2008年04月02日
『木工大図鑑』
Jクオリアの松下さんが講談社刊『木工大図鑑』を届けてくださいました。
仕口の加工の手順も、きちんと木工機械(昇降盤)を使って、写真で解説されており、読み応えでいえば、日本の木工関係の書籍のなかでは、結構なものでした。(お値段のほうも、比例して結構なものでしたが……)
ただ、作例で取り上げられている制作者が東日本、関東界隈に限られているのが少々残念。
もっと取り上げるべき方もいらっしゃるとも思います。(手前味噌な話ではなく)
また欲をいえば、あれだけのボリュームであれば、もう少し作業の安全についてもふれていていただきたかったかもしれません。
もっと欲をいえば、3冊ぐらいの分冊での発刊でもよかったかも。
ちょっと手元に置いておいて参考にしようという方には、分厚いかもしれません……。
ともあれ、なかなか木工関係の書籍に恵まれない日本においては、嬉しい発刊だと素直に思える本です。
お求めは、お近くの書店……ではなく、是非、Jクオリアにて。(宣伝です。)
という今日はそんなとこ。
投稿者 KAKU : 2008年04月02日 23:59