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2007年02月28日
二月が……
これからの仕事の方向性というか、そのような件で打合せする。
100%の確率を求めすぎて、どうなるかわからないといって、躊躇して前に進まないより、多少の誤差であれば、ランニングで修正しながらでも前に進むほうを選択しよう。
もうそのぐらいの判断と融通の兼合いのとれる感覚を持っていると己を信じてみよう。
はっきりいって、そうしないとはじまらない……。
二月は逃げるで、今月はそんなとこ。
2007年02月27日
天城越え?
自分の中の壁をひとつ越えてみようと思う。
端からみると壁という程のさしたることではないのかもしれないが、自分にとっては、これまでかなりウェイトを置いてきていることだけに、結構、踏み切るには決心が必要なことである。
ただ、これから変化をしようと心に決めて動いている訳だから、この壁を越えられないと、そのコト自体、そして自分自身も前に進んでいけないということを思うと、変化を恐れるのではなく、過去に固執し過ぎずに、変化しようとするプロセスを前向きに楽しむほうが心の有り様にしても健全なのではないかと思っている。というかそう思うように心がけたい。
「なるようになる」のではなく、できる限り、「なるようにする」でありたい。
今日はそんなとこ。
2007年02月26日
ええっ、月曜日
もう、月曜日はいつもの如く……。
こういうサイクルでうまく廻るようにシステムをつくっていかないといけない。
それに合わせてカラダとココロのサイクルも……。
自分だけでなく、周辺環境との相互理解も怠れない。
もちろんすべて順風満帆とはいかないが、棚三割を受け入れる覚悟で、本筋見失わないようにしたい。
今日はそんなとこ。
2007年02月25日
ふたりは仲良し……
『虹紙製作所』和田さんが米国グリズリー社のテーブルソーを見せていただきに米田さんの『つどい工房』へ見学へ訪ねられるということなので、自宅からご近所なこともあり、折角なのでご案内させていただく。(お気付きの方もいらっしゃると思いますが、今月に入って、この二人、日曜日はずっと一緒……って、どんだけ仲良しなんだ!?)
木工教室の生徒さんがいたので、いつもの和田さんらしからず、あまり深いところまでツッコミきれていなかったように見受けられるが、限られた中で聞くべきことは聞かれていたようなので、まあ、それはそれ。
お暇して、うちに寄っていただいくつもりだったのだが、あいにく朝からフウタが熱をだしていたので、岸和田の事務所へ場所を移して、またひとしきり話し込む。
今日は、早めに解散しようと言った筈なのに……。
和田さんの奥さま、毎度毎度、本当に申し訳ございません。
和田さんに代わり、お詫び申し上げます。(なんて差し出がましい……。)
今日はそんなとこ。
2007年02月24日
スカイプを使っての『form room OSAKA』
ということで、先日2/17の日記でもご案内させていただきました『form room OSAKA on form page』でした。
東京の秋田道夫氏の事務所と大阪の『デザイン教育研究所』をスカイプで繋いでの試み的な授業
まあ、いってしまえばIP電話のテレビ電話版のようなものなのでしょうが、テレビ電話なのに、別段、特別な機材が必要という訳でなく、いつも使っているMacとインターネット、それにDVカメラ、あと、今回の様なセミナーで大映しにする場合はプロジェクター、と普段、普通に使っている道具を持ち寄ってできてしまうところが、最先端と自分の知識とのギャップもあって驚かされる。
いわば隔世の感……。(失笑)
プロジェクタ−を通しての大画面ということもあってか、妙な臨場感というのか、終わった後、しばらくして、ついさっきまで実は同じ場所にいてお話を伺っていたような錯覚というか、妙な感覚を覚えた。
これってもしかして、あの「インタラクティブでのリアルタイムコミュニケーション」ということ……?
インタラクティブという言葉はもはや過去のキーワードであるような感があるが、その時すでに、こういう感覚を味わったのか、もしくは理論、仮説としてかはつゆ知らず、にしてもこのことを言っていたのだとすれば、そりゃ、その時には実感できなきゃ、理解もできない。
マルチメディアやインタラクティブと、過去にキーワードとして、もてはやされた言葉が、数年経って、その言葉がもはや忘れ去られようとした頃に、そのもの自体は普通に身の周りにあったりする。
その間、ずっと技術の進歩とともにそのことを考え、し続けてきた誰かが存在する訳である。
今ある、ロハスとか、自然志向とか人や環境に関わるライフスタイルにまつわる様々なキーワードが、忘れられた言葉になった頃、きちんとカタチとしてそこにあるのだろうか。
キーワードとして、もてはやす以上に、行いとしてし続けること、し続けられる場や機会をつくること、そういう普通に基本的なことが大切なことであると、あらためて感じる。
その為には、あり続けられる自分とその環境づくりも同じ様に大切。
この場も、そのひとつ。
今日はそんなとこ。
2007年02月23日
『もくちくカフェ』というコトにいってみる
大阪谷町の建築事務所『建築設計室Morizo-』がされている『もくちくカフェ』というセミナー的なコトに出席する。
半月ほど前、たまたまネットで見つけて、主宰者のかたのブログを拝見してなにかピンときたので、申し込んでみた。
主宰の内田利惠子さんのお人柄だと感じるすごくフランクな雰囲気と場で、お話が進んでいく。
なかでも、木の話になると、お好きな者同士ということもあり、少しお口のチャックが閉じていられなくなってしまい、ついつい余計に出過ぎたことを話してしまい反省、いや猛省……。
また、たまたま席を隣り合わせたこういう方と出会うご縁をいただきました。
大阪空堀の複合文化施設『萌』でインテリアショップ『men at work』をされている関山さんというかた。
この方が、以前お勤めだったお仕事で、よく沖縄にいらっしゃったときの関係で、地元の家具工房のかたとお知りあいになり、沖縄の家具工房の方々数名が共同でされているお店『mokumoku』の立ち上げからの共同経営者のおひとりでいらっしゃったりする。
いろいろお話をお伺いさせていただく中で、参考になるモデルケースを実践されていることもあり、我々も学ばせていただけることもあって、これをなにか良いご縁にさせていただきたいと思う出会いである。
内田さんのみならず、関山さんとの出会いのご縁もいただき、一石二……。(こら!!そんな喩えはないだろう!?)
ピンときたときは、やはり出向いてみるものである。
今日はそんなとこ。
2007年02月22日
業務日誌
テーブルの制作に、もう随分前に安くしておくからとバンドル半分で仕入れて、その後、数度しか使う機会のなかったメープルの板を引っ張りだしてくる。
元々、広めの板が少なかったこともあるので、今回使えば、残りは微妙な幅の板が残る。
これもバンドル買いの怖さのひとつかもしれない。
これが残っても、元の単価で合ってくるのか、
単価的に高くなっても無難に必要な幅の板を、必要枚数仕入れるほうが合うのか、
使う樹種がある程度統一されていたり、同一樹種での定番品があったり、木工教室等、材料としての販路があったりする場合は、前者のほうがメリットがあるだろうし、その都度、多様な樹種を使うのであれば、後者になるのだろうか。
仕事のボリュームバランスでも変わってくるだろうし……。
バンドル買いには、勉強させていただきました。
自分の場合は、もう少し利巧に考えないとバンドル買いは難しい。
今日はそんなとこ。
2007年02月21日
……
ほんともう、そろそろ次の仕事のほうも進捗していないといけないのに……。
あっちを立てれば、こっちが立たず。
優先順位を見失ってはないだろうか……?
思い込んで突っ走りすぎて、自問自答するのを忘れてないか。
ウェイトの大きさはあれど、平衡を保つのを怠ると、しわ寄せがやってくる。
今日はそんなとこ。
2007年02月20日
泉州うんちくの会
午前中、私用でいろいろあって、昼間は適当に……、(適当ってどうなの?)
夜、『泉州うんちくの会(仮称)』のミーティングに出席する。
会場は、大阪和泉市『松下木材』
メンバーは『Jクオリア』松下氏、『井本造園』井本氏、『大江畳店』大江氏、自分の今日は四名
大きな議題としては、これからの活動について、より具体化していける方向でディスカッションしていく。
大江氏が持っていてきてくれたネタに堺の諏訪ノ森という地域の御屋敷再生施設『遊yu』という場所を紹介してくださり、身近な地元でなにかオープンなプレゼンテーションができないだろうかということになった。
あれこれ悩むより、まずは手はじめにアクションを起こして、その中でより具体的なアイディアも生まれるだろうということで、なにかツテもあるそうなので、一度、皆で見にいってともすれば、その場で話を良い方向に持っていければ持っていこうということになった。
諏訪ノ森、目指すところは、ヨーロッパ(おっ!?おさめたな!!)ということで、今日はそんなとこ。
ちなみに、フウタのクラスがインフルエンザで学級閉鎖らしく、昨年のこともあるので、自分も気を付けないといけない。
そんな時期になっておりますので、皆さまも、手洗いうがいを慣行いただき、どうぞお気を付けください。
2007年02月19日
月曜日
あれこれとしないといけない割にできてない。
増々、単純な仕事で無くなりつつある今日この頃……。
次の仕事にかかる準備もそろそろしなくては……。
近頃、“……”が多い気がするのは、物事を曖昧に誤魔化そうという悪しき心の表れか……。
……今日はそんなとこ。
2007年02月18日
三木へ……(えっ、また!?)
先日、『虹紙製作所』和田さんからの電話で、三木の『山本鉋製作所』を訪ねられるというのを、別口の鉋鍛冶のYさんのところへ伺うものと、電話口でお話を聞いた時に勝手に勘違いして、是非ご一緒したいということになって、それじゃあ、自分がいつもお世話になっている『高田製作所』高田さんのところへもご紹介がてら訪ねてみようと、ひとつ座席も空いているので、久しぶりに『木工舎 日根野屋』日根野谷くんもお誘いして、和田さんご夫妻、日根野谷くん、自分というなんだか不思議な組み合わせという時点ですでに珍道中。
実は、山本さんのところは、先月の日記にもあるが『樹望塾』の新春バスツアーでお訪ねしていたのであるが、それでも、和田さんが、色々といいご質問を持ってきていて、それを横で聞いたり、前回はできなかったもう少し突っ込んだところでのお話などもさせていただくことができ、それはそれでやっぱり来ただけのことはあった。
昼食に『道の駅みき』で名物『鍛冶屋カレー』を食した後、高田さんのところへ。
ここでも、和田さんの勉強熱心、好奇心と、高田さんもお話好きとが鉄の話で昇華され、結構な長居になった。
やっぱり道具の話になると、ほんとに尽きない……。
なんだかんだで、日が暮れるまで話し込んで、帰りは、和田さんから、例の卵かけご飯を食されるのを熱望され、山陽道上りの『権現湖パーキングエリア』に寄る為に加古川ICまでこれまた迷いながらクルマを走らせる。
大阪へ戻り、和田さん宅へ到着し、和田さんとはじめての日根野谷くんに、和田さん制作の指輪を見せてもらえばと促したのは、自分が例の真空注入器を見せて欲しかったからなのは、ここだけの話……。
また指輪を前に、あれやこれやとあげく販売戦略会議まではじまり、ここでも結局何時間話し込んだのだろうか。
まあ、帰った時に日付変わっていたことから想像に難くないが……。
我々、モノ好きはこっちへ置いておいて、一日、こんな連中の傍らで付き添われた不憫な和田さんの奥さま、本当にお疲れさまでした……。
今日はそんなとこ。
2007年02月17日
<form room OSAKA>のご案内
お昼から今回の「form room OSAKA」の会場にお借りする『大阪市立デザイン教育研究所』へ設備の下見にでかける。
今回の「form room OSAKA」は、事情があって、秋田道夫氏が大阪までお越しになれなくなり、ちょっと思いつきで、ネットを使って、東京の秋田先生とリアルタイムでのオンライン授業を試みることになった。
ここの参加者の方もいろんな人がいらっしゃるので、思いつきに対し、いろんなお知恵が出してくださり、面白い「カタチ」が生まれてきそうな予感。
ということで告知させていただきます。
<form room OSAKA on form page>
◆日時:2月24日(土) 13:00〜16:00ごろ
◆会場:大阪市立デザイン教育研究所
http://www.omcd.ac.jp/
【アクセス】
・地下鉄谷町線文の里駅下車「3番出口」北へ徒歩約3分
・地下鉄御堂筋線昭和町駅下車「1番出口」北へ徒歩約7分
・JR阪和線美章園駅下車 南西へ徒歩約7分
http://www.omcd.ac.jp/12.html
◆テーマ:『イニシャルロゴの完成を目指す自習会』
【内容】
当日東京にいる秋田さんと大阪の会場をインターネットで結んでのオンライン授業です。
参加者の方のイニシャルロゴのスケッチを撮影してそれを form page へアップし、Skype で秋田さんとやりとりをする予定です。
form room では今後、毎回新しい課題に取り組んでいきますので、form room に参加してまだイニシャルロゴが完成していない方や、form room にまだ参加されたことがなく form page の場だけではイニシャルロゴがなかなか完成させにくいと感じている方は是非ご参加下さい。
また、イニシャルロゴがすでに完成している方もこの先端授業を是非体験して下さい。
◆参加費:¥1,000-
◆持ち物:落書き帳 筆記用具
◆申し込みとお問合せ:formroom大阪事務局(担当:大工)
frosaka@gmail.com
ところで、「Skype」って、なに……?
今日はそんなとこ。
2007年02月16日
サイトの更新と
今年は、というより今年も、この調子では、このサイトもどうせトップのイラストぐらいしかろくすっぽ更新もできないのだろうとようやく思い、連載記事のつもりで置いてるコーナ−も通常のコンテンツ風の体裁にして、ついでにトップページもすっきりできないかと思いきや……、って、なりませんって、こんなもの!!!
あとは、数年前に書いた文章が、言葉の使い方に違和感を感じたりして、気になるところを直しだしたら、文章そのものが気になりだしたり、泥沼化……。
あれもこれも、そっちもこっちも、にっちもさっちも、今日はそんなとこ。
2007年02月15日
まあ、別段これといって……
というと、普段通り日々を過ごしていそうな雰囲気がするが、これといったことがないということは、裏を返すと、大抵仕事がろくすっぽ進んでいないということだったりするし、普段通りというのが、もうすでにこちらの理想のありかたについてきていない……。
これは困ったものである。
今日はそんなとこ。
2007年02月14日
バレンタインだー
うちのプリンターも、もう7年間使いっぱなしで、その間、トナー交換以外、ほとんどまったくといっていい程、保守していないので、今ではすっかり画質の劣化も甚だしい。
だいたい感光体とか高過ぎて、そもそも今このタイミングでそれを交換して、本体のほうがどれだけ保つのかと思うと、余計に躊躇してしまう。
かといってまだ動いている以上、買い換えることもできないし、基本は、材木屋の伝票が出力できれば良いわけであるからね……。
そんなことで、スタイルブックやチラシといった販促物を印刷しても、いまいち色味とか汚れで、お渡しするのも最近ちょっと悲しい気持ちになってしまっている。
そんな折、この年初に『木匠』のカラーレーザー複合機(ちなみにリコー製ね!!)で出力された「木の暮らし研究会通信」の最新号が、素晴らしく美しく印刷されていたのを思い出し、今回、試しにスタイルブックとチラシを実費で出力させていただくことにした。
最近は、pdfにしてメモリーカードに入れていけば、少々大きめの書類も、相手がWindowsであっても、パソコンを持参せずとも、ほとんど気にせず持っていけるというのが、なんとも隔世の感。
あがった印刷物も、もう、最新のカラーレーザー複合機(なお、ちなみにリコー製ね!!)の再現性の高さには、ぶったまげた!!!としか言い様がない。
ただまあ、印刷コストのほうも若干ぶったまげてしまいそうではあるが……。
計算すると、チラシですどうぞ!!と、おいそれ易々とお渡しするのも躊躇してしまいそうになるが、まあ、それはそれ、そこはそこ、これを人手にお渡ししないことには、販側物たるやない。
しかし、このグレードで見てしまうと、もう、うちので印刷する気になれない……。
かといって、買い換えは無いしな……。
複雑……。
とまあ結局、最後までバレンタインデーには全く関係のないお話で、って、もうですね、カミさん以外にいただく機会すらない身ですし、関係のある話をしろってほうが無理ってもので、今日はそんなとこ
2007年02月13日
ダメモード
サイトの更新もしないといけないと思いつつなかなか……。
他にも、いろいろ遅れ気味……。
ダメモードに突入、今日はそんなとこ。
2007年02月12日
連休モード
朝から思いつきで、妙に温泉につかりたくなったので、子ども達と3人で近場の山の中にある『ほの字の里』にある温泉へ。
朝風呂浴びて、ちょっと贅沢な気分……。
お昼を食べて、事務所に出る。
溜まった業務に取りかかろうと思いつつ……、今日はそんなとこ。(結局、できてないんだな!?)
2007年02月11日
デ研と工芸高校の展示会にでかける
次回の「form room OSAKA」の会場に使わせていただく『大阪市立デザイン教育研究所』の展覧会「OMCD EXHIBITION 2007」に、井本氏の奥さまの出身校ということで、井本氏ご一家と風邪で寝込んでいるカミさんを除く自分と子ども達の三人で出かける。
若い感性で……、なんて語り尽くされた言葉で取り繕っておくのが、こういう場合は無難なのだと思うが、パソコンと大判プリントの組み合わせで、ビジュアル的に美しくまとめられたプレゼンテーションを拝見すると、スチレンボードに、切り貼り、マーカーレンダリング、写植やレタリング文字という組み合わせでプレゼンボードをつくっていたひと昔前は、いったいなに時代だったのかと思えてしまった。
隔世の感とは、このことか……。
まあ、学校自体の差もそこにはあるのかもしれないが。
あわせてお隣というか、ご本家ともいえる『大阪市立工芸高校』の展覧会も拝見させていただく。
こちらは、まだ高校生らしいほのぼの感があって、微笑ましい印象。
久しぶりに学食というところで、お昼ごはんを食べる。
まあしかし、つい最近まで、身近に卒業生の方と知り合いになるまで、大阪にこういった高校があることを知らなかった。
こういう選択肢もあったものかと思えば、なんだったのかと思うこともあるが、泉州の田舎だと、まずこういう情報自体がなかった訳で、かといって、その時期の自分自身を思えば、そういう選択をしたのかといえば、そう言われればそうでもなかったかもしれない……。(美術少年というわけでもなかったし……。)
そういえば、今は亡き『アーバンデザイン専門学校』に入った時も、高校新卒でやたらと課題をうまくこなす人がいて、不思議に思っていたが、こういう学校を卒業してた訳だと、あらためて納得。
うちの子ども達にも、世の中には、こういうところもあるのですよと、見せておくだけ見せておけば、そういう選択をするのであればするのでしょう。
なにはともあれ、本人次第。
自分にしても、if をどうこういうより、これからどうするか。
今日はそんなとこ。
2007年02月10日
(関西の)木工会のミーティング他
午後、『(関西の)木工会』の会員の方も出展されている木工展を見に出かける。
こちらの会は、以前、一回失恋しているので、第一回目以降もう出かけることはないかと思っていたが、今回、『木工房ろくたる』服部さんとお知りあいになったことや、会員の津田さんもご出展されていることもあるので、他の出展者の方をご紹介いただいて会へ勧誘させていただくという目論見も兼ねあらためて。
まだまだ関西も広いもので、はじめてお名前をお伺いする村山明氏のお弟子さんの木工芸の制作者のかたや、他にも人繋がりで、また新しい制作者の方とお目にかからせていただくことができた。
ただ、勧誘となると、後のミーティングの議題でも上がることになるが、いまいち訴求力というか、入会を後押しする、またこちらもひと押しするキャッチが無く、こんなことやってるんです……。とまでしかお話しできなかったのが辛いところである。
その後、『(関西の)木工会』の定例ミーティングに出席。
出席は、服部さん、西尾さん、津田さん、自分の四名……。
そろそろ卒業入学就職シーズンということで、事務局のほうも類に漏れず若者の人数が減ってしまうことにしたがい再編ということになり、てこ入れを言い出した自分が言出しっぺ責任ということもあり、色々と実動させていただくことになりました。(会員の皆さまおよび、関係各位よろしくお願いいたします。)
ただ実際、自分ひとりで息巻いてみたところで、できるコトというのはせいぜい知れてるというのは、いろいろ痛感いたすところでございます。
ということで、引き続き会員および事務局活動をお手伝いしてくださる奇特な方募集いたしておりますので、俺(私)も一緒にやってやるぜ!!という方いらっしゃいましたら、秘密裏で結構ですので、メールなり自分までご一報ください。しかも今なら、ご遠慮は無用です!!
きっと貴方にとって美味しい話もここにはあるはずです。
全体は個で、個は全体です、全体の発展あれば、貴方の仕事も潤うかもしれません。
そして貴方の力を、業界の発展に寄与してください。
横の繋がりは、仕事の発展にも繋がる筈です!!
まあしかし、ここでスルーされっぱなしだったら、如何にこれまで人望なく活動してきたかというのが、目に見えてしまって、ちょっと悲しいかな……。(と情に訴えてみる。)
ほんと、ひとりなんて知れてるんですって、そこの貴方……。
ご連絡、本当にお待ちしております。
ほんと冗談抜きで、今日はそんなとこ。
2007年02月09日
戻ってきたはいいけれど……
途中、パーキングで睡眠をとって、また未明に走りはじめる。
朝、大阪へ入り、途中、井本氏のお仕事で、東大阪にある金属のレーザーとプレス加工をされている町工場へ立ち寄るが、こちらも面白いお仕事をされていらっしゃったので、ついでといってはなんであるが、見学とお話を聞かせていただく。
で、お昼前に事務所へ到着。
あとは……、また追いつくまで……。
そんな繰り返しで、また今日はそんなとこ。
2007年02月08日
納品そして……
で未明、完成したローテーブル3台をクルマに積んで、東京へ。
実は今回、井本氏と共に、ここで開催される『秋田道夫×ナガオカケンメイ』のセミナーを聴講するのに予定をあわせてのこと。
道中は、東名高速が、静岡県内で事故処理の為、一部区間通行止めになっており、若干足止めを喰らってしまうが、あとはほぼいつも通り普通に走る。
そんなことで、少し予定を遅れて、葛飾区にあるお届け先の木工所へ到着。
先だっての日記でもご紹介させていただいた、わざわざ工房まで来てくださった旧友である社長とは、あいにく急な用事が入って出かけてしまっていて逢えなかったが、お母さまと、本当にご無沙汰ぶりにご挨拶をさせていただき、昔、お世話になった故人である前社長の御霊前を、ご葬儀以来、失礼していたので参らせていただく。
滞りなくお届けを済ませ、もうひとつ、ついでのつもりにしていた近代美術館での柳宗理展は、時間の都合でパスし、会場である『Shiodomeitaliaクリエイティブ・センター』のある汐留へ向かう。
この場所がまた、新橋的な雑然とした通りをひとつ裏通りに入った一角に謎のイタリア街が広がり、その向こうに見えるメディアセンターとのコントラストも含め、なんとも混沌……、これがある意味今の日本なのだろうか……。
セミナー開始時間より少し早めに現地に入り、秋田先生と落ち合ってお茶をご馳走になる。
展示のほうもひとまわりしていると、お若い女性から「かくさん?」と声を掛けられふと振りかえると、「form room OSAKA」に参加されている京都の学生さんだったり、セミナー会場には、「form room Tokyo」の参加メンバーの皆さまもいらっしゃって、ブログ『Afterhours』で知る人ぞ知る「form room Tokyo」事務局長のよこたしげる氏ともご挨拶をさせていただく。
『秋田道夫×ナガオカケンメイ』につきましては、『「D & DEPERTMENT』での第2ラウンド(大阪は第3ラウンドかな?)に持ち越しのようです。こちらも楽しみ。
その後、秋田先生はじめ「form room Tokyo」のメンバーの皆さまと懇親会とあいなり、自分のまわりの空気だけ大阪南部泉州風味にしてしまったことは、お詫び申し上げます。
たまにこういう場の空気を吸うと、なんだかんだいってもやっぱ東京だよね。なんて思っちゃったりしつつ帰路につく今日はそんなとこ。
2007年02月07日
いわば追い込み
そういうことですので、いろいろ後回しになっております……。
天板も最終仕上げにかかり、それぞれ部材もアッセンブリーにかかる。
明けがたというか、深夜との境目ぐらいの出発に向けて追い込まれて今日はそんなとこ。
もう、何日お家へ帰ってないのでしょう……。
2007年02月06日
普通の追い込み
ローテーブルの脚部を検討する。
支給された材を如何にアレンジするか、そういう制約の中での仕事も、仕事である。(意味わからない???)
片方は直球勝負で、もういっぽうは少し変化球といったところで納める。
で、加工。
今回は、テーブルトップに直接二枚ホゾで差す仕口。
ホゾ穴は、ルーターにホゾ穴12mmのストレートビットで、24mm幅のスペーサーを定規にかませて12mm空けて平行に穴を掘って、角をノミで落とす。
ホゾは、昇降丸ノコ盤でいつも通り。
ちなみにガタ取りはアジャスター委せになるが、板自身はかなり落ち着いているので、設置環境と平衡するぐらいの動きと読んで大丈夫とみている。
適当なところで、今日はそんなとこ。
2007年02月05日
日常のひとコマより
朝、事務所に来てみると、今年一番の冷え込みだったようで、クサガメの子ガメを入れていたバケツの水が凍結していました。
よく見ると、表面でカメも一緒に氷漬けになっていたのを見つけ焦り、慌てて取り出し温かい水に放しました。
もしかしたら冬眠状態になっていたかもしれず、無理に蘇生させようとしたのが悪かったのかもしれませんが、2匹のうち、しっかりした大きいほうのカメが亡くなってしまいました。
今年の冬は、ずっと日中も暖かかったので、冬眠のタイミングを逃したのか、冬眠せずに日中はずっと甲羅干しに上がってきており、夜になると気温が低下して運動能力が下がり水中に潜ることができずに水面近くにいたようですので、それで凍結に巻き込まれてしまったようです。
単なる暖冬かもしれませんし、なんでもかんでも温暖化とひと括りにしてしまうことは、はばかれますが、こういった小さな生き物にも、このような影響があるものかと感じました。
そもそもこんな小さな空間に閉じ込めてしまっていることが、不自然といえばそうなってしまいますので、屋内で冬を越えさせてあげたほうがよかったのかもしれません。
単なる偶然でしょうが、同じ日に、以前、犬に噛まれて怪我をして目を失ってしまい、餌を食べられずにも生きながらえていたカメも亡くなってしまいました。
カメという生き物には、昔からなぜか愛着が湧くもので、少し悲しいお別れの今日はそんなとこ。
2007年02月04日
南京鉋講習会
浜田工房にて、以前この日記でも少しふれた浜田先生流南京鉋の制作講習会を開いていただく。
今回は、『(関西の)木工会』の勉強会の一環としての企画ということもあり、場所的に人数の制約もあって、外部には、前回のお誘いを見てご連絡いただいた方にのみ、ご案内をさせていただいた。
今回の参加者は、『(関西の)木工会』のメンバーより、『木工房ろくたる』服部さん、谷山さん、宮大工の木下さん、『家具の音楽』名嘉眞さん、高木さん、津田さんの自分を含めて7名
京都美山の『木魂』古谷さん、『虹紙製作所』和田さん、浜田学級の生徒さん他、総勢12名と、当初、5人集まればというお話が蓋を空けてびっくり。
制作する南京鉋の仕様は、台はローズウッドで、鉋身は打刃物(頭は浜田流でバランスを取る為にカットされている。)、真鍮で口埋めをする。
なぜ台がローズウッドかというと、真鍮との組み合わせがカッコいいやろ。用途的にも問題ないし。ということである。うーん、カッコいい。
浜田先生がご用意くださった図面に準じて、角のみでの荒堀から順次作業となるが、参加者の皆さんも、はじめての浜田学級ということもあり、目から鱗ぽろぽろで、あっちで質問、こっちで質問となり、それぞれの参加者の見地が違うところからの質問なので、これまで聞いたことのない話もでてくることもあって、それを聞き逃すまいとして手が止まり、自分的にはお世話役としてそれなりに気も使い、皆さん、なかなか思うように手が進まなかったご様子であったが、予定より少し時間を延長していただいて、ひと通り全員、なんとかカタチにすることができた。
片付け後、5分の1の椅子の展示室を見学させていただく。
ここでも目から鱗ぽろぽろで、そのもの自体もあるが、それにまつわる浜田先生のお話も相当に貴重なものである。
これだけは、本当に実物を見て驚いていただくしか説明のしようがないので、本当にご興味のある方は是非ご覧になられることをおすすめです。
浜田先生、朝から晩までお世話になり、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
参加者の皆さまも、各地より、お忙しい中お集まりいただきおつかれさまでした。
『(関西の)木工会』のほうも、こういったカタチで徐々に今年度の始動をはじめておりますので、ご興味いただけるかた、入会をご希望いただけるかた、なにかお力をお貸しいただけるかた、他にも何でも結構ですので、いっちょ噛んでやろうかという方々、いらっしゃいましたら、事務局のほうでも、また自分のほうでも結構ですので、どうぞご連絡ください。
ありがとうございました、お疲れさまでしたで、今日はそんなとこ。
2007年02月03日
タモの製材の見学会
午後から、広葉樹材屋さんの『服部商店』で開催された勉強会に参加させていただく。
社長さんのブログで製材の見学会があるという情報を見て。
丸太の製材について言えば、賃挽きといって、自分で丸太を持ち込んで製材していただいたり、また、杉の丸太の製材は、金山の森林組合の製材所にいた頃、毎日見ていたので、全く未見という訳ではないが、広葉樹屋さんが自社製品を挽くという、服部社長のノウハウが盛り込まれた製材を見学できる機会というのは、まずなかなか無い機会だったので、興味津々、好奇心旺盛で拝見させていただく。
材は、ロシア産タモ 4m 径640mm の丸太
まず、胴割してから、順次、板目に挽いて、芯のに近い材は柾目にと、丸太が板に挽かれていく。
都度つど、丸太の見方、製材のコツというか解説をしてくださり、このお話を伺うと、如何にこちらの製品が神経を使って製材されているか、うかがい知ることができる。
こうして、服部商店の上トロのタモのフリッチができ上がっていく。
となると、どうしても気になるのは、性分的にも仕方がないのであるが、中落ちの部分である。
今回の製材でも、中落ちというには少し勿体無い、十分に小割角になる材も、チップと一緒に仕分けされている。
丸太の目利きをされる仕入れ担当の番頭さんに伺うと、売り先がなく、乾燥させて在庫にしておくだけ損になるということで、一番良いところを、これだけ気を使って製品にされていることを思えば、ビジネスとしては、ある意味致し方ないところなのであろうし、材木屋さんとしても、心情としては泣く泣くであろうことは、こういった勉強会をされようというところからも、察せられることであるが、にしても勿体無い。
欲しかったら持っていっていいよ。と言ってくださったのではあるが、正直、つい先日事情あって材料を整理せざる得なかった身分としては、喉から手がでるほど、欲しかったが、いただいて帰ることは現実問題できないというのも、ふがいないというか、自分の至らなさに悲しくなる。
それでも、このお仕事を始めさせていただいた当初は、それこそ突き板のタネを挽いた落としや、製材の落とし、材木屋さんの半端な在庫などを引き取っては、使える順にモノに変えていった。
実際、ある程度のお仕事をさせていただくとなると、それでは到底間にあわないし、その時々必要に応じて色々な樹種を仕入れて使うということが、主になってしまっているが、そういう材に勉強させていただいたコトというのは、かなり今に繋がっていると思うし、いまでもそのいろんな木のストックが、要所々々で色味を加えてくれている。
こちらだけでなく、日本中、至るところでこのような「もったいない」があるというのは、これまでも色々見ている限り、想像に難くない。
木を使ってモノをつくるという行為をしている以上、こういう現実にも目を向けていかなくてはならないと思う。
特に商品にしなくても、サンプルや試作をつくるのにも使えることを思えば、本当にいい材だと思うので、ご希望があれば、是非、口を聞かせていただきますので、ご一報ください。
服部商店の社長さまはじめ、スタッフの皆さま、素晴らしい機会をいただきありがとうございました。
今回はあえてロシア材の問題には触れず、今日はそんなとこ。
2007年02月02日
自分にとっては今日も一日
ローテーブルの二枚めの板の皮剥き。
これは、2mを半分に切って、2台にする。
しかし、このゴッツイ樹皮は、たいがい手強い。
ここで意外に角丸のスクレイパーがお役立ちになることに気付いたのは、ひとつ収穫ではある。
刃返りが良い具合に、湿った甘皮に引っかかって剥ぎ取ってくれて、なおかつ傷もつきにくい。
最近は、この手の作業もたまの仕事になっているが、今回のようにある時はあるので、より要領良くいく方法が見つかると、それはそれで役に立つ。
あとは、必要な備品等の発注他。
ハンス J.ウェグナー氏の訃報が入りました。
自分レベルでは、なにも語ることはできませんが、少なからず椅子もつくる者として、意識せざるえない偉人、歴史の中の人であることには、間違いありません。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
今日はそんなとこ。
2007年02月01日
テレビチャンピオン「家具職人選手権」
前々より、各方面より耳に入っていたこともあり、『テレビチャンピオン「家具職人選手権」』を多分に漏れず見たわけです。(そんな時間があったらサイトの更新をしてください。)
どうしてあの舞台に立っていないのか?とか、
そもそも、自分は職人さんではないので……、とか、
あーっ、あの人出てるのに……、とか、
そういう繊細な問題は横へ置いておいたとしても、しれっとスルーするのもなんだか不自然な感じもしますし、かといって熱く語るのもなんなので、こういう場合、好奇心旺盛、知りたがりの自分といたしましては、出場者の皆さんの普段のお仕事を拝見させていただこうと思い、よくよく存じ上げている(自分が一方的に)出場者の方含め、ざっくり検索してみました。
まず、チャンピオン 南宣明さんのサイト
チャンピオンステージチャレンジャー 丸山浩明さんのブログ
STAGE1
増野繁治さんのサイト
艸島功詞さんのサイト
湯浅則夫さんのサイト
市川和範さんの会社のお仕事
うーん、家具職人さん……。
個々の思いや心意気等抜きにして定義の難しいところです。
ましてやチャンピオンともなると、あのかたを知ってしまっているだけに……。
テレビのバラエティー番組にあまり突っ込むのも大人げない、野暮ってものですし、
自分の性格的にあまり悪人にはなりたくないので、この辺で、今日はそんなとこ。
(こんな感じで各方面に当たり触りないでしょうか。)