ちいさな工房の毎日を綴ります。
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「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2006年07月28日

さて、

ひとつの椅子は、方向性というか、そういうのが見えてきて、図面に落とし込みながら、手元にある部材と手つかずのサンプルの椅子のフレームで検証したりしながら、具体的なディテールや構造を検討していく。
そうすると一見、光明が差したように思えるが、それはそれでまた別の一歩進んだところでの無限の回廊に迷い込んだりする訳である。
大抵この繰り返しでプランニングは固まっていくのだが、これが最初の思惑通りすべて運ばないのが辛いところ。すんなりとできる時もあれば、簡単にできそうと思っていたところが思わぬところで落とし穴があったりする。
こういうこともある程度、的確な予測で平準化しなくては事業としてはよろしくないのは重々承知しているつもりであるが、そうも言葉通りにいかないのも、これもまたワンオフの辛いところでもある。
賢くならないと……。今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2006年07月28日 23:59

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