ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2007年04月10日

ふつうの一日

お仕事、ケヤキのテーブルの脚と、タマナのローテーブルのプランを考えたり、
サイトの更新のことあれこれ。

夜は、『樹望塾』

お題は、「漆の四方山話」
講師は、漆屋ドットコムこと『賀名生漆工芸』の加藤秀三さんというかた。

漆屋さんの漆のお話ということで、
お仕事の精製についてはのみならず、
漆の歴史考から、はては、亀の甲の化学式のお話まで、
まさしく四方山話で、多岐にわたって大変興味深く拝聴させていただきました。

漆については、これまでも、掻く人、塗る人と交流させていただき、今回、精製して売る人とお知りあいになる機会もいただきましたが、なんだかんだといって、見聞広めるばかりなので、そろそろ自分でかぶれてみないといけないようです。

なにか自分の胸の中の片隅ある工芸的なモノづくりに対して意地を張っているような、なにやらモヤモヤした感情も、別段それが良いことをもたらしそうにもなさそうなので、そろそろ卒業、決別して、素直に自分のお仕事の仕上げ塗料のひとつの選択として漆という素材に目を向けても良い頃会いかもしれません。
なんて思う、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2007年04月10日 23:59

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