ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2005年01月31日

今年最初の月末

なんと一月も終わりである。
今年は、勤勉をモットーにしている手前(って、ほんとかよ!?)、更新のほうも月変わりには、きちんとやっておきたいと思い、Macに向かうが、サイトの傾向と対策を考え出すと集中できなくなって、ついついWeb上を彷徨う迷い子になり、ふいにしてしまう。(そういうところが既に勤勉じゃないだろ!!)
結局、対した方針も見いだせず、更新もできないままである。(何してんだか…。)

嗚呼、やっぱり今年もダメなヤツ…、今月はそんなとこ。

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2005年01月30日

勉強会

お昼から、地元のNPO熊取こどもとおとなのネットワーク主催の大阪教育大学教授の秋葉英則氏の講演会を聞きに行く。
普段から、何かおかしな方向にあると感じている今の社会の有り様だが、そう感じているのは自分だけではないというのは、個々に人と話していると感じることであるが、今日のお話を聞いて、さらにその思いは強くなった。
点から線、線から面に変化していくことで、必ずベクトルは変わる筈である。
身近で短いながらも線が繋がりつつあることは実感できる。
話すこと、伝えること、動くこと、諦めないで、やめないでいよう。
なるがまま、なされるがまま、見過ごしていくのは、無責任である。
親であり、おとなである自分を省みる。
相変わらずの単純な自分に呆れもするが、優しく厳しいお話を聞いて思う。

こどもに見せられる背中をもてるよう…。
今日はそんなとこ。

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2005年01月29日

中仕上げ

手ガンナで、横ずりの跡を消しながら、面を整えていく。
削って、研いで、研いで削って…、
これだけは、いつもの如く体力勝負。
今回の板は、性がいいので、面積は広くてもまだ削りやすいので助かる。
中仕上げとはいえ、切れてる刃で削りだしたトチの木肌は、まさに栃の絹肌という言葉が似合う。
これハマってしまうと、いつまでも削っていたい…、って気分になってしまうので、削りすぎて板が無くなってしまわないように注意が必要。(そんなことはないから、相当削らないと…。)
それは極端すぎますが、せっかくつくった面を崩さないようにだけは、しないといけません。

程々なところで、今日はそんなとこ。

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2005年01月28日

まだ板削り

あらかた削れたので、壁側に当たる木端と木口をカットする。
悩むんだよね、切るだけなのに…。
四角い板を寸法通りに四角く切るだけなら、そのとおりにすればいいのだが(とはいえ木目見ちゃ悩んでしまうんだが…)、こういう板は全体のカタチを見ながら、加減のいいラインを見つけてからでないと、切ってから、あっちのラインが…、あの角度のほうが…と思っても、やり直せない。
だいたい、こういう板はそれ自体も高価なので、すべての作業に言えることなのだが、半端な状態では刃物を入れられないのだ。
切ったり削ったりしてから、思うとおりじゃないから取り替えよ。ってことはありえないし、考えられない。
やってることは単純に見えるかもしれないが、精神的には結構きている。
流れるようにはいかないのだというより、流せる筈がない。(でたな、いつものあれが。)

えっ、けっして言い訳なんかじゃ…。(説得力ゼロ!!)
さあさあ、帰った帰った!!今日はそんなとこ。

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2005年01月27日

続・板削り

あらかた裏も削ったら、表に戻る。
削るにつれ、木肌も露になってくる。
性の好い木で特別杢などは無いのであるが、それ故に白い絹肌の栄える優しい木目である。

昨日の予告通り、削りくずを集めて、焼き芋を焼いた。(そういうことだけはちゃんとするのね…。)
先に灰を焼いて床をつくって、ホイルで包んだ芋を置いて、また灰を被せて、その上でまたどんどん焼いて灰を重ねていく。
削りくずは、すぐに灰になるので、カミさんに火の番を頼んでどんどん焼いてもらう。
トチのチップ100%の灰で焼くなんとも贅沢な焼き芋である。

美味かったー、牛負けたー…。(なんか懐かしCMで聞いたフレーズだ!!、なんだったっけ?)
今日はそんなとこ。

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2005年01月26日

天板削りの続き

表をあらかた削ったら、裏返す。
たいがい表と逆のことが裏で起こっているので、それを確認し、均していく。
面積にすると、この前の大きな板と同じぐらいである。
これだけの板だと、それこそ削りくず製造機状態。
明日、天気よかったら焼き芋でもしよう。
この屑で灰をつくって焼き芋を焼くと、すごく美味しいのだ。(って、火の番でまたサボる気か!?)

うかつにも風邪をひいてしまった。
体調を崩したらダメと思いながらも、チビ達もひいてるし、会う人会う人、皆風邪ひいてると、外堀を埋められてるようなもので、必然的に移ってしまうって…。(いや、緊張感がないからだ!気合いが入ってないからだ!!)
ドーピングしながら騙しだましやっているにしても、身も心も今ひとつな感は否めない。
どうも流行っているようです。皆様もどうぞお気をつけ下さい。

今日はそんなとこ。ゴホっ、ゴホっ、うっ…、
ばたっ…、
……

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2005年01月25日

板削り

3.5mのカウンター用のトチの板を削る。
はやる気持ちを抑えて、まずは兎に角、板の状態を見る。
削り始めると、一貫して引き算、後戻りは一切無し。なので、この段階で板の全体像を掴んでおかないといけない。
幅は600mmで基本的に性のいい木でそれほど暴れは無いようであるが、長さが長い分、少しの板反りでも両端にくるとそれなりに響いてくる。
極端な話、行き当たりばったりでも、出ているところを追っかけて落としていけば、そのうち平らになっていくのだが、その代わりに板の厚みをかなりロスしてしまう。
今回は、なるべく厚みを残したいので、幅反り、捻れは取って、板反りに関しては、使い勝手に支障を感じないところでなだらかに残す方向で作業を進める。
まずは完全な平面にするのが木工の基本だとすれば、ともすれば邪道とも取られかねない判断であるかもしれないが、視点の置き所で譲歩加減を判断するのが、人間にできる仕事であると思う。

ただやはり…、ある意味、苦渋の選択でもある。
今日はそんなとこ。

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2005年01月24日

…懺悔

すみません…、
お餅のつきすぎでカラダが痛いからって、サボってしまいました。
まったく不甲斐無いことです。
明日から、心を入れ替えて頑張ります。(筋肉痛は、一日置いたほうが痛いんだって、そういう年齢になってきたんだから!!)

…今日はそんなとこ。

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2005年01月23日

餅つき

木の暮らし研究会のイベントでお餅つきだった。
餅つき自体は、家族で参加し楽しく過ごしたのであるが…。
当初の予定の20kgの餅米にうちの親から頂き物の餅米10kgも追加して、かなりの量をつかなくてはいけなくなった責任もあり、つき担当を買って出たはいいが、途中、参加者の方もろもろ交代しながらやっていたうちはまだしも、さすがに最後のほう、十臼近くもつくと、若干の物珍しさも薄れ、飽きの方向へ気持ちが向かい、疲れも増していく。
お昼からつき始め、当初夕方には終わると予測していた時間を過ぎ、日が暮れてしまっていた。
もう疲労困憊、帰りにはハンドルを握る力すら怪しかった。
まあ、何事も加減が大事ということ。(お前の責任やろ!!)
餅つきで、ついてつかれてナントやら…。
今日はそんなとこ。

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2005年01月22日

考える葦

カウンターの脚を考える。
かなり長いものなので、据え方と見え方、使い勝手の兼ね合いがなかなかまとまらない。
煮詰まってくると考え込んで動かなくなってしまうのが悪い癖なのだが、お客さまとの打合せのメールを読み返した中、ひとつヒントを見つけ、それをきっかけに絡んだ糸が面白いようにほぐれはじめた。
人間捕らわれちゃいけない。
この瞬間を味わってしまうと、もうやめられないのだ。
不可能はない、なんて幻想や勘違いを起こしてしまう気持ちもわからなくもない。(それは調子に乗りすぎ!!)
でもちゃんと考えると、大概のことは解決できるような気はしてしまう。
実際プランの段階なので、制作にかかって出てくる問題もあるかもしれないが、それも余程のことでなければなんとか解決策を考えつくと思う。

脚を考える葦である。
今日はそんなとこ。

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2005年01月21日

アメリカンウッドワーク

お昼前、自宅のご近所さんのつどい工房の米田さんが来てくださり、どうやら用材の買える材木屋さんを探しているとのことで、いろいろお店はあるのだが、アトリエのご近所の浜田商店さんをご紹介させていただいた。
あちらもご商売なこともあるかもしれないが、うちの小口の買い物でも、穏やかな笑顔で受けてくださるし、米田さんの工房からもそんなに遠くないこともあるから、なにかとお付き合いしやすいと勝手に判断した。
じゃあちょっと行ってみますかと電話で連絡を取ると、丁度クルマで近くを走ってるというので、早速寄ってくださった。
用途と樹種を相談してみると、結局、自分がお世話になる小口の金額より、大きいお買い物であった。

その流れで、夜、美味しいワインをごちそうになりに米田さんのお宅にお邪魔させていただく。
ほぼ1年ぶりにお伺いすると、ガレージの工房も横に増築されて倍の広さになり、デルタ等、海外メーカーのショップクラスの木工機械が、必要なものすべて完備されていた。
なんというか、アメリカ人並み…。(どういう喩えなんだ!?)
下世話なことだが、これだけの設備投資の償却を計算すると、脳が融けてしまうかもしれない。
お部屋にも、圧倒されるぐらいの数の自作の家具が揃っていて、なんかアメリカ人の家みたいであった。(その喩えは正しいのか?)
恐るべしアメリカンウッドワーク。
恐るべし資本力…
羨ましい…、今日はそんなとこ。

ちなみに、美味しいワインをごちそうさまでした。
お土産まで持たせていただき、ありがとうございました。

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2005年01月20日

切り替え

サイトの更新とかで一日過ごしてしまった。

仕事の切り替えが、すぱっとできるともっと効率良くなったりするんだろうけど…。
口で言う程簡単ではないんだな、これが。(そういう言い訳が、甘えなんじゃないの!?)

…はいはい、もう切り替わったけどね。
今日はそんなとこ。

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2005年01月19日

日常

ちょっと気が緩んできたので、注意!!(って、年が変わっていう程たってないのに…!?)

午前中、完成したファックス台を納品し、午後、土場の奥に片付けられた丸太を製材しにいきたいので引っ張りだす。
フォークリフトであれどけ、これどけしてしてるとあっという間に時間が経ってしまった。
小さい丸太だが、3本あるので軽トラでは一度には無理だな。
ロングの4tトラックで細い道走るの鬱だ…。

今日はそんなとこ。

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2005年01月18日

仕上

ファックス台の部材を仕上げて、組み立てに入る。
養生の間に、次の仕事の準備。
3500mmの長い一枚板を使ったカウンタータイプの机を制作する。
つくる前から言うのもなんだが、この板どうやって運びこむか…。(そのぐらい段取りしとけよ!!)

区切りのいいところで塗装にかかり、明日納品予定。
今日はそんなとこ。

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2005年01月17日

震災

今日で阪神淡路大震災から10年。
昨年は、多くの台風に見舞われ、新潟でも大地震がおき、スマトラ沖の大地震では津波によって亡くなられた方が17万人を越えて今なお、不明者多数と報道されている。
煽るつもりは無くても、なにやら自然からのしっぺ返しが始まったのかという言葉も出てしまう。
自然の猛威に対し、ヒトはかくも非力である。
地震は未だに予測すらできない。
これだけは、いつ誰の身に起こるかわからない。
いつ何時の心構え…と、言うのは簡単だが、未曾有の出来事に際したとき、果たして自分にどれだけのことができるだろうか?

すでに起こってしまったことに対するのは、人の強さであると思う。
その強さは、個の強さとともに社会の強さも求められるように思う。
避難所から仮設住宅へと移り住んでから、孤独死されてしまうお年寄りが増えてしまったという事から、新潟では、老人との話し相手になるというボランティアを発足させたとラジオで話していた。
孤独なとき、精神的に辛いとき、誰かに気にかけられているということだけでも、支えになるそうだ。
そう思うと、いつ何時の心構えのひとつに、日頃からの人との結びつき、世代を超えた地域社会の交流ということも、含まれてくるのだと思う。
隣近所の顔も知らないという、昨今。
地域社会の重要性を問われている。
そう考えると、自分たちにもできそうなことがあるに違いない。

人は社会的な生き物である。とは、誰の言葉だったか…?
災害の中にまぎれる人災を減らせるのは、人の力だと思える。

今日はそんなとこ。

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2005年01月16日

焼うどん

お昼前にファックス台の確認にお客さまがお越しになるので、事務所へいく。
子守りついでに、チビ達も連れていく。
ファックス台のほうは、さほど問題なく気にいっていただけた。
あとは、棚板を槍で削って、仕上げれば組み立てられる。

そうこうしてるとお昼すぎたので、焼うどんをつくって3人で食べた。
焼うどんといっても、たまに賄いで昼食を作るとき同様、手間をかけずに作る如何にもという、料理と呼ぶのも烏滸がましいような代物。であるにも関わらず、おまけでつけ合わせた夜食用に買い置きしてあった冷凍たこ焼きに騙されてか、オヤジにおいしいか?おいしいか?としつこく聞かれるので同情したのかしれないが、もしくは単に腹が減っていただけなのか、物珍しさについ箸が進んでしまったのか、もはやそんなことはどうでもいいが、よろこんで食べてくれた。

ひとりで落ち込んでいると思い込んでしまい、つい後ろ向きになって、自分の存在すら否定してしまいがちになってしまうが、家族と一緒にいるとなんか普通に生きている喜び、ここにいるという幸せを感じられる。
やはり、そういうところを大切にできないとダメだと素直に思った。

いまさらながら…、今日はそんなとこ。

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2005年01月15日

バランス

ファックス台は一通りの加工が済んだので、仮組みしてみる。
バランス的にも問題ないかな…。
少ない部材でモノを見せると部材ひとつひとつに目がいくので、ボリュームを持たせる為に大胆な部材取りをしても、各所の納まりには繊細さを持たせていかないと、単にもっさりとしてしまい全体の締まりがなくなるように思う。
ただそれをするが余り、ちまちました印象を与えてしまっては、元も子もない。
繊細かつ大胆、大胆かつ繊細。
やはり、バランスということになってくるのかな。
感性的な目線と、技術、知識的な目線のせめぎ合いでできるモノづくり。(おっ、なんかカッコいいね!!)
なんか標語みたいになってしまった…。

明日お客さまが確認にお越しくださるので、この段階で手を止めておく。
今日はそんなとこ。

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2005年01月14日

性格

ファックス台の制作。
一応図面らしきはあるのだが、やはり板との兼ね合いで部材の寸法が変わってしまう。
しまうというか、変えずにいられなくなる。
つくるモノのテイストにより、スケッチ、図面通りにつくる。もしくは、図面やスケッチはあくまで必要な部分のサイズや完成型の指針とし、最終的につくりながら決めていく。というのが、制作スタイルの両端だとすると、今回はかなり後者側になる。
ちなみに後者のほうが、明らかに制作効率が悪い。
自分の性格のせいもあるが、木を切ったり、削ったりする度にいちいち悩まなければ気が済まないのだから…。
踏ん切りがよければ、スパスパっと完成して、仕事の手離れも良くなり、その分制作の回転率が高くなることは頭の中では十分計算できているのだが、割り切りが悪いというか、なんというか…。
しかし、こういうのを仕事が遅い言い訳にしてるうちはだめだな。
なっ、今日はそんなとこ。

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2005年01月13日

何故か持ってる槍ガンナを今回の仕事で使おうと思って刃のカタチやら仕込みだしたら見事にハマってしまった…。
先だけ外して研ぐ訳だが、槍ガンナをしらないカミさんが見て驚いていたが、武器みたいなの研いでたら、そりゃ驚くわな。
槍ガンナで棚板の表面を削り出して、柱の角柱の持つ直線と自然の木の耳の有機的なラインを人の手で出す曖昧さで繋いでみようという意図があってのことで、槍ガンナあるから面白そうだから使ってみよう!!という、安直な発想だなんてここでは間違っても言えない…。(言ってる、言ってる!!)
っていうのは冗談で…、いやホントに。(どっちがホントなんだ?)

どっちがでしょう?
さあ…、今日はそんなとこ。

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2005年01月12日

寒みー

なにはなくとも仕事をしないとはじまらない。
しかし、冬らしい寒さになってきた。
カラダがヌルさにならされてしまって、たぶんこれが普通の寒さなのだろうが、やたらと凍みる。
アトリエも広くなったからか、床が土場に薄いコンクリートだけのせいか、かなり下から冷える。
寒いのは仕方がないから、とにかく怪我しないように気を付けよう。
これで怪我したら、まさに心身ともに…じゃ、笑えない。
(最近、やたら無駄な話が多いな!?)
…大丈夫。今日はそんなとこ。

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2005年01月11日

厳しい

自分のやったことを真摯に受け止め、その上で前に進んでいかないことには明日はない。
気持ちの切り替えに、中途でほったらかしたままの椅子を仕上げてしまう。
午後から集金できただけのお金で遅れた支払いをするが、かなり足りない。
残りどうやって工面するか…。
これじゃ生活費も渡せない。
あのお金があればと思うと、また落ち込む。
それだけの苦しみを相手に与えてしまったのだと思うと、しかたがないのかとも。
しかし厳しい…。
厳しい中を生きてこそ人間か?
厳しい…、今日はそんなとこ。

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2005年01月10日

連休モード

半日、事務所で過ごし、お昼過ぎから買い物へ出かける。
晴れ着のお嬢さん方を見かけて、成人の日だったと気づく。(じゃあ、こんな時期になんの祝日なんだ!?)
今年の成人式は一部を除き沈静化だったらしい。(ネットニュースより)
沈静化っていう表現をされる成人式もどんなもんなのか?
確かに自分たちの成人式の時も、なんだか同窓会みたいな雰囲気で盛り上がり、講堂でのお偉いさんの話なんか一切聞いてなかった。
成人式を境に社会人…というのであれば、
自らを思えば、地域とか社会というのを意識しだしたのは、家庭、特に子供を持ってからかもしれない。(といいながら、仕事にかまけてそういうのはほったらかしなんだろ!?)
未だに精神的には成人できてないという評価も受けてしまうし…。

核家族、少子化、晩婚、第一子の出産年齢の高齢化等々
比較的、地域社会などに対し考える方向にあるように思っていても、それとの繋がりが薄れていく要因のようなもの自体が増えていく傾向に歯止めがかかっているようには思えない。
また最近の異常な犯罪を犯す犯人が、同世代の独身男性であったりすることを顕著に感じるのは、自分が神経質で過敏に反応しすぎているせいだろうか…?
複雑系なことをなんでも社会環境のせいにしてしまう訳にはいかないが、どうもそういう風には思えない。

増えすぎる人口に対し、自然の抑止力が働いているという少し前向きな考え方もできなくはないが、少し先に待っているのが極端な高齢化である。

悪い悪いといって過度に不安を煽ること、もしくは目をつぶって放っておくことは、たぶん刹那を生きる分には都合がいいかもしれない。
なぜ生まれて、なぜ生きるのかということを考える。
前を向けば先祖がいて、後ろを向けば子孫がいる。
その間で、バトンを握って走っているのが自分たちだとすれば、コースを選んで走りきり、バトンを繋ぐ責任があるように思う。
奇麗事だといわれることを実行するのは、容易いことではないし、できないことが多いかもしれない。
しかし、だからとそれでやめてしまったら、諦めてしまったら、話すことすらやめてしまったら…、すべておしまい。

成人式の話から、かなり飛躍してしまったが、奇麗なおべべ着せてもらって、はしゃぎたくなる気持ちもわかるけど、式なんていってやるほうもやられるほうも、なんかカタチばっかりなのな…。
よくよく思えば、こんなことをわかったように話せる人間ではない自分がここにいる訳だが。
饒舌すぎた…すみません、今日はそんなとこ。

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2005年01月09日

新年会

浜田由一氏の工房の新年会に参加させていただく。
Jクオリアの松下氏が、前々から浜田氏のお話をいろんなところで耳にしていて、一度お目にかかってみたいと言っていたので、お誘いして、あとはいつもの井本氏と3人で伺った。
一昨年前にも参加させていただいたのだが、ここの新年会には、本当にいろいろな方がお見えになっていて、浜田氏という人の仕事に限らず、その人の姿勢というかそういうものが、それだけ人を惹き付けるのだということが推測できる。
この数日、特に自分を振り返らなければいけない時間を過ごした身には、まざまざにそれを感じることができた。
自他ともに認められるようなプロ中のプロというのは、伊達になれるものではない。
学ぶことはまだまだ多い…。
今日はそんなとこ。

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2005年01月08日

自分のしてしまったこ

自分のしてしまったことを思うと、まだちょっと冷静に言葉に替えることができない。

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2005年01月07日

今日は、ちょっと今の

今日は、ちょっと今の状態じゃ書けないな。

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2005年01月06日

始動

いい加減、次の仕事にかかりだす。
プランは決まっているので、材料を選ぶことから。
そんなことをいいながら夜は、井本氏のお姉さん、健太郎くん一家が長野県へ移住することになり、その送別会兼新年会を家で開くので、早く帰る。
家で飲むと、外で飲むことから比べると安くつくので、結構飲んだかもしれない。
なかなか、本調子にならないな…。
今日はそんなとこ。

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2005年01月05日

正月気分もおしまい。

なんとまだ年賀状の続きを書いていた訳であるが…。

お昼すぎ、井本氏が打合せの帰りかなにかに顔をだしてくれ、しばらくいろいろ話す。
俺はどうしたらいいと思う?なんて、つい切羽詰まった本音からか馬鹿な質問をしたもんで、顔を見合わせて笑ってしまった。
夜、カミさん達が帰ってくるので、新大阪まで迎えにいく。
さすがに時期と時間帯のこともあって、市内もクルマは少なかったが、新大阪の駅は迎えのクルマで混雑していた。
やっと、日常にもどる…。
今日はそんなとこ。

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2005年01月04日

年賀状

三元日終わってからようやく年賀状を書き出すのもどんなものか?
言い訳をすれば、年に一度のご挨拶状だと思えば、少なからず気持ち的に落ち着いて差し出す相手を思いながら書きたいときに書かせてくれよ…と。

夕方、以前ネットで検索したといって約束をしていた、椅子の専門家になるという横浜の若者が、滋賀に帰省のついでに話が聞きたいからと、わざわざ遊びにきてくれた。
そもそも椅子の専門家になるというのに、うちに話を聞きにくることから若干方向性が危うい気がしないでもないのであるが、それは若さ故のことでもあり、また、こんな辺境まで訪ねてくるという本人の行動力がきっと軌道修正と埋め合わせをする筈だと思うので、ここでは言及をしないでいただきたい。
例にもれず、こういう若者を捕まえると、己をわきまえずに講釈をたれまくるわけであるが、今日はいつもに増して饒舌であった。
いわば、年末からろくすっぽ人と関わり合ってなかったので、口がうずうずしていたところ、まんまとはまったカタチである。(蟻地獄にはまった蟻ってとこかな?)
聞かれても無いことをいろいろ話す訳だから、かなりの情報量を入手して帰れたはずだ。
間違いない。(あー、テレビの見すぎ、影響受けすぎ、つまんない…。)

もっと僕にしゃべらせて、もっといっしょに話をしていて、こんな僕と…。と思いながら見送ったが、ゆうに3、4時間はしゃべっていた筈である。(お正月寂しかったんだね。)

しかしながら、もはやご察しのとおり、やっぱり年末年始は毎年の如く仕事をするつもりのまま何もせず過ごしてしまったのであった…。(情けない…。)
これじゃあ今年も進歩なしか…、今日はそんなとこ。

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2005年01月03日

だめです…

お正月ボケに歯止めが利かない…。
aa-、今日は@$%&'%~#"?

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2005年01月02日

正月ボケ

二日ともなると、もう正月ボケもピーク。
独りなのでついついこっちに来てしまうが、来たからといってダラダラ過ごしてしまう。
正月ぐらい、ガスを抜いてもとは思うんだが…。
結局、まだ年賀状書いてないや。
この調子じゃ、暑中お見舞いか?(ボケも程々にな!!)
年末の反省、年頭の初志は既に過去のものか…?
あれあれ、今日はそんなとこ。

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2005年01月01日

元旦

なんかまた流されるまま新しい一年が始まってしまった…。
思うことはいっぱいあるが、今年は風呂敷を広げるよりも、着実に仕事をこなしていくほうにウェイトを置いていきたいと思う。
かといって気持ちは前に向かうベクトルであることは変わりない。

夜中にうだうだと過ごしてしまい(そういうところがひとつも進歩していないじゃないか!?)、お昼前にようやく更新を終え、なんとかここも新しい一年を迎えることができた。
三日ぶりぐらいで家に帰り、雑煮でもごちそうになろうと母屋へ顔をだす。
元旦早々からこの二人喧嘩をしていたようで、ここは子はかすがいでオヤジのお屠蘇に付き合って、今日中にやりたいことも残っているので事務所に戻ろうと思って酔いをさまそうと久しぶりの布団に入ると、やっぱり爆睡モードにはいってしまい、元旦は終了…。

今日はそんなとこ。
まだ年賀状書いてないや…。

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