ちいさな工房の毎日を綴ります。
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「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2007年02月11日

デ研と工芸高校の展示会にでかける

次回の「form room OSAKA」の会場に使わせていただく『大阪市立デザイン教育研究所』の展覧会「OMCD EXHIBITION 2007」に、井本氏の奥さまの出身校ということで、井本氏ご一家と風邪で寝込んでいるカミさんを除く自分と子ども達の三人で出かける。

若い感性で……、なんて語り尽くされた言葉で取り繕っておくのが、こういう場合は無難なのだと思うが、パソコンと大判プリントの組み合わせで、ビジュアル的に美しくまとめられたプレゼンテーションを拝見すると、スチレンボードに、切り貼り、マーカーレンダリング、写植やレタリング文字という組み合わせでプレゼンボードをつくっていたひと昔前は、いったいなに時代だったのかと思えてしまった。
隔世の感とは、このことか……。
まあ、学校自体の差もそこにはあるのかもしれないが。

あわせてお隣というか、ご本家ともいえる『大阪市立工芸高校』の展覧会も拝見させていただく。
こちらは、まだ高校生らしいほのぼの感があって、微笑ましい印象。
久しぶりに学食というところで、お昼ごはんを食べる。

まあしかし、つい最近まで、身近に卒業生の方と知り合いになるまで、大阪にこういった高校があることを知らなかった。
こういう選択肢もあったものかと思えば、なんだったのかと思うこともあるが、泉州の田舎だと、まずこういう情報自体がなかった訳で、かといって、その時期の自分自身を思えば、そういう選択をしたのかといえば、そう言われればそうでもなかったかもしれない……。(美術少年というわけでもなかったし……。)
そういえば、今は亡き『アーバンデザイン専門学校』に入った時も、高校新卒でやたらと課題をうまくこなす人がいて、不思議に思っていたが、こういう学校を卒業してた訳だと、あらためて納得。

うちの子ども達にも、世の中には、こういうところもあるのですよと、見せておくだけ見せておけば、そういう選択をするのであればするのでしょう。

なにはともあれ、本人次第。
自分にしても、if をどうこういうより、これからどうするか。
今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2007年02月11日 23:59

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