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2007年03月31日
月末です、年度末です
完成したオーバルテーブルを、明日、千葉へ納品に伺う段取り。
今回は、久しぶりの単独走行になるので、
夜から夜中まで走り、途中、適当なところで車中泊して、早朝から目的地まで走るという体力温存型、保守的パターンの予定。
なので、天気が崩れる予報がでているので、早めに積み込みを済ませる。
ということで、今月はそんなとこ。
2007年03月30日
“木のある暮らしの中の椅子展”……なんちゃって
大詰めで、テーブルトップの仕上げ。
お昼過ぎ、『men at work』の関山さんが、お仕事の途中に寄ってくださった。
色々、輪を持っていらっしゃる方で、ここからもまた輪が重なりそうな予感。
お話の流れで、まずはなにか手はじめにということで、
5月に伏見ビルの一室か空堀の『萌』の『men at work』のお店のどちらかで“木のある暮らしの中の椅子展(まったくほぼでたら目にちかい仮称です)”をさせていただくことを急遽決定いたしました。
といっても、“じぶんちショールーム”にある椅子を並べて、どちらかというと、お顔あわせのきっかけをつくるような感じですが、それでも、なにか面白いことにしたいと思っています。
今日はそんなとこ。
2007年03月29日
続きの仕事
甲板の仕上げにかかりだす。
まずは、オーバルなので、側面の半円を小鉋と南京鉋でルータで下加工したラインを整える。
南京鉋は、先日2/4の浜田工房での南京鉋講習会で制作したもの。
これはほんとにバランスが良くて使いやすい。
そして、裏側から、鉋仕上げをしていく。
最近、仕上げ削りに台を短くカットした平鉋を使っている。
考え方としては、
木工機械で出した面を基準として、すべての加工をしている中、
仕上げ、組立てまでの間に、管理に気を使っていたとしても、多少、反りがでてしまったりすることは、実務的なことからいえば正直否めないところで、その状態のところへ、鉋をかけて、かかりにくいところを追っかけて新たに鉋の台なりの面をつくってしまうことは、はたしてどうなのだろうか。ということに帰因している。
そういう意味で、
どちらかというと、その面なりにコンマゼロ数ミリを削り取っていく作業に専念するほうが、元々のカタチを崩さず、組立て時にも不具合が少なくなるのではないだろうか。
本来の台鉋のあり方からすると、邪道といわれるのかもしれないが、実務的にこの考え方も有りではないかと思う……。
メープルの鉋仕上げはツルツルピカピカになるので美しい。
今日はそんなとこ。
2007年03月28日
仕事の続き
まだやってるのかという声も聞こえそうですが、テーブルの脚の続き。
部材を鉋で仕上げ削りをして、組立てにかかる。
今回は稜線を少しやさしめの手触りに、1.5Rぐらいの丸面になるように小鉋で削って仕上げる。
ハタガネは、仕口を締め付けて組立てる為の道具ではなく、組んだ胴付が離れないように圧締する為の道具という、コツに倣ったホゾとホゾ穴の嵌合度にすることで、随分と組立てがすんなりといく。
今日はそんなとこ。
2007年03月27日
……
自転車の前ブレーキのワイヤーが切れてしまったので、久しぶりに徒歩で犬の散歩。
自転車にしてから久しく通らなかった裏山の溜め池の脇のヤマザクラが満開なことに今更気付く。
ふと見れば、桃畑も早いところは、花が咲きはじめている。
こういう身近なことに気付いていないということは、いろんな意味で余裕が無いということか……。
きっと、もっと気付けていないことがあるのでしょう。
気持ちの切り換えも仕事のうちなんですが、ちょっと重いというか、深いところに嵌まっている感じです。
それも己の捉えかたなのだとは思いますが……。
ちょっと悪い傾向です。
今日はそんなとこ。
2007年03月26日
“夜な夜な団”あらわる
……今日はそんなとこ。
某SNSでお知りあいになったご主人が守口の技術校の木工科のご出身で家具の制作をされているという泉州のおばはんと、この春から、和歌山の技術校の木工科へ通われる泉佐野にある材木屋さんの娘さんの泉州のおばはんが遊びに来てくださった。
ここ泉州にも、いろんな方がいてはります。
2007年03月25日
オープンルーム“積み木遊びのワークショップ”
ということで、昨晩から、秋田先生ほか、大阪方面のメンバーのお宅をクルマでまわり、
途中、力つきて車中泊しての朝帰り。
今回のワークショップは、四歳と三歳の男の子が参加してくれました。
なんというのか、自分のまわりの子ども達もそれなりに大きくなってきて、久しぶりにこのぐらいの年代の子ども達と積み木をしたような気がします。
積み木で囲んだ空間をお部屋に見立てて遊んでくれました。
夜は、きりたんぽ鍋で、井本さんご一家とお誕生日のお祝いをしていただきました。
今日はそんなとこ。
2007年03月24日
“form room osaka in KOBE”ほか……
ということで、プロダクトデザイナー秋田道夫氏の主宰される“form room”がらみでの終日。
午前中、
こちらで設計のお仕事をされている“form room”でお知りあいになった建築士の方が設計を手掛けられた住宅の完成見学会が兵庫県三田市であったので、そちらへ先にお邪魔させていただく。
女性らしい目線で設計された、暮らしとか過ごしやすさ、というのを感じさせてくれる、素敵な木の家でした。
そして雨の神戸
“form room osaka in KOBE”
北野界隈は、建築家 安藤忠雄氏が初期に手掛けられた商業建築が多く、そこを中心に散策していく。
神戸という場所は、大阪泉州育ちの自分にとっては、ちょっと出かけるには遠く、わざわざ観光にでかけるには近く、といった感じであまりこれまでご縁のない土地であったのであるが、
地元で活動されている“form room”のメンバーの方がすべて段取りしてくださっていたので、
逆に、観光ではちょっと見られないそれ以上の神戸を体感することができた。
このところ、ちょっと心のベクトルが下方を向いている時期なのであるが、ここのようにプラスのベクトルを向いた集まりに参加すると、すごく気持ちが洗われる。
ギブアンドテイクじゃないけれど、いただくものはいただいてますから。
こちらこそ、本当にありがとうございます。
今日はそんなとこ。
2007年03月23日
普通にお仕事
加工の続き
仮組して、プロポーションを確認する。
天板を仮置きした状態で、制作過程の写真を撮り、お客さまへメールで見ていただく。
そろそろ完成しないと、あまりに手離れが悪過ぎる。
今日はそんなとこ。
2007年03月22日
普通のお仕事
引き続き、脚部の加工
ホゾ穴を掘って、ホゾをつける。
単単と……。
これ、普通じゃないお仕事って……?
今日はそんなとこ。
2007年03月21日
雑感
先日の自分の誕生日に続き、
いよいよ親父も七十歳の大台に。
ここにきて、思うこと、思わされることが多々あります……。
というより、思わないといけない訳です。
焦ったところでどうにもならないとはいえ、焦りもするというものです。
そんなことをいいながら、仕事程々、家に帰って、
久しぶりに、子ども達と独楽を回して遊んだりした。
宿題をするのに、片付いていない机をみて、子は親の鏡だと、つくづく感じる。
申し訳ない……。
今日はそんなとこ。
2007年03月20日
業務日誌
お仕事は、オーバルテーブルの脚部の制作
夜から『泉州うんちくの会』のミーティング
案ずるよりはいうけれど、案外、産むのも易くない……。
色々思って動いてはみるものの、人が寄ると、趣向、利害もその人の数だけ。
かといって、やっぱりひとりが……となってしまうと、元の木阿弥。
出ると引く、人をどうこうと思うより、自分のコントロールがまずは肝心。
今日はそんなとこ。
2007年03月19日
39
誕生日でした……。
いよいよ30代も最後の一年です。
節目には節目らしく、総括と次への準備をいたしたいと心に強く誓いました。(断言です、断言!!)
そんなこの週末に“form room”いたしますので、よろしければご参加ください。
今回は、主宰であるプロダクトデザイナーの秋田道夫氏もいらっしいます。
<form room osaka in KOBE>
今回の form room は、神戸巡りです。
秋田道夫先生と安藤建築を見たり、お茶したり、
春の神戸を散策しませんか?
(雨天決行、散策場所の変更の場合あり)
◆日時2007年03月24日(土曜日 13時〜)
◆集合時間:午後1時
◆集合場所:阪急三宮北広場 (さんきたアモーレ広場)
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/83/supporter/sankita.htm
◆テーマ:神戸散策
◆参加費:¥2,000-
◆持ち物:カメラ
◆お申し込みとお問合せ:formroom大阪事務局(担当:大工)
frosaka@gmail.com
散策終了後、秋田先生を囲んでの懇親会を行います。
こちらの参加、不参加についても
あわせてご連絡をお願いいたします。
--
ということで、39歳になりたてのほやほやの自分も参加いたします。
今日はそんなとこ。
2007年03月18日
(関西の)木工会のミーティング他
ということで、
『木工会』あらためまして『木の仕事の会』と相成りまして、大きくて些細な、些細で大きい気がかりがひとつ解消されました。
で、この度、自分は、Webサイトリニューアル担当に任命され、晴れて事務局長に就任された『家具の音楽』名嘉眞さんより、展示会のDMを切手代節約の為に手渡しでいただきましたので、この場をお借りいたしましてちょっと告知させていただきます。
<百味 小箱 箪笥 展>
Window Gallery Oct
2007.4/7(土)〜29(日)12:00〜19:00
4/3(火)4(水)壁面収納棚公開取付け造作
月曜休廊 日曜最終日は17:00まで
〜 桜の下で古道具散策会 〜 4/21(土)
8:00よりフィールドワーク「東寺弘法市、古道具散策」
13:00よりワークショップ 「検証、研いでみよう削ってやろう」
古道具フィールドワークと、それを研いで使ってみようという怪しい企画。
先人の知恵、手工具を通してモノ作りについて考える場を持ちたいと思います。
参加無料 要お申し込み
三重県名張市富貴ヶ丘2-129 090-1863-2612
sinatora@asint.jp 家具の音楽製作所 名嘉眞まで
Window Gallery Oct
〒604-8381
京都市中京区西ノ京職司町8-1(千本通御池下ル東入ル)
075-813-3750
--
自分も21日に、削ってやろうとお邪魔させていただきたいと思っております。
今日はそんなとこ。
2007年03月17日
パーマカルチャー?
『関西パーマカルチャースクール説明会』というコトにいってきた。
『パーマカルチャー』については、今知ったばかりの自分がどうとも説明いたしかねるところですので、今回の説明会の講師である設楽清和氏が日本で実践されている『パーマカルチャージャパン』のサイトをご覧いただくのが一番わかりよいと思います。
文明との関わり、自然との関わり、環境、生活、経済、効率、なんやかんや……。
バランス感覚というのでしょうか、どっちにしろ、なんにせよ、行き過ぎは怖いものです。
それに、どこに立つにしろ、自分の立ち位置は、しっかりと認識しておかないといけないと思います。
まあ、ともあれ日常における邪な気持ちとのバランスをとるのが先決のようですが……。
今日はそんなとこ。
2007年03月16日
様々で散々
ちょっと余計なことして、Macのシステムを再インストールする羽目になって、てんやわんや。
うちに帰ると、ibookのハードディスクも調子悪くて、この症状はもしかして終了の兆し。
なんだかパソコンで散々……。
かといって、今のご時世、あってもらわなかなわん訳で……。
やっぱり、パソコン様々……。
様々で散々な、今日はそんなとこ。
2007年03月15日
たまの制作日誌
オーバルのダイニングテーブルを制作中。
サイズが少しコンパクトなので、正楕円だとテーブルトップの面積が狭くなってしまい、使いづらくなってしまうので、半円と四角を組み合わせた変形オーバルのカタチをとっている。
まずは四角に矧ぎ合わせたメープルの板を、四分の一の円弧をベニア板で型をつくって、ベアリングビットで倣い加工していく。
今回使ったのは、“大日商ガイドベアリング付ストレート 12×21 L40”
このぐらいのサイズのビットを使うと、32mmのメープルでも安定して切削できる。
もちろん、先に大まかに丸のこで接線を追って、荒取りしてという大前提のもとである。
ただ、それだけ万全を期していても、材に対して刃の入れかたに気を付けないと、多少キックバックをきつく喰らってしまうので注意が必要。
確かに便利な道具であるが、このあたりのメリット、デメリットはきちんと把握しておかないと思わぬ失敗や、怪我に繋がってしまう。
と、たまにはこういうことも書いておきましょう。
今日はそんなとこ。
2007年03月14日
桃畑のお花見へのお誘い
午前中、私用で外出で、お昼から、お仕事。
で、まったく話は変わりますが、ここ毎年、お花見と称して人の集う催しをしています。
人の輪と輪が重なり合って、そこからまた新しい輪ができる。
ひとつの輪に捕われないことで、いろんな可能性が生まれる気がしています。
今はまだまだささやかな輪の重なりですが、大切に歳を重ねていきたいと思っています。
<オープンアトリエ&お花見の会>
僭越ながら、春の恒例行事となりつつある、このイベント。
アトリエのある岸和田でも、この周辺は包近(カネチカ)の桃が名産で、春には、その桃畑にキュートなお花が一帯に咲き乱れます。
このあたりでは、お花見といえば、桜より桃なんです。
そんな桃の花を見ながら、皆でワイワイと交流を図りませんか。
オープンアトリエのほうも、普段、どんなところで仕事をしているのか、噂の片付いてない加減をご覧いただくめったにない機会だと思います。
年度はじめでお忙しい時期とは存じますが、よろしければご参加ください。
このお花見をキーとして、人が集まり交流しなにかが生まれるきっかけ、機会となればと思っています。
このイベントはそんな意味合いも込めておりますので、特にどなたということなくご案内させていただいております。
お顔見知りで無い方も、いろんな方と交流を持つ機会になればと思いますので、ご予定があえば是非遊びにいらしてください。
●日時:4月8日(日)お昼12:00〜
●会場:木の工房KAKU アトリエとその周辺
大阪府岸和田市山直中町180-1
●参加費等は基本的にございませんが、その代わりといってはなんですが、飲食物は各自持ち寄り&みんなでどうぞ形式とさせていただきますので、お好きなものをご持参ください。
●場所は適当にございますので、ご自由にお越しいただいて構いませんが、大まかな参加人数把握の為に、念のためご参加表明のご連絡をいただけますと助かります。
お申込は kaku@kinokoubou.com までどうぞ。
--
という主旨ですので、この日記をご覧くださっている皆さまにも、この場をお借りして恐縮ですが、お誘い申し上げます。
大阪の片田舎で不便なところですので、最寄り駅ぐらいまで、送迎もさせていただきます。
なんと申しましょうか、ここになにか感じるものがあれば、思いきって足を運んで飛び込んできていただきたいというか、そんな感じです。
自分の経験ですが、当たるもなんたらですが、まずは飛び込まないと当たらないということも、ひとつの真相な気がします。
今日はそんなとこ。
2007年03月13日
今日も一日
あれこれ、手をつけた途中になっていることを交通整理して目の前のやれることを、まずはやっていこう。
ちょっと嬉しい春の便りもちらほらと耳に入りつつある、今日はそんなとこ。
2007年03月12日
カラダとアトリエを賃貸しする一日でした
かなりイレギュラーなお仕事の請け方をしたもので、
少し前に、お店の備品の制作のお問合せをいただいた時に、こちらの普段通りのお見積りだと、ご予算的に合わなくて、予算が限られてるので、最後、自分でなんとかしようと思っていると言われるのだが、お話を伺う限り、ご婦人の様だし、どう考えても自作しようにも、道具もノウハウもないだろうと思って、話の流れでこのようなご提案をしてしまいました。
メールだとご予算が……ということで、そのまま流れていくようなお話なのですが、たまたま、電話で直接お話ししてしまいますと、情に流されてというか、どうしても聞き流して電話を切るということができなくて、ついうっかり、こう、そういうことになりました……。
まあ、経費含めて一日分の費用をいただけることにはなっていますが、逆に、お金をいただいている以上、それ相応以上の結果をも求められることになり、兎に角、一日で、ここでできることをしていかないといけない。
要するに、木部全部完成させないといけないという訳です。
そういうことで、制作補助という大義名分の元、SPFの1×4と2×4材を組み合わせ、長さを切ってビスを打つだけでできる構造を考え、兎にも角にも、手足替わりになってガシガシと組立てました……。
今回は、たまたま、流れでこのようになりましたが、これから、こういう場合はどのように対応すればいいのでしょうか……。
教えてください……。
今日はそんなとこ。
2007年03月11日
オフです(隠し立ていたしません、休みました!!)
予定に入れていた『木の暮らし研究会』のイベントが都合により中止となったので、今日は一日、というか、自宅でできるパソコン業務を自宅でやって、あとは家族で過ごす、ほとんどオフモード。
なんだか久しぶりに子ども達と公園で遊んで、図書館へでかける。
地元、熊取町の町立『熊取図書館』は、なんとYチェアに座って蔵書を閲覧できる素晴らしい図書館なのです。
あとは、晩ご飯食べて、お風呂入って、明日に備えて早めに寝床へはいることにして……と、今日はそんなとこ。
2007年03月10日
街角調査
diary2/20にあった『泉州うんちくの会』のミーティングでの経緯のとおり、メンバーで、大阪堺市諏訪ノ森にある『遊yu』へ出かける。
顔を合わせたついでに、『カフェらるご』でお食事、『喫茶ハビル』でお茶をしながらミーティングする。
場所を変えると、普段のミーティングテーブルとは、また違った方向も見えてきて、こういう出歩く機会はなかなか大切。
その後、『Jクオリア』松下さんと井本さんとで、南港へ行く用事があり、『喫茶ハピル』のオーナーさんに紹介していただいた、天保山にあるお気に入りのカフェ『ハaハaハa』に寄ってお茶にする。
こちらのカフェが入っている『天満屋ビル』と『商船三井築港ビル』と隣り合わせて近代建築が並んでいて、なかなかいい風情の一角になっている。
先日1/28の大阪散策でも感じたが、自分らの見聞が足りていないだけで、大阪にもまだまだこのような場所が沢山ある。
その後、『建築設計室Morizo-』内田さんの事務所で“辛いもん研”というカレーパーティーがあり、内田さんと松下さん、井本さん両名とを顔合わせさせていただくというあれもあり、三人でお邪魔させていただく。
多分、いろいろなプロフィールとお見受けできるいろいろな年代の方々が混沌としている場で、それを仕切ってらっしゃって、どう見てもお忙しいかったので、ほとんど顔合わせだけでしたが、まあ、それぞれ人に対する感性の鋭い面々だと思っているので、まずはじめはこれで十分でしょう。
結局一日漫遊な今日はそんなとこ。
2007年03月09日
工房訪問とミーティング
夕方から外出。
『丸一木工所』の谷本さんの計らいで、diary1/8にお伺いした八尾市内の家具屋さんの社長とのミーティングと、その前に、谷本さんの工場のご近所にある、藤井寺市の『Budding furniture』さんの工房をご訪問させていただく。
『Budding furniture』さんは、『櫟館』という木工の私塾ご出身のお仲間で設立されたファニチャーブランド。
『櫟館』というところは、かねがねお噂に聞いていたのであるが、ご出身のかたの家具工房というのは、今回はじめてお話をさせていただくこともあり、興味津々。
大阪近郊でも、増々、年代の近い方の工房家具ブランドが増えているので、お知り合いになれるご縁があれば、お知り合いになって、また、その中で一歩踏み込めるご関係になれるご縁があればとも思っている。
とはいえ、まあ、勝手に押し掛けておいて、なんでこんな話を聞かされているの……という毎度の出過ぎたお話をしてしまう訳で、かなり先方にとっては受け取り方が難しいかもしれない……。
まあ、まず先に、人の事より、自分の事なんですが……。
少し話し込み過ぎたが、後の用事があると、適当なところで区切りがつくのがなによりで、その後、八尾の家具屋さんへお伺いさせていただく。
今回は、多少なり具体的なプランなどご提案させていただければと思っていたのであるが、自分の方向性というか、今、考えていることや、その兼ね合いもあって、具体的な案には発展しきれずにいたのであるが、逆に、その事を素直にお話しする事で、社長さんから、アドバイスやご提案をいただく事ができ、自分の初心のひとつでもある、“できることからやってみる”にベクトルが向かえそうな気がする。
この後がなかった事で、お話好き同士のお話がエンドレスになりかけたときに、谷本さんが、いい頃合いでレフリーストップをかけてくださった。
(ありがとうございます。自分一人だと、どこまで話し込んでいた事かと思いますと……。これからもどうぞお付き合いください。)
いずれにせよ、自己満足、自分勝手という器量ではコトが進まないことは意識できていないといけない。
今日はそんなとこ。
2007年03月08日
……
昨晩、ご一緒した皆さんをそれぞれお宅までおクルマでお送りして(といっても実際には、運転は井本さんで、後で寝ていただけですが……)、戻ったのが未明。
少しクルマで寝て、両親が旅行へ出かけるので、朝から大阪空港まで送り、事務所へ戻る。
あとは……ダウン……、情けない……、今日はそんなとこ。
2007年03月07日
Dの勉強会
ということで、概要はこちら
自分が最上級に惚れている数少ない人物の一人である(失礼承知であえて惚れていると言ってしまいます)秋田先生が、今、惚れているナガオカケンメイ氏との対談を、リングサイド、最前列、真っ正面の席でウキウキしながら拝聴させていただいた。
こういう場の話の内容は、基本はこういう場や機会を共有できるご縁があった人同士の特権でもあり、またそれを伝えようにも、感じかた捉え方もそもそも違うので、こと細かに伝えるような野暮なことはしないし、そもそもそういうつもりでその場にいた訳でもなく、そのこと自体できるスキルも持ち合わせていないので、あえてオミットさせていただくことをお許しください……。
前述の上であえて、今回も含め、このところの秋田先生のお話から感じるところを勝手に解釈、大いなる贔屓目でお話しさせていただきますと……。
特にお仕事の進め方のお話からですが、
ご自身の身の置き様を理解した上で、それをあえて守りのように見えながら、それでいて責めてもいて、その手をもって征服してしまうわけではなく、懐柔に持っていきながら、最も必要なところだけはきちんと手に入れる。
あれ、これって、ある意味、共生の原理じゃないの……。
今というか、この先、人が地球という星に、生き続けるにおいての方向性というか、じつは、そういうところにも繋がっているようにも感じるわけです。
もっと勝手に解釈すると……、
文明、文化、自然という関係性があった時、
人類の進化、人類が人類たる由縁のひとつでもある文明の象徴でありながら、過度な生産により最も直接的に自然に対するダメージを大きくする要因のひとつであるマスプロダクションをデザインするというお仕事に身を置かれながら、如何に未来と繋がっていくかということに、あえてそこを強調されることなくても、十分、そんな風に解釈できるわけです。
そういったことを踏まえると、秋田先生の今のあり方そのものが、今回の勉強会のテーマ「ロングライフなプロダクトデザインについて」ということに添ったお話になるべくして、そうなっているように思え、
そして、それができる人をきちんと壇上に呼んでしまっている、ナガオカケンメイ氏という人も、ああ、そういう人なんだと重ねてすごいと感じてしまう。
その後、ナガオカケンメイ氏はじめ『D&DEPARTMENT大阪』のスタッフの皆さまと秋田先生とのお食事会に我々“form room”のメンバーの残党も合流させていただき、これまた貴重なひと時を味あわせていただくことができた。
自分もそうだが、夜遅くまでご一緒させていただいたお若い人達にとっても、こういう時間を共有できる機会、縁って、いったいなんなんだろうって、少し意識して考えてみて欲しいと思う。
少しの意識のベクトルの違いで、ただそこにいる以上のなにかをきっと得られるような気がするのね。
壇上のお二方とも、今をときめいているという感じがひしひしと伝わってきた。
多くの人の憧れ人というのは、やっぱりそれだけの筆舌しつくし難い、琴線に強く触れるものを持って、そしてそれに言葉、行動が伴っている人なんだとつくづく感じる。
もちろん、憧れられることが目的ではなく、そういう人だから憧れられるというのは、あえていうまでも無い訳であるが、そういう意味で、こんな風に憧れられちゃう人になりたい、というか、なれるだけのことをやっていきたい。
あらためてそう思う、今日はそんなとこ。
写真は、“form room”でwebサイトの管理人等ハイテク担当してくださっている梅さん(バイさんとお読みするので、お鮨やさんではありません……)が撮ってくださった、幸せそうで、近い未来を予感させる集合写真です。
2007年03月06日
黒船ペリーの子孫
夜、『樹望塾』に出かける。
浜田工房の浜田由一氏がアメリカ式の木工を教わった先生のペリーさんこと、J.Thomas Perry氏もご出席されていました。
アメリカで家具職人をされていて、今は日本でデザインのお仕事をされているかた。
お名前は、もう随分前から存じ上げているのですが、一番頻繁にお名前を伺う、ここ『樹望塾』でもなかなかお目にかかる機会がなかったのですが、今回ようやくお目にかからせていただきました。
お隣に座られたので、浜田由一氏のお名前をお話のネタにお借りして、はじめましてとご挨拶をさせていただき、お話をさせていただく。
今回は、ギリギリまで出席を迷ったのですが、なにかアンテナに引っかかるものがあったので、そういう時は出かけるほうがなにか良いようで、今回も、そういう意味では何故だかそういうことで、今日はそんなとこ。
2007年03月05日
そう、また月曜日
えーと、月曜日なんですが……。
なんだかこのところ、月曜日が一番お疲れな感じです。
今週は(というか、今週も)、多分、あれこれいってる間に終わりそうなスケジュールになっています。
3月に入って、もうかれこれ、更新のほうも……。
うーん、今日はそんなとこ。
2007年03月04日
浜田学級の日曜日
しばらくぶりの浜田学級。(先月の南京鉋講習会は、別口として……。)
今回は、もうここ最近、毎週日曜日の顔となりつつある『虹紙製作所』和田さんも、受講されることになり、相乗りしていく。
(別にウケを狙ってとか、ネタにしたいとかでなく、ほんとたまたまそういうタイミングなだけなんです……。)
受講内容は、和田さんが講座初回の道具の基本講習ということで、復習を兼ねて、一緒に受ける。
まあ、なんだかいつまでも基本から抜け出せずにいる訳ですが、今になって基本をみっちり学べるというのも、なかなか無い機会でもあるので、それはそれで良いと思っている。
またそれ以上に、浜田先生と話込んでいる時間も多いのであるが、ここで、家具職人・浜田由一氏というこの人から、なにかしら感性で感じるところの部分を分けていただいているということも、自分にとってはすごく大切に感じるし、これがこのタイミングであるということも、それがある意味、自分にとっての今なんだと思っている。
まあ、それに巻き込まれて手が止まってしまって、ご一緒した和田さんには申し訳ないのですが……。
ふたつの視点を同時に得られるということで、どうかご勘弁ください。
今日はそんなとこ。
2007年03月03日
まあ、土曜日ですね
午前中、打合せに岸和田市内のお客さまのお宅へご訪問、
帰り道、久米田のカフェ『輪花』さんの前を通りがかったので、オープン時に納めさせていただいたテーブルの様子を見がてらご無沙汰してしまっていたので、ご挨拶に寄らせていただく。
すごく大切に綺麗に使ってくださっているご様子が伺え、また、それに応えるように、なんとも深い色味に日焼けして、いい味がでているテーブルを見ると、テーブルって、普通にテーブルなんだけど、その人、その場所にとって、とてもシンボリックな存在になりうるモノなのだとあらためて思う。
そういうお仕事をさせていただけるというのは、本当に幸せで光栄なことだとあらためて思う。
夕方、ちょっと思うことがあって、『木匠』の社長に人生相談にのっていただく。
相談というのは、思えば名ばかり、決意を表明しにいったようなものであるが、
決意というのは、人に話すことによって、よりカタチがはっきりとすることのようであるのは、人に話しながら、その実、己に向かっているからのようで、話す為に、より考えるからのようでもあるような……。
2007年03月02日
普通の一日
材木屋の月末〆の請求書を出力しようとしたら、プリンターが暴走をはじめて、なだめすかすのに四苦八苦したり、
ちょっと頼まれコンペに応募する資料を作成したり、
(昨日、あんなこといっていたのにか!?)まあ、ご縁あってのことですので、それにクラフトとか、フェアとかではないので……。
夜がた、『木の暮らし研究会』のメンバーと『松下農園』の松下さんと四人でミーティングする。
それぞれの思いが、カタチになりだす第一歩、
なんというか、いろいろな胎動が聞こえだしてきつつある。
今日はそんなとこ。
2007年03月01日
2007,弥生
ということで、今月もはじまりました。
先日、参加させていただいた『もくちくカフェ』を主宰されている『建築設計室Morizo-』内田さんが、お仕事で岸和田にいらっしゃるということで、うちに寄ってくださることになっていたのであるが、少し予定より早めにご連絡いただき打合せと打合せのあいだで少し時間に余裕があったこともあり、折角なのでと、“じぶんちショールーム”までご案内し、そこで昼食にしながらお話をさせていただく。
近い年代ということもあり、思うところで似たようなところがあって、いつもの調子で随分と話し込む。
そうこうしてる間に、次のお打合せの時間となり、打合せ現場が内田さんが設計されたお宅ということもあり、是非拝見させていただきたかったこともあって、厚かましくもご一緒させていただく。
3年程前に手がけられたお宅で、メンテナンスの打合せということもあり、施工された泉南市で社寺建築をされている工務店の社長さんもいらっしゃって、お名刺交換させていただいて、また興味深いお話をお伺いさせていただいた。
なんとなくですが、この方のされたいお家づくりというのが、感じられた気がします。
まだまだ話し足りないこともあり、アトリエもご覧いただいていないので、そちらへ場所を移す。
内田さんが戻ってからのご予定があって、自分もリツキのお誕生日で、ケーキを引き取りにいくという、タイムリミットがあったので、適当なところで解散と相成ったが、もし、それがなければ、これまたいつまで話していたのか、想像しただけでも恐ろしい。
ちなみに、『クラフトフェアまつもと』から選考もれのご案内をいただきました。
うまくすればラッキーという邪な心と裏腹に、なにか自分への未練を断ちきるというか、そんな感じで初めて応募してみました。
全体で1000組以上、木工に関しては176組の応募があり、55組が選考をパスされたようですが、ここで箸にも棒にもかからんようでは、敢えていうなら、自分もまだまだその程度ということかもしれません。
というか、やっぱり、クラフトとか、フェアとか、そういう類いのことから決別しなさいという思し召しというか、ある意味、それ相応の意気込み無くして選ばれないというか、そんな感じでしょうか。
なんとも、選ばれる系にはつくづく縁がないというか、やはり掴み取っていく系と思っていくべきなんでしょう……。(おいおい、負け惜しみはカッコ悪いぞ!!)
いろいろあった今日はそんなとこ。