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「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2007年02月24日

スカイプを使っての『form room OSAKA』

ということで、先日2/17の日記でもご案内させていただきました『form room OSAKA on form page』でした。

東京の秋田道夫氏の事務所と大阪の『デザイン教育研究所』スカイプで繋いでの試み的な授業

まあ、いってしまえばIP電話のテレビ電話版のようなものなのでしょうが、テレビ電話なのに、別段、特別な機材が必要という訳でなく、いつも使っているMacとインターネット、それにDVカメラ、あと、今回の様なセミナーで大映しにする場合はプロジェクター、と普段、普通に使っている道具を持ち寄ってできてしまうところが、最先端と自分の知識とのギャップもあって驚かされる。

いわば隔世の感……。(失笑)

プロジェクタ−を通しての大画面ということもあってか、妙な臨場感というのか、終わった後、しばらくして、ついさっきまで実は同じ場所にいてお話を伺っていたような錯覚というか、妙な感覚を覚えた。

これってもしかして、あの「インタラクティブでのリアルタイムコミュニケーション」ということ……?
インタラクティブという言葉はもはや過去のキーワードであるような感があるが、その時すでに、こういう感覚を味わったのか、もしくは理論、仮説としてかはつゆ知らず、にしてもこのことを言っていたのだとすれば、そりゃ、その時には実感できなきゃ、理解もできない。
マルチメディアやインタラクティブと、過去にキーワードとして、もてはやされた言葉が、数年経って、その言葉がもはや忘れ去られようとした頃に、そのもの自体は普通に身の周りにあったりする。
その間、ずっと技術の進歩とともにそのことを考え、し続けてきた誰かが存在する訳である。

今ある、ロハスとか、自然志向とか人や環境に関わるライフスタイルにまつわる様々なキーワードが、忘れられた言葉になった頃、きちんとカタチとしてそこにあるのだろうか。
キーワードとして、もてはやす以上に、行いとしてし続けること、し続けられる場や機会をつくること、そういう普通に基本的なことが大切なことであると、あらためて感じる。
その為には、あり続けられる自分とその環境づくりも同じ様に大切。
この場も、そのひとつ。
今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2007年02月24日 23:59

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