝いさせていただく。
納品自体は、自分のお仕事でも、様々なパターンを経験しているが、やはり、桁がひとつ違うであろうものだけに、普段以上にまして、また違った気を使いながら。
diary070419.jpg
本当に勉強になりました。

その足で、日曜日の浜田学級の課題で使うホワイトアッシュの材を『木の仕事の会』に参加いただいている『乾材木商店』の乾社長にお願いして、南港平林の木場へ引き取りに行く。

平林の橋の角で、なぜか門真で別れたはずの松下さんとクルマで行き違い、近くで知人が製材しているからと声をかけてくれたので、それを見に少し寄り道。(スミマセン、お待たせしているのに……。)

乾社長というかたも、関西近辺の個人家具工房をほとんど顧客として細かく網羅されているといっていい程のかたで、それ故に情報も沢山お持ちで、お話につきない。

……なので帰るのが、少し遅くなったのです。
もう、10歳ですか、
ほんと、なんがかんだいってる間に、あれから10年なんですね……。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月18日

レンタルサーバーですが……

3月に50MB容量が増えたはずのレンタルサーバーの容量が、なぜか、もう一杯になっている。

ついこの間まで、その50MB少ないところで一杯だったけど、増量されてから別段そんなにデータをアップした覚えがない

訳わからない……。

というより、どっちにせよ150MBぐらいの容量でどうこういっていても埒があかないし、
今は、同じぐらいのコストでもっと大容量でレンタルサーバーを借りることができるので、
いよいよそうすることにして、手続きをする。

ドメインのことがネックになりそうだけど、
まあ、なるようになるか……。
今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月17日

業務日誌

気持ちが路頭に迷い気味、
まとまったプランから図面を仕上げて、制作モードに切り替えよう。

夜は、『泉州うんちくの会』
宿題になっていた個々のプランを発表する。

どうも、コンセプトの時点から抜け切れなくて、
トンチンカンで、
全体の流れに噛み合いきれていない感じ……。

……今日はそんなとこ。


投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月16日

Afterhours store

パンとケーキはいずれ自分の仕事の中に、と予々夢見ている(要するにいづれ純喫茶ギャラリー“木の工房KAKU”を……という)自分といたしましては、お菓子やさんのお知り合い(お知り合いの奥さまがたまたまお菓子やさんだったのですが)ができたことは、すごく嬉しい出来事だったのです。(まあパンやさんのほうは、程々でいいですが……笑)

そんな、“from room”仲間の『Afterhours』横田さんが、奥さまの焼き菓子を販売されるWebショップ『Afterhours store』を、
将来の目標への第一ステップとして、本日4/16にオープンされました。

diary070416.jpg

もういっそのこと、
sonoさんのパンとか、隊長の焼き菓子とか、マグは80mmでとか、
木の器はMWCでとか、
他力本願でなんとかカタチにしてしまおうかなんて……、
まあ、テーブルと椅子ぐらいはうちのを使わせていただいて、ゆったりといい時間を過ごしていただく。

なんて、
そうなると、美味しいコーヒーを入れてくれる、渋いお髭のマスターもいてもらわないといけないか……。

そんなことを思いながらのインスタントコーヒーがぶ飲み生活も、カラダのことを考えるとそろそろかな。
タバコはまったく吸わないし、お酒も程々なんだけど、インスタントコーヒーだけは、日にどれだけ飲んでることか……。

ともあれ、“Afterhours store”ともども“木の工房KAKU”を(あれ、これは逆かな!?)
今後とも、ご愛顧の程、どうぞよろしくお願いいたします。

って、誰の日記なんだか、な、今日はそんなとこ。
(人の褌で相撲を取っただけじゃないの?)

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月15日

なんやかんやの日曜日

まずは、『虹紙製作所』和田さんご夫妻をお迎えに、その足で、堀江の『D&DEPARTMENT』へ向かい昼食。

そして、篠山の『家具工房GAKU』の中村さんのグループ展“すろり展”を見に、京町堀の『A&C GALLERY#1』

会場で中村さんと久しぶりにお目にかかり、お話をさせていただく。
そこで、ご一緒に出展されているガラス作家の中島沙知さんの吹きガラスのグラスを購入。
一昨年のクラフトフェアで、家族四人それぞれに選んで使わせていただいていたうちのリツキのグラスが割れてしまっていたので、その補充分。
中島さんとも少しお話をさせていただく。
チャーミングな方がつくるチャーミングなコップ、愛用させていただいてます。

そして、“form room”のミニ勉強会にお邪魔する為、北区中崎にあるカフェ『太陽ノ塔』へ。
顔を出すだけの予定が長居し過ぎて、そこから急いで京都へクルマを走らせる。
向かうは、『家具の音楽』名嘉眞さんの展示会の会場、二条にある『Window Gallery Oct』
壁面いっぱい小抽き出し、の筈ですが、ちょっとまだ工事中、オープンラックの部分が残ってます。
会期中に、リアルタイムに埋まっていくとのこと、日々変わっていく姿、それもまた楽しみ。完成型もまた楽しみ。
21日には、イベントもありますので、是非、お足をお運びください。

そしてそのまま、お茶タイム、皆それぞれに思うこと有り。

帰り道、私事でひと騒動。
ちなみに筆の話は、内輪だけの胸の内のつもりだったのですが……。

なんやかんやの今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月14日

パスです

連絡メールとか、事務メールとか、確認メールとか、スケッチを送ったぐらいで、

パスしたくなるぐらい、
そんな、なにもできていない一日です。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月13日

で、

昨日は、まるまる一日留守にしたので、その皺寄せ他。

ほんと、カラダひとつってのも、限りがあります……。

それでもやらないと、どうにもならない訳ですが……。

腕のいいアシスタントみたいな人、良いご縁があれば募集中……。
な、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月12日

材木三昧

深夜より岐阜へとクルマを走らせる。
未明、あまりの睡魔に少し仮眠をして、
集合時間の午前6時、岐阜県各務原市の『岐阜木材団地』内にある『平野木材株式会社』にて『木の仕事の会』のメンバーと合流する。

今回の企画の参加者は、今回の企画をご提案くださった『木工房ろくたる』服部さん、『木工屋みしょう』はやしさん、『木工房またに』若森さん、この春、守口技校を修了された津田さん、と自分の5名。

自分は、こちらの市に来るのは初めてで、広い土場に丸太に、製材品、一枚板と、見渡す限りの材が置かれ、自分の予想を上回る量の材が出品されていて、驚かされる。
良材が少ないといっても、こんなのがと思うような材も複数みられた。

こちらの材木市は、材木屋さんに限らず、制作者のみならず、アマチュア木工家や一般の方々に対しても広く門戸を開かれており、一見しても様々なプロフィールとお見受けできる方々が、買い付けに参加されている。

ただ、こちらで入手できるのは、ほとんど生材なので、乾燥、保管のコスト、乾燥に伴う変形や割れのリスクを考えると、市場価格と単純比較しての、如何にこの価格とはいえ、場の空気に飲まれない思慮深さと、経験、直感、そして勝負強さをもって向かわれることがお薦め。
ということで、そもそも軍資金すら用意できない自分は、ぐっと生唾を飲みながらあえて見るに徹することにいたしました。

それより、顔なじみの材木屋さんや、著名な銘木屋さんも数名いらっしゃって、
そういった材木屋さんが、どのような目線で木材を選んでいるのか、その選美眼を垣間みられたことのほうが、学びになったと思います。

お昼過ぎ、製材品の市が終わり、その足で、岐阜市内にある、かの『櫻井銘木店』へ伺わせていただく。
『櫻井銘木店』といえば、故、早川謙之輔氏をはじめ、巨匠、著名な木工家の方々が材を購入される、自分の様な一介の制作者にとっては、なかなか敷居の高く感じられる憧れの材木屋さんである。

さすがともいえるストックと、人あたりのやさしいご主人に、感動し、
また、ちょっとした面白い出逢いもあり、これだけでも今回は足を運ばせていただくだけの価値がほんとうにあった。

その後、自分の材料の仕入れのこともあり、折角なので、ご紹介させていただくという意味もありで、同じく岐阜市内の『上杉材木店』へ。

木という、一見するとどこで買っても同じと思われがちな材も、やはりお店の色があって、それぞれの目利きでの品揃えであり、またそれに、社長さんや、担当してくださる営業の方のお人柄ということも、多いに関係してくるものだと思う。

ひとつのお店ですべてが賄えるとそれに越したことはないが、得手不得手があってしかりであるし、
購入する我々にとっては、それぞれの持ち味を理解することが、うまく良いお買い物をさせていただくコツというか、
またそれも、自分達の技術のひとつになるのかもしれない。

こういうお店があるというのは、制作者にとって、本当にありがたいことで、もう少し近ければそれに増してもっとありがたいと思うのは、ちょっと欲が深すぎるか……。

そういう意味では、市でご一緒させていただき、色々アドバイスいただいた、『木の仕事の会』にも席を置いてくださっている『丸ス松井材木店』の松井社長も、そのお人柄をうかがうにつれ、是非一度、お店のほうへもお伺いさせていただきたいと思います。

今回は、良い機会をご提案くださった服部さんをはじめ、会の皆さま、ありがとうございました。
情報収集や、市場の材の状況を生で知る為にも、今後も機会があれば足を運びたいと思います。

ということで、材木三昧の今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月11日

今日もまあ、普通か……

午前中、カミさんの検診に付き合って(ちなみに順調なようです。)から、地元カフェ『つろぎ』でパフェを食べながら、このところの自分の考えていることを少し話す。
この複雑な心境、果たして理解していただけたのだろうか……。

サイトの更新を済ませたかったのだが、
明日、『木の仕事の会』のイベントで岐阜の材木市へ出かけることになっており、
朝の6時現地集合ということで、夜中2時半にここを出なくてはいけない為、椅子ででも少しは仮眠をとっておきたいので、タイムオーバー……。

岐阜へ向かってクルマを走らせ、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月10日

ふつうの一日

お仕事、ケヤキのテーブルの脚と、タマナのローテーブルのプランを考えたり、
サイトの更新のことあれこれ。

夜は、『樹望塾』

お題は、「漆の四方山話」
講師は、漆屋ドットコムこと『賀名生漆工芸』の加藤秀三さんというかた。

漆屋さんの漆のお話ということで、
お仕事の精製についてはのみならず、
漆の歴史考から、はては、亀の甲の化学式のお話まで、
まさしく四方山話で、多岐にわたって大変興味深く拝聴させていただきました。

漆については、これまでも、掻く人、塗る人と交流させていただき、今回、精製して売る人とお知りあいになる機会もいただきましたが、なんだかんだといって、見聞広めるばかりなので、そろそろ自分でかぶれてみないといけないようです。

なにか自分の胸の中の片隅ある工芸的なモノづくりに対して意地を張っているような、なにやらモヤモヤした感情も、別段それが良いことをもたらしそうにもなさそうなので、そろそろ卒業、決別して、素直に自分のお仕事の仕上げ塗料のひとつの選択として漆という素材に目を向けても良い頃会いかもしれません。
なんて思う、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月09日

祭りのあとの静けさ……

という程でもないが、粛々と日常業務。

次のお仕事のプラン等を考えながら、

かといって、さくさくと進むでもなく。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月08日

桃のお花見

例年恒例行事のアトリエのお隣の桃畑のお花を借景にしてのお花見会。
昨日の雨で、少しお花も散ってしまいつつあるようですが、そこそこ良いお天気に恵まれました。

お陰さまで、いろんな経緯でご縁のある方にご参加いただけたのは、本当にうれしくて、ありがたかったです。
ただ、皆さん同士は、ほとんど初対面のかた同士ということもあり、まったりと流れのままにはじめてしまったこともあって、当初、お見合いのような微妙な空気(って、一応、カミサンとは大恋愛の末、結ばれましたので、お見合いをしたことはありませんが……)になってしまいましたのは、自分の盛り上げ力不足が否めず、申し訳ありませんでした。

まあ、一芸披露したり、そういう主旨ではないので、逆に妙に盛り上げることないかとも思ったりする訳ですが、時が経つにつれ、ぼちぼちと場の空気も温まってきて、追々、それぞれ適当に和やかな感じになってきたのではないでしょうか。
話の流れから、突然、火おこしをしてみようと思いつきで動き出した途端、一致団結しだしたのは、人は目的を持つとより繋がるということがよくわかって、面白かったです。

より詳しくは、“form room”繋がりで、メガロポリス宝塚からお仕事上がりでわざわざ駆けつけてくださったパン屋のsonoさんの妄想日記07.04.08の項をご覧ください。
ちなみに、和泉市じゃなくて岸和田ですから。(まあ、どちらでも似たようなものですが……。)

という、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月07日

ただの日記

サイトの更新はなかなか……。

お昼から、ケヤキの一枚板の天板にあわせるテーブルの脚を制作させいただくお宅へ、打合せと板を拝見に伺う。

夕方、車検に出していたクルマが戻ってくる。
うちのクルマは自家用小型貨物なので、毎年車検になる。
ちなみに登録丸4年、まだしばらく長距離を走ることが多いと思うので、ここの経費は怖くて渋れない。
(納品の途中でカートラブルとか、考えると……。)

新学期の準備の買い物に出かけないといけないので、少し早めにしまって、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月06日

“たまな”???とか

お客さまから、ローテーブルへの加工依頼とともに、お送りいただいた半割の丸太材を開封する。
“タマナ”という小笠原産の樹だそうです。
南洋材によく見られる交錯木理ですが、刃当たりはそんなに悪くない感じです。
とにかく、名前を聞くのもはじめてなら、見るのも触るのも、もちろんはじめて。
珍しい材なので、なるべくこのままのカタチをうまくアレンジするのが良さそう。

夜“じぶんちショールーム”に『men at work』の関山さんが、近くの現場の残工事ついでに寄ってくださったので、今度、展示しようと思っている椅子を見ていただく。

その後、堀江の『D&DEPARTMENT』へ、社会人一年生の心の声に応えに、井本さんを道連れに出かける。
デザイン系の学生が、企業に入ると、一般の学生とちょっと違った洗礼を浴びてしまうので、気持ちはなんとなくわかる。
それでもまだ一週間、ありきたりだけど、同じような身の上の方には、社会と自分の良い関係を見つけてほしいかな。

それとは話がまったく変わるが、先日、『D勉強の会』の後、お食事会をご一緒させていただいたこちらの店長さんが、井本さんと自分を見て、すぐに「先日は……」とわざわざご挨拶くださったのが印象的で、きちんと覚えてはるんやと、接客業とはかくあるべき、ここが腰が落ち着いて居心地が良いのはそういうことも含めてなのだと、あらためて学ばせていただいた。

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月05日

まさに無題

鳥取紀行からの朝帰りです。

次の仕事へのあれこれ段取り、ここの更新もしないといけませんし……。
回ってません、回ってません。(って、さんざん遊んできた人の口から出て良い台詞ではありません!!)
今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月04日

春休み鳥取紀行

ということで、妖怪好きのフウタが前々から行きたがっていた『水木しげる記念館』『水木しげるロード』のある鳥取県境港へリツキと男衆三人小旅行に出かける。(どうしてカミさんがお留守番なのかは、知る人ぞ知るところ……。)

折角なので、日本海側を走り鳥取砂丘を回って帰るルートをとって、
途中にある北栄町というところで地元出身で“コナンくん”で有名な漫画家にちなんだ『青山剛昌ふるさと館』『コナン通り』に立ち寄ることにする。

こちらは、というか、いずれにせよ本意ではないのであるが、リツキがお兄ちゃんの希望で行き先が決まっているのがあれで、前日になって行き渋っているので、ご機嫌取りというか、まあ、あれなので、急遽、鳥取の観光案内等を調べてみると、丁度いい位置に、丁度いい餌が落ちていたという感じ。

どっちにせよ、楽しむ時には楽しむほうが得なので、そのコト自体を楽しむ方向に捉えて、
境港では、地元でもボリューム満点で有名らしい漁港にある魚料理のお店で、大人も楽しむ。

あれこれして、日没前に鳥取砂丘まで走ることができた。
一日、あいにくの雨模様であったが、行く先々で、タイミングよく止んだり、小降りになったりして、砂丘でも、しばし雨が止んで、風紋はさすがに見られなかったが、曇り空を分けて、沈む夕日の幻想的な風景を見ることができた。

帰り道、兵庫県へ抜ける戸倉峠で雪に見舞われ、鳥取側は、融雪装置で路上に水が撒かれていたので、ちょっと安心しながら走っていたのが大間違いというか、迂闊であったというか、まったくの油断で、
峠の頂上、県境になる戸倉トンネルを抜けて兵庫県側に出ると、一面真っ白、除雪する程の雪ではないのか、鳥取側にあった融雪の設備も見られず、なんの気休めもない状態であった。
除雪されていないということは、走れないことではないと思い、躊躇しながらも兎に角クルマを出してみる。
出始めのこともあり、焦ってブレーキを踏んでしまって、お尻をふって一瞬ひやりとするが、なんとか持ち直し、これはヤバいと思い、その後は、オートマのセレクトレバーを“L”にし、エンジンブレーキをきかせ、逆にアクセルを踏みながらゆっくりと半泣き状態で峠を下る。
前に大型のトラックが走っていたので、その後をなぞって走れたのが、不幸中の幸いであった。

雪が見えなくなり、ホッとひと息ついでに、道すがらの温泉で冷汗を流す。

予想外の雪道走行で余計に疲れたことと、中途半端な時間に家に帰るのもなんなので、途中、車中泊し明けがた走って帰ることにして、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月03日

今日は悶々と

ひとつ仕事を終えたら、さくさくと次の仕事に取りかかれる段取りになっていないとちょっとまずいわけであるが、そのタイミングを逃してしまっている。
仕事は無いわけじゃないが、タイミングが噛み合ってなくて回しきれてない感じ……。

ラフスケッチ(っていうか、落書き以下だな……)をメールでお送りして
diary07040401.jpg

今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月02日

戻ったその日は

早朝、クルマを走らせて、そのままアトリエへ戻る。

お疲れ気味でもあるし、ちょっと気持ちの切り換えも……。

取りあえず、フォローのメールをお送りして、次のお仕事のプランにかかりはじめる。

で、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

2007年04月01日

2007/卯月 納品紀行

午前中、千葉市内のお客さまのお宅へ、オーバルテーブルの納品にお伺いする。

かのYチェアとの共演と相成りました。
diary07040101.jpg

こういう場合は、意識していないというと単なる強情ッパリで嘘になってしまうので、あえてお話させていただきますと……、
正直、やっぱり意識はするし、この椅子に見合ったテーブルをつくらせていただきたいという身の程しらずの意欲も湧いてくるところが、制作者としての本音。
その上で、名作椅子に対し素直に敬意を持って、競演を挑むのではなく、共演させていただけることをも喜びながら、普段通りを発揮した自分の仕事をさせていただく。
ともあれ、お客さまに喜んでいただくことが最善。
ということでこのオーバルテーブル、どのように映っているでしょうか?

その後、代官山へ向い、『ギャラリー無垢里』での『Studio Y.E'S』石塚えみこさんの展示会にお邪魔させていただく。
そこで、石塚さんのお仕事仲間の『スタジオ ママル』浦野伸也さんという方とお名刺を交換させていただく。

そして、代々木八幡のカフェ『タールム』で“form room Tokyo”の『80mmのお引き渡し会』へ参加させていただく。ちなみに“80mm”とは……。
メンバーの皆さんとしばしご歓談させていただき、皆さんとお別れした後、
秋田先生を独占させていただき、桜満開の代々木公園を通り、今旬の『東京ミッドタウン』を横目で見ながらドライブし、『CAFE246』でお茶をいただく。

そして、昨晩の逆のスケジュールで大阪へ戻る。
あれこれ盛りだくさんで、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 23:59 | トラックバック

 

■木の工房KAKU■
e-mail : kaku@kinokoubou.com
All Rights Reseved,Copyright Woodwork studio KAKU

[home >>]