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2007年03月29日
続きの仕事
甲板の仕上げにかかりだす。
まずは、オーバルなので、側面の半円を小鉋と南京鉋でルータで下加工したラインを整える。
南京鉋は、先日2/4の浜田工房での南京鉋講習会で制作したもの。
これはほんとにバランスが良くて使いやすい。
そして、裏側から、鉋仕上げをしていく。
最近、仕上げ削りに台を短くカットした平鉋を使っている。
考え方としては、
木工機械で出した面を基準として、すべての加工をしている中、
仕上げ、組立てまでの間に、管理に気を使っていたとしても、多少、反りがでてしまったりすることは、実務的なことからいえば正直否めないところで、その状態のところへ、鉋をかけて、かかりにくいところを追っかけて新たに鉋の台なりの面をつくってしまうことは、はたしてどうなのだろうか。ということに帰因している。
そういう意味で、
どちらかというと、その面なりにコンマゼロ数ミリを削り取っていく作業に専念するほうが、元々のカタチを崩さず、組立て時にも不具合が少なくなるのではないだろうか。
本来の台鉋のあり方からすると、邪道といわれるのかもしれないが、実務的にこの考え方も有りではないかと思う……。
メープルの鉋仕上げはツルツルピカピカになるので美しい。
今日はそんなとこ。
投稿者 KAKU : 2007年03月29日 23:59
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