ちいさな工房の毎日を綴ります。
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「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2006年06月08日

追い込み追い込め

部材を仕上げて組立てにかかる。
梅雨入り宣言のお陰で、コタツヤグラの鏡板が伸びてしまって枠に納まらなくなってしまった。
北米産人工乾燥の材は、加乾燥な分、湿度に過敏に反応するように思う。
下準備の木づくりして、馴らしておくと、大抵、反りもどりの方向(木裏へ)反ってしまう。
厚みを割りかすことになるので、なるべく柾目に近い木取りをして、はやくから割っておいて馴らしていたのであるが、それでも薄いが故に過敏なようである。ちなみに板目であったらもう少し寸法が伸びていただろう。
いずれにせよ、このままだとどうしようもないので、ちょっと強引ではあるが、オイルヒーターにシートをかけて、簡易乾燥室にし、温度と湿度の様子をみながら寸法が戻るまでそこに入れておく。
ちなみに、納まってから伸びても桟に逃げの溝を切ってあるので問題はないのであるが、そう考えると、組立ての手順がちょっと怪しかったこともバレてしまうので、この話題はこのへんにして……。
明日一日でカッコがつくのか怪しくそして焦りつつ今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2006年06月08日 23:59

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