« 帰省だって | メイン | 木取りからはじまる »
2006年08月09日
さて……
なんとか2脚とも図面が描き上がり、いよいよ木取りにかかろうかというところ。
片方の椅子は、庭に生えていたケヤキをご事情で止むなく伐採しなくてはならなくなり、その思い出として残す為に椅子にするということで数年前からお預りしていたお仕事で、そのケヤキ材の限られた量と性の良し悪しもあって、まず単純に失敗したからと代替えが効かないことと、適材適所に歩留まりよく木取り墨をつけられるかということで、板を前にして、改めて事の重さを感じてしまった。
とはいえ、思慮はしても躊躇をしては木は切れない。
覚悟を決められるだけ板を眺める作業が必要になる。(そこでまた時間が……。)
この椅子にとっては、そこがかなりのウェイトになるのだから……。
ほんとにそれぞれ。今日はそんなとこ。
投稿者 KAKU : 2006年08月09日 23:59
Trackback Pings
このエントリーのトラックバックURL: