ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2005年08月31日

嫌な月末

今日はカミさんが仕事に来る日だったので、夏休みも最後で、こども達も一緒について来たのであるが、こっちは、ちょっと精神状態がよろしくない時で、かなりピリピリしているので、周りが騒がしいと、どうしても寛容でいられなくなってしまい、ちょっとしたことでカッとなって線が切れてしまう。
こと自分のこどもという絶対的弱者に対すると、つい必要以上に感情的に対応してしまい、我ながら自己嫌悪に至ってしまうのだが、そばにいるだけで情緒不安定な父親に不必要に当たられてしまうこども達も、かえってかわいそうになり、お昼を食べたら早々にカミさん共々送って帰ることにした。
大人、親が仕事しているところを見せるのは大切なことだと思うので、夏休みの期間、カミさんについて来ていたのであるが、自分もまだまだ人間ができていない故、いつもいい顔ばかり見せられないのは仕方がないとは承知しているが、さすがに波の一番低いこのタイミングはお互い為にならない。
こんな親父でスミマセン、夏休みの最後に嫌な思いをさせてほんとスミマセン…。
嫌な月末…、今月はそんなとこ。

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2005年08月30日

ちょっとは落ち着いたか

午前中は、いつもどおり。
お昼過ぎ、「建築家+リフォーム」という発想でデザイナーズリフォームという新機軸の展開をされている有限会社ティ−ハウスの代表をされている吉ノ元さんという方が、ネットで当方のことをお知りいただき、ご訪問くださった。
お話をお伺いすると、まだ立ち上げて間もないそうで、新しい展開故にいろいろ試行錯誤されていらっしゃるようであったが、それでも自分より少しお若いぐらいのほとんど同年代といっても差し支えない年齢の方が、こうやって新しいことにチャレンジされているのを拝見すると、もっと自分もやらないかんと奮起させられる。
やろうと思ったままのこと、まだまだやらなあかんこと…。
腑抜けてる場合じゃないよー!!
がんばらないとね。今日はそんなとこ。

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2005年08月29日

腑抜けモード

朝から頭がまわらないまま一日過ごしてしまった…。
もうなんだかんだで8月も終わりだもんなー。
ばたばたしてた間にやれてなかったことのフォローもしないといけないし、はやく現状復帰しないと。
とはいっても、しばらくココロとカラダがついてこないかな。
まあ走った後は、少し充電は必要だし、大目に見ていただこう…。
ってことで、今日はそんなとこ。

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2005年08月28日

今月の大取り

昨日からの続きでダイニングテーブルの制作も大詰め。
最後の最後、甲板の仕上げでちょいとハマってしまい午前中いっぱいぎりぎりで完成し、昼過ぎて納品先の三重県津市へ向かう。
柿花さんには、お休みの日にも関わらず無理をお願いして運転と搬入のヘルプをしていただいた。
いつものことながらありがとうございます。周りの皆さまの寛容に助けられて、こうしてやってこれる未熟な自分です。

夏休み最後の日曜日であるが、道中も順調にお客さまの元へ到着し、早速搬入にかかる。
道路側にリビングの窓があり、そこからの搬入なので、非常にすんなりと作業は終了。
大いに迷ったデザインもお気に召していただくことができ、頭の中に大汗をかいた甲斐もあり、ほっとする。
手前味噌ながら、かっこいいテーブルに仕上がったので、万が一の場合、持って帰って使ってもいいやと思っていたが、まったくの取り越し苦労になってよかった。

これで今年の夏も終わった…。(まだまだ暑いけどねー。)
今日はそんなとこ。

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2005年08月27日

切羽詰まる

兎に角、完成に向けて作業を続ける
ちょっとお疲れ気味で集中力が落ちてきているので、すぐに一服モードに入ってしまい効率も若干悪くなってきている。
どっちかというと追い込まれて一気に突っ走るタイプなので、鞭打って走るのが常とはいえ、定規のひと目盛の中の目盛にない寸法を追っかけての加工にはさすがに緊張感が伴うので、長期戦と連投はさすがにこたえる。
とはいえ、泣き言いってもテーブルは完成しないので、ひと踏ん張り気持ちを入れて、ドーピングにも頼りながら大詰めにかかる。
そして区切りなく明日へ…。
今日はそんなとこ。

訃報になりますが、木工の先達 早川謙之輔氏が27日にお亡くなりになられたそうです。
氏は、大手出版社からも著書を出版されており、自分達の世代の木工に携わるものなら、少なからずそのお名前を耳にする機会があり、その著書からもなんらかの影響を承けたことがあるのではないでしょうか。
ひとつの方向性を示してくださった先達に敬意をもって、謹んでお悔やみ申し上げます。

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2005年08月26日

佳境か

脚部の迷いも吹っ切ったので、あとは一気呵成に攻め込むだけ。(って、なんの話をしてるんだ?)
夕方、オオツカ電器の大塚さんがかき氷を差し入れてくれた。
にもかかわらず、あまりに余裕がないので、素っ気無くってすみません。
また、落ち着いてる時に飲みにでもいきましょう。
あー、ビール飲みてー!!

はー、今日はそんなとこ。

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2005年08月25日

続きの追い込み

ダイニングテーブルの続きにかかるのに、片付けたりいろいろ。
やっぱり脚の納めかたが、もうひとつ納得いかなくて、悩んでしまう。
もうそんな余裕もないんだから…。
あたふたと、今日はそんなとこ。

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2005年08月24日

ちょいと一休み

昨日のうちに横浜のカミさんの実家に入る。
朝は、久しぶりに家族の皆さんの顔を見てゆっくり過ごす。
自分は、こっちでの予定がちょっと無くなったので、井本氏の目的地に一緒に出かけることにした。
現場は、吉祥寺に造られる住宅地の共有スペースの造園なのだが、それを井本氏がいろいろお世話になっている大阪の環境設計をされている方がコンペで獲って、そこの造園グループ総出で泊まり込みで仕事をされているわけだが、機材やら何やら運ぶのにクルマでこっちに来ているらしく、和泉ナンバーでしかも地元の住所が書かれたユニック付トラックの集団をこんなところで見るとは、なにやら不思議な感じであった。
あとは、お互い明日も仕事なので、夜も早めにこっちを発ちたかったので、あまり時間的に余裕もなく、今回はあまりうろうろせずに横浜へ戻り、帰りの運転に備えて昼寝をして養生する。
とりあえずまた大阪へ家族も乗せて戻ります。
今日はそんなとこ。

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2005年08月23日

まずひと区切りの納品紀行

一昨日からの引き続きの今日…。
学習机は、午前中すべての作業を終えて、お昼過ぎに納品に出発。
お届けは、神奈川県横浜市であるが、運転は、井本氏にオマカセ♡
井本氏は、東京の吉祥寺で、こっちでいろいろお世話になっている方が手掛けられている庭空間が、そろそろカタチになっている頃なので、見学に行くのにスケジュールをあわせてくれた。
納品時の運転をまかせられると、スタミナの温存を図らず最後までコトにあたれるので、今回はお互い様々の面もあるが、それでも尚かつ有難い。
途中の渋滞も有り、到着は夜の9時をまわってしまったが、この机の持ち主になる息子さんも妹さんと一緒に起きて待っていてくれた。
待ちに待った自分の学習机、息子さんも手を添えてくれて一緒にお部屋に運び込む。
納品の記念写真を撮影するときには、カンナ仕上げでピカピカに光った甲板にお顔をすり寄せてくれたりして、喜んでいただけるお顔を見ると、この瞬間にここまでのすべての緊張が解き放たれる。
ご依頼主のご主人、奥様にも、遅い到着にも関わらず、いろいろお気遣いいただき本当にありがとうございました。

まずはひと区切りで、今日はそんなとこ。

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2005年08月22日

さらに追い込み

昨日のまま引き続きの今日。
途中、抽き出しの吊り込みかたで、大いに悩む。
基本的なカタチは、前に制作した学習机と同じで、天板に吸付き桟そこに脚柱ホゾ差しというタイプなのだが、まったく同じものは基本的につくりたくないほうなので、抽き出し周辺のデザインでちょっと差別化を図りたいところで、そこでつい頭を動かして、手が止まってしまう。
そんなこと今更迷っている場合ではないので、実際相当焦っているのだが、こういう時に人はえてして発想するものであり、それにあらぬ期待をしてしまう依存型の自分がそこにいる。

笑いの神…、もとい創作の神降臨か!?
そんなことはナイので、何とか自分で結論づけて、とにかく手を動かし続ける。
そして引き続きの明日へ…。
今日はそんなとこ。

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2005年08月21日

おおいにおいこみ

学習机のほうを先に完成させる方向で進行する。
とにかく部材の加工。

途中、お打合せに大阪市内まで走る。
お嫁入りの時に持参された家具を引っ越しで処分しなくてはいけなくなり、想い出のあるモノだから、扉の部分を使ってローテーブルにリメイクしたいというご依頼。
これも実物を拝見してお話をお伺いすると、いろいろあったのだが、それはまた、実際に制作にかかる時にでも…。

戻って、兎に角制作。
もう寝てる場合じゃない。(自業自得なんだよね。)
今日はそんなとこ。

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2005年08月20日

追い込まれてますが…

脚部他の部材の木取りと木づくり。
ダイニングテーブルの脚部をどうしても、どうにかしたくてこの期におよんで、プランを練り直してます。
もうつくりながら考えてるという感じです。
意外なところにヒントがあったのですが、そのせいでちょっと余計な手間が増えてしまいそう…。
なので、ちょっと納期を遅らせていただいてしまいました…。
策士、策に溺れる。(って、誰が策士なんだ!?)
えっ、まあ、今日はそんなとこ。

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2005年08月19日

板矧ぎ

制作の続きは、天板と甲板の板矧ぎ。
サイズは違えど、2枚まとめてだと結構な作業です、これ。
ダイニングテーブルには雇いザネにブラックウォールナットを使って、これアクセントにしてみました。
お疲れ気味です。今日はそんなとこ。

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2005年08月18日

とはいったものの

鈍っちゃって…。
夏バテかもしれないし…。

って、コラー!!
そんなことじゃだめじゃないか!!!
根性据えてがんばらんかい!!!!(!が4つならんでるし。)

って、今日はそんなとこ。(おいおい、ホントにだいじょうぶなのか!?)

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2005年08月17日

盆明け

結局、お盆の間ちょっと遊び過ぎてしまったので、気を取りなおして制作に戻る。
天板もある意味シーズニングみたいなもんで、あらためて矧ぎ合わせの木づくりにかかる。
これ完成して、納品のついでに横浜へ家族を迎えに行くつもりなのだが、こんな調子で、始業式までに連れて帰って来れるのだろうか…!?
ちょっと心配になって来た。
家族の皆さんへ連絡です。
適当な時期に見切りを付けて、勝手に帰って来てください。今日はそんなとこ。

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2005年08月16日

五山の送り火

大文字焼きで有名な五山の送り火の大文字をとある方のご紹介で山に登って間近で見ることができるというので、こんな機会はめったに無いと、井本夫妻と一緒に京都へでかける。(最近ちゃんと仕事してるのか?)
そういえば、京都の住宅展示場と木の暮し研究会のおつき合いが一旦終息して、昨年、一昨年とこの時期に京都にイベントをしに出かけていたのが、今年は、もう京都にはご縁も無いだろうと思っていたのであるが、結局、今年もでかけることになった。しかも同じメンツで…。
現地で、今回の企画の仕掛人である先日の占いのお姉さんと合流し、銀閣寺に向かう。
入山口に着いてから、残念なことに、とある方とちょっと行き違いがあったようで入山はできなかった。
過ぎたことは仕方がないので、大文字が見られるベストスポットを探しながら移動していると、ふもとにある吉田山の山頂がよく見えるということで、登って点火されるのをしばし持つ。
木が若干邪魔ではあったが、山に木があるのは仕方がないことで、それはさておいても真正面のポジションでかなり大きく大文字の炎を見ることができた。
地元の方の情報で、タイミングを合わせて下山すると、登山道から「法」「妙」「舟形」が見えるということで、頃合いをみて下山し始めると、微妙な位置で枝葉が邪魔になるが、それぞれの文字を見ることができた。
見えるとわかると、よりはっきりと見たくなるのが人の常で、ついつい枝葉の隙間の広がる場所を探すことに夢中になって暗い林の中を懐中電灯片手に駆け回って、失笑を買ってしまった。
本来の目的は残念ながら達することができなかったが、ここ3年、毎年この時期に京都に来ていながら、送り火をちゃんと見るのは、初めてだったので、それはそれでいい機会になった。
お楽しみは、来年ということでお願いして、今日はそんなとこ。

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2005年08月15日

盆休み

昨日の帰り、井本家に夕食をご馳走になりに寄って、奥様のご友人の方が遊びにいらしていて、その方が占いをされる方で、いろいろ見ていただきながら、深夜まで皆で話が盛り上がり、そのままお泊まりさせていただいてしまい、朝方帰って来たのだが、そのままあろうことかなにをするでなく一日を過ごしてしまった。
やらなアカンことがいっぱい有るというのに…。
盆休みなんて、いってる場合じゃないよ、ホント。
ダメダメだ、今日はそんなとこ。

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2005年08月14日

移転パーティ

お昼から、滋賀県米原市へ出かける。
1/5の椅子で知る人ぞ知る浜田由一氏の浜田工房が、大阪府柏原市から、こちら滋賀県米原市に移転され、オープニングパーティをされるというご案内をいただき、ご挨拶がてら参加させていただいた。
しかし同じ近畿圏の滋賀県だと思って、お気軽な気持ちで出かけたのがそもそも検討違い…。
ここは地理的にはほとんど岐阜県に近いほうの滋賀県で、よくよく地図の全体像を確認せずに出かけたもので、そしてこれ、時期的にお盆の帰省ラッシュときたもんだ。
ちょっとお気軽とはいえないぐらいの時間がかかって、ようやく辿り着く。
お時間的にもすでに宴もたけなわを過ぎた頃であった。
浜田氏にお会いして、ご案内をいただいてからずっと疑問であった、どうして滋賀県に移転されたのかということを伺うと、どうやら、こちらのご出身の教え子さんがいて、その方が独立されるという話を伺い、それはまだ次期早々ではないかということで、共同で工房を持たれることにされたという、実際、わかったようなわからないようななんとなくわかったようなお答えであった。
やっぱり前の工房と同じくきれいに整理整頓されていて、こんな自分でもこういう人の元で仕事をすれば、整理整頓が身に付くのかもしれないと、この若い工房オーナーの方を、隣の畑的に羨ましく、己の雑草育ちを羨んでしまった。
生活のほうも近くの集落の古い民家を購入してご自身で改修されて、すでにこちらに移住されているので、いわば少し早めの終の住処といったところなのかも知れない。(って、勝手に決めていいのか!?)
氏のキャリアを持ってすれば、もう工房の場所がどこにあるのかということなどすでに問題でない訳で、より仕事と生活がしやすい場所に移られただけということかもしれないが、住めるようになるまでしばらく通われていたというお話も伺うと、凄いエネルギーというかバイタリティーというか、学ばされるものがある。
ちょっと遠かったが、気にかかっていた疑問が解消したこともあり、納得して帰ることができた。
それだけではないのだが、今日はそんなとこ。(なんだその思わせぶりは!?)

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2005年08月13日

ギター侍…!?

お昼過ぎから、アトリエに来客。
愛知でギター職人をされている南部さん、名古屋の宮本さんの木工教室の生徒さんで、先日の宮本さんの工房をご訪問させていただいた時にお知りあいになって、南部さんがもともと大阪の寝屋川のご出身ということで、帰省にあわせてご家族四人で遊びにお越しくださった。
南部さんは、自分より一年お若いだけの同年代のかたで、もうギター侍…、ではなく(わざとらしい、しかも微妙に今さら感が…。)ギター職人歴十数年のベテラン。
職人さんと聞くと、自分のような雑草育ちはすごく恐縮してしまうが、すごく温和で繊細な感じの方で、こちらも変に気負うこともなくお話しさせていただくことができた。
ご自身のギター制作も視野に入れて活動をはじめられていらっしゃるようで、一応、そういうスタンス的にはちょっとだけ先に進んでいるので、僭越ながらアドバイスというか、少ない体験談でお話しさせていただだく。(また饒舌になった訳ね…。)
いわゆる、よく工房見学にお越しくださるこれからの方とは若干違い、職人さんとして、もう技術的なキャリアをお持ちなので、あとは如何にご自身らしいと言われるモノづくりに昇華し、如何にそれをお求めになられる方と知り合い、その方々の手に制作したモノがに渡るようにするか、ということをどのようなスタンスでなされるかということになってくるのだと思う。
奥様の精神的なバックアップもすごく感じられるし、ほんと後はご本人のそういう気持ちの持ち用、捉え方次第でどうとでも変えられる筈。ある意味、真のギター侍になるのかもしれない。(それは、話をこじつけ過ぎでしょ!?)
まあしかし、そんなことを長々と壊れたカセットテープの様に、同じ話を繰り返しながら話す大人の長話につきあわせされたお嬢ちゃま方、ごめんなさいね。今度は、うちのこども達がいる時にまた遊びに来てください。
またひとついい出会いをさせていただくことができて感謝です。

一歩目を踏み出すことは勇気がいるが、踏み出さないとわからないこともある。
踏み出すつもりでいるのなら、踏み出すほうがいいと思うし、躊躇して悩むのなら、何か足りないことがあるのかもしれないそれを見つけるまでは、踏み出すべきではないように思う。
自戒も込めて、今日はそんなとこ。

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2005年08月12日

目合わせ

学習机とダイニングテーブルの甲板の木取りをする。
納期の日程が近いので、並行できる作業は、並行して行なう。
とにかく、矧ぎ合わせの目合わせのほうが、なかなか都合よく合う目がないので、これに時間を取られてしまう。
ここで適当にやって、トンチンカンな矧ぎ板をつくる訳にはあたり前だがいかない。
大事なところです。今日はそんなとこ。

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2005年08月11日

読書

どうしても読みあげてしまいたい本があって、ついついそれに向かってしまった…。
先日、工房悠の杉山さんと柿花さんがお話しされていた戦後日本の歴史について、それに関する新刊をたまたま本屋で手に取ってしまったのが、運のつき。
一冊余んだからそれがすべてにならないことは、それなりの年齢になっているのでわかっているつもりだが、兎に角、まず一冊読んでみないことには、はじまらない。
これから政治活動をしていこうとか、そういうことでなくても、この国で、世界で生きていく為には、こういうことに無関心でいる訳にはいかない気がする。
また納期が…、
自分の首を絞めるのがどうも好きらしい。(それはちょっと…。)
今日はそんなとこ。

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2005年08月10日

ホワイトアッシュ

なんか朝から調子がでない。
日中、次の仕事のプランニング
夕方、材料のホワイトアッシュを引き取りに大阪南港の平林に。
その後、つみ木のお二人さんの工房へ、近くにきたのでふらっと顔を出す。(仕事中に迷惑な!!)
ものすごく久しぶりだったので、自分の顔を見ても誰だかわからなかったようで、いぶかしそうに見られてしまったが、無精髭が仙人のようにのびてるこの顔じゃ、余程度々顔を合わせていないと、そりゃ仕方がない。
三人でお好み焼きを食べに行って、いろいろお話をするが、いつ会ってもなんともいい感じのお二人さんである。

ホワイトアッシュといえば、
ナラ、タモの現状について問題提起なんて語っちゃっているので、積極的にロシア産北海道材(ここ重要なところです、誤表記じゃないです!!)を使うこともできなくなり、ロシア産北海道材(ここ重要なところです、誤表記じゃないです!!)をつかって国産材を使っていますなんて、口が割けても言えなくなり、広葉樹市場で安定供給されている二大メジャー材を大手を振って使うことができなくなり、結果的に自分の首を絞めてしまっていることに、どうなんだかと弱気になりそうになる今日この頃…。
その代替えという訳ではないが、材料コストの比較的安く、雰囲気的にも似た材というと、ホワイトアッシュという選択になるのだが、タモより少し…いや、刃物のあたりでいえば、かなり堅いかもしれない。しかも、若木が多く、現地でのフリッチなので、とにかくこれでもかと板目挽きされているし、昨今、幅の広い材の入荷も少なくなってきているらしいので、やっぱり首がしまっている…。

今回も、おつき合いのこともあり、バラ売りしてくれる材木屋さんがあることはあるのだが、バンドル買いの必要に迫られ、重ねて首がしまっている状況にある。

要するに何をいいたいかと言うと、ひとバンドル1.6立米を買ってしまって、支払いを自分ひとりでするのはかなり負担なので、共同購入先を探しています。(っていうか、もう買ってしまったんだろ!?)
支払はまだなので…。

<詳細>
ホワイトアッシュのラフ板、3m〜2.7m 厚み34mm 幅140mm〜180mm(150mm前後の板が多いです。)
とにかく共同購入ですから、うちのマージンはいっさい無しで、立米価格16万円です。(バラ売りよりは単価が安いと思います。)
でも…、送料及び発送の手数料はご負担ください。
もしくは、お引き取りにお越しいただけますといちばん有難いです。

ちなみに1万円分でだいたい幅140mm前後の板で約4枚です。
半分ぐらいはなんとかしますので、どなたかホワイトアッシュがご入り用な方、助けてください、お願いします…。
……

今日はそんなとこ。

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2005年08月09日

さて

次の仕事に向けての段取り他。
実質あんまり余裕が無い。(って、いつものことだろ。)
掲示板で話題になった兼房のチップソーを縦挽きのスーパーフィニッシングソーΦ305mmと横切り用にレーザースリットの入ったΦ355mmを機械屋さんにチップソーの研磨に持っていった時に思い余って注文してみた。
予算の関係上とりあえず一枚づつ、また研磨に出す時に状況見て追加を考えよう。
その頃には支払のほうも…。

夜、木の暮し研究会のミーティングに出席。
この活動も6年目の今年もなんだかんだと半分過ぎた。
(株)木匠の飴村社長の思いは増して熱い。
熱い語らいで、気付けば日付けも変わっている。

朝方生活なので、日付け変わってしまうと眠くて頭まわってないんですよ、ちょっと。
って、今日はそんなとこ。

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2005年08月08日

独身貴族

朝から、カミさん達が横浜へ帰省するというので、新大阪までクルマで見送り。
お盆休み前だからか、週の始めだからか、時間帯だからか、やたら道が混んでいた。
今日から2週間程、独身貴族…っていっても、仕事がちょいと立て込んでいるので、気兼ねなく家に帰らなくていいことぐらいしかメリットもない。(それをメリットというのか?)
普段から、あまり家に還ってないし、そうでもないか…。

戻って、サイトの更新作業。
カミさんに日記を書いてと頼んだところ、拒絶されてしまったので新コーナ−の企画は没ってしまった…。
なので、あいも変わらず大いなるマンネリズムで今回も大幅な変化はない。
せっかくMTのセッティングまでできているので、どなたかここでBlog連載されませんか?

アップして、今日はそんなとこ。

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2005年08月07日

夏休みの最中、こんな中途半端な片田舎に木っ端で工作なんてしにくるご家族なんていないって。

そのとーり!!
って、ことでイベントは中止。
準備しなくていいので、気は楽だが…。(複雑だね。)

お昼過ぎ、風汰の椅子(サイズ変更Ver)を引き取りにご依頼主のご家族がお越しくださった。
早速、当面の持ち主になる3歳のお嬢さんに座っていただく。
もう、自分の椅子だとわかって、なんだか恥ずかしいのやら、嬉しいのやらという感じ。
1歳の妹さんが、ちょっと焼きもちを焼いているようで、お姉ちゃんが座らない隙を見て、かなり大きめのその椅子に座ろうと奮闘する姿が、これまた微笑ましい。
サイズに関係なく、相応につくった椅子である。
こどもの椅子だからと、適当に、簡単になんかつくれる筈が無い。
これからいろいろ知ったり、感じたりするこども達だからこそ、大人が本気で取り組んだモノを使って欲しい。
次の世代に伝えていくこの世界、未来だって捨てたもんじゃってことを感じて欲しい。
なにが豊かさなのか、金銭的な豊かさがすべてなのか、勝ち負けを追い求めることだけに終始することで幸せが見いだせるのか…。
現実との兼ね合いの中で、整合していかないといけないことは、いっぱいある。
それでも生きていくことの喜びや幸せを感じていたい。
感じて欲しい。

ただでさえ暑い時に、ヒートアップしてきたので、今日はそんなとこ。

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2005年08月06日

映画です。

こども達がもうすぐに横浜のカミさんの実家は里帰りしてしまうので、前から約束していた映画「妖怪大戦争」を観に、人出の少ない午前の部を狙って出かける。
まあ、お子様向けの娯楽映画なので、細かいことをどうこう語るつもりはないが、なかなか楽しい映画であった。
しかし、なんだが無駄に豪華キャストととも思え、どういった経緯で忌野清志郎氏がぬらりひょんなどという妖怪を演じているのであろうか?それだけは唯一知りたい、気がかりでしょうがないところであった。(本編とまったく関係ないところでか!?)
そのかわり今年の戦隊シリーズ THE MOVIE はナシ。
でもひとりで、「仮面ライダー THE FIRST」は観に行っちゃうけどね…。(大人げないなー!!)
あの本家本元仮面ライダーが、我々の心を熱くしたあの本郷猛の仮面ライダーのリメイクですから、行かない訳にはいきません。
ちなみに、こども達には内緒です。(って、こんな開けっぴろげでそれもないだろ。)

しかし、なんの話をしてるんだか…。
もう、今日はそんなとこ。

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2005年08月05日

いろいろね、

残りの風汰の椅子(サイズ変更Ver)を仕上げて、座板をウォールナットで仕込む。
あわせて「ちいさな木の工房だより」8月号の編集にも取りかかる。
次の仕事2点のプランニングにもかかりたいが、そう一度に並行してできる程、仕事のできる男ではないので、そこまで欲張らない。
とにかくできるところから…。(やらないといけないところからでしょ!?)
とかいいながら、夜は米田さんのつどい工房でデッキビアガーデンへの誘いの甘い誘惑に負けてしまい、柿花さんも道連れにご馳走になりにでかける。
なんだかビール2本でやたらと眠くなってしまい、せっかくご招待いただいたのに後半夢うつつで失礼いたしました。
結局、家にも帰ってないし…。
うーん、今日はそんなとこ。

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2005年08月04日

帰還

先に完成したノーマルサイズの風汰の椅子を発送する。
あわせてもう一脚のほうも組立てにかかる。
家族のほうがこっちに来てくれるので、なんか家に帰らなくてもいいような気がして、そういえば二日家に帰ってないや…。(よくはないよ、それは錯覚だから!!)
この時期に徹夜はよくないのか、やたらと疲れてしまったので、とりあえず帰ることにする。
まだまだこれからが本番なんだけど…。
今日はそんなとこ。

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2005年08月03日

余裕が無いよ

今日は、こども達の来る日だったので、あまり追い込まれた無様な姿を見せるのもなんなので、表面繕ってみるが、どうしても態度にでてしまう。
余裕が無い時こそ、余裕を持たないといけないんだが、そうもいってられないんだな、これが。
見た目も小汚いし、あまり見せられた姿じゃないんだもんな。
まあ、元もそんなでもないんだが…。
今日はそんなとこ。

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2005年08月02日

ちょい追い込み。

8月の後半までに納品する制作スケジュールが詰まってきたので、ちょいと長期で追い込みモードになる。
そんなことで、制作中の風汰の椅子の背もたれを削り出す。
ここは、バンドソーの荒取りと反り台ガンナでの成形の組合わせで加工する。
お客さまをお待たせしてしまっているので、ちょっとピッチを上げないといけない。
これもまた追い込み。
半年に一度、忙しくなる法則発動か…。
今日はそんなとこ。

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2005年08月01日

葉月

8月ですよ、もう…。
やってない仕事、できてない仕事、やらないといけない仕事、月日の移り変わりはこっちの都合などお構い無しである。
キャパシティーというのは、詰め込めば膨らむのだとは思うが、詰め込みすぎるて限度を超えると…。
その当たりはなかなか自分で分かっているようで、自分に甘く過剰に評価してしまう。
顔つき変わってないか、嫌な顔になってないか、それは気にするようにしているけども、相手によって顔も変わっちゃうしねー。(いやなヤツだな!?)
気が乗らないとできないというのを、仕事ができない言い訳にしちゃダメだよ。
どこかで誰かに迷惑かけてしまうんだから。
しゃんとしましょう!!8月ですし。
今日はそんなとこ。

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