ちいさな工房の毎日を綴ります。
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「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2006年06月20日

まだ木取りの続き

で、セオリー通りに目立つところの大きい部材から帯のこで挽きながら、コタツの脚を木取ったヤマザクラの残りやらも使って木取っていくと、なんだかんだで5脚分の脚が取れたので、なにかの時の分に2脚部材でつくり置きしておこうと、また幕板やらの部材の分の材をかき集めて回らないといけなくなる。
かかっている手間時間を考えると、レギュラーのフリッチを使ったほうがどう見ても割りがいいのは明白であることもわかっているのだが、ここでそれをしてしまうと、半端材のストックが減らず、下手をすると新たな半端材を増やしてしまうことになりかねない。
ここで負担したコストはつもり貯金だと思うことにしている。(まあ、貯めてるつもりが実際には負債を増やす訳だが……涙。)

ヤマザクラが脚になる一脚は、お孫さんへとご依頼いただいたお客さまのそのアメリカにお住いの女の子のお孫さんに、少しでも日本の空気を感じてもらえるかもしれないので、これを使わせていただくことにしよう。

朝晩と日々の気温のギャップのせいか、はたまた歳のせいか、疲れやすくて取れにくい。
かといって、早く帰って寝ると、それが、寝たら寝たで、寝すぎるとかえって寝疲れするし……、ほんとどうしたものかの今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2006年06月20日 23:59

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