2007年02月05日
日常のひとコマより
朝、事務所に来てみると、今年一番の冷え込みだったようで、クサガメの子ガメを入れていたバケツの水が凍結していました。
よく見ると、表面でカメも一緒に氷漬けになっていたのを見つけ焦り、慌てて取り出し温かい水に放しました。
もしかしたら冬眠状態になっていたかもしれず、無理に蘇生させようとしたのが悪かったのかもしれませんが、2匹のうち、しっかりした大きいほうのカメが亡くなってしまいました。
今年の冬は、ずっと日中も暖かかったので、冬眠のタイミングを逃したのか、冬眠せずに日中はずっと甲羅干しに上がってきており、夜になると気温が低下して運動能力が下がり水中に潜ることができずに水面近くにいたようですので、それで凍結に巻き込まれてしまったようです。
単なる暖冬かもしれませんし、なんでもかんでも温暖化とひと括りにしてしまうことは、はばかれますが、こういった小さな生き物にも、このような影響があるものかと感じました。
そもそもこんな小さな空間に閉じ込めてしまっていることが、不自然といえばそうなってしまいますので、屋内で冬を越えさせてあげたほうがよかったのかもしれません。
単なる偶然でしょうが、同じ日に、以前、犬に噛まれて怪我をして目を失ってしまい、餌を食べられずにも生きながらえていたカメも亡くなってしまいました。
カメという生き物には、昔からなぜか愛着が湧くもので、少し悲しいお別れの今日はそんなとこ。
投稿者 KAKU : 2007年02月05日 23:59
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