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2007年04月22日
浜田学級の日
ということで、
早朝より、『虹紙製作所』和田さんご夫妻をピックアップして、滋賀県米原の『浜田工房』へ。
今回より、和田さんと一緒に基本の椅子の課題に取り組む。
まずは、原寸図を描くことからはじまるのであるが、
宿題に、浜田先生からの送っていただいた図面からシナ合板に原寸図を描き起しておくことになっていたのであるが、すっかりCADに馴れてしまって、制作用の原寸図というものを描いていなかったので、ニ方の転びの傾斜を起した現物合わせの図を描くと思って頭がこんがらがってかえってトンチンカンなことをして結局描けずじまいの落ちこぼれ。
描き方の要領を教えていただき、原寸図を描いていく。
今回、必要なのは、側面図と上面図で、そこから現物合わせで寸法を取っていく。
今回もいろいろすごいレベルの普通の話を伺ったのですが、
(相変わらず手を動かしているより、口が動いているのです。)
特に椅子制作の実務的に直結したことでは、
ホゾの長さとホゾ穴の深さの関係というお話がありました。
ホゾ穴の底とホゾの先にはノリを利かす
要するに、ホゾはホゾ穴に対し全部の方向からノリを利かせるということで、
その為に有効なホゾ先とホゾ穴の間(いわゆるホゾ穴の逃げ)は1mmなのだそうです。
それより深いと、ノリが乾燥で収縮してしまい利かないそうです。
(目痩せの少ない充填性の高いノリですと、少し条件は変わるかもしれません。)
あと、通しホゾにする場合は、穴が包み型になっていないと吸付かない。etc……
余談ですが、たまたま応募した『ハンズ大賞』でハンズマインド賞に選ばれたそうです。
そういえば、昨年11月に伺った時に、これ制作されてました。
次回は、浜田由一氏の真骨頂、椅子のモデルの制作を学びます。
今日はそんなとこ。
投稿者 KAKU : 2007年04月22日 23:59
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