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2006年06月18日
ちょっと語源の旅
朝から、事務所でひと通りのいつものお仕事。(犬の世話含む。)
お昼から、木の暮らし研究会のイベントで漆工芸の西村さんの教室(関係者各位には大変申し訳ございませんが、どうしてもここには、内容的に語弊を招き兼ねませんので漆教室とは書けませんでした……。)があったので、賑やかしも兼ねて家族で参加する。
半日の時間の中での体験教室なので、実際に漆を使わずにニスを使って、アクセサリーの透き漆重ね塗り技法の工程を擬似体験するという内容であったが、リツキも興味を持ったらしく、ペンギンのカタチに切り抜かれていたバッチを先生にご指導いただきながらなかなかうまく塗り分けていた。
自分も、もう数年前に額の切り欠きで出る細い棒を寄せ木風に集成した板のこれまた端材の残りの切れっ端を直角二等辺三角形に整えたモノ(また回りくどい表現であやふやにしたな。)を持参していたので、それをまた角を丸めてそれらしくして、倣って塗ってみた。
ちなみに、昔から図画工作の時間でクリア仕上げといえばニスということで、何気にニスニスといって使っているのだが、ビンに貼ってあるラベルの成分表を改めて見てみると、主成分:ニトロセルロース etc...とあり、少し興味深くなったので好奇心で語意を検索してみると……、
ニス=varnish(バニッシュ)→ワニス→ニス
いわゆるこのニスは、通常ニトロセルロースラッカーのことで、ニトロセルロース(硝化綿)を溶剤に溶かしこんでシェラックの代用とした化合物の塗料で、
シェラック(shellac)→ラック→ラッカー
と、またひとつ無駄な知識が増えたところで今日はそんなとこ。
ちなみに今回つくった(塗っただけ)の二等辺三角形の木片が結構いい感じになりましたので、ご希望のかたおひとり様にバッチにしてなんと太っ腹にプレゼントいたします。
送料はご負担ください……。
お申込は……、もなにもメールください早い者勝ちです。(勝手ながら単に手間を省かせていただく為、発表は発送にかえさせていただくことご了承ください。)
投稿者 KAKU : 2006年06月18日 23:59
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