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2006年09月13日
日々雑感
手筈整い、さて矧ぎ始めるかというところで、今回購入した材料の件でちょっと気になることがあって、営業の担当の方に連絡をしていたのだが、ちょうどお見えになって中断。
単価の高い材を扱っているので一見潤っていそうな感のある広葉樹屋さんも、その材を扱う直接のユーザーである、家具、建具製造業界の国内での現状を見れば想像に容易いが現実問題そうでもなく、色々模索されているようで、そういったことについていろいろお話する。
材木屋さんというのは、大きな塊を動かして大きな利益を得る商売の傾向があり、そういう思考、組織形態になっているが故に、今的なマーケットの変化に対応していくのが難しいのように感じる。
簡単にはいかないのだろうが、結局のところ、なにもせずにいても減少を待つだけでしかない気がする。
それよりは足掻いてでもなにかを掴んだ方が生き残れる確率は上がるような気も……。
素材を扱う材木業界とはある意味一心同体だと思うので、なにか同じ方向での流れをつくれればと常々思っているが、こちら側の規模が小さすぎるせいか、業界として成熟していない為か、いまいち視界に入れていただけていないように感じるのは気のせいか……。
まだまだやれることはある……筈。(おまえはまず今の仕事をやれよ!!)
今日はそんなとこ。
投稿者 KAKU : 2006年09月13日 23:59
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