2006年03月30日
ナラの木づくり
ダイニングテーブルの制作
一晩寝かして、再度木取りの墨を確認する。
ナラの柾目の場合、木取りの際に、木目を見るという行為の中に、放射組織(髄線)の現われかた、分量を見ることも含まれているので、年輪の流れかたから、木づくり後にどう変わりそうかを見て、テーブルになった時の配分も考えて木取りする。
これで良しと思ったところから、もう一息板を眺めて、覚悟を決め、「三度測って一度切る。」で刃物を入れる。
で、木づくりにかかる。
最近、ボリュームのある材を集中して扱う機会があるが、その中でもやはりナラとなると、これなかなかにヘビ−である。
ちなみに、平均すると2000×270×55(mm)の盤を四枚を取りまわしている。(云うほど、たいしたことないんじゃないの?)
このあと、これを1枚に矧ぎ合わせて幅1000mmの甲板にする訳だが、この作業をする時ほどひとりが寂しいことはない。
まあ、もうここまできて泣き言いってる余裕もないので、やるしかない。
取り回しでバテたので、今日はそんなとこ。
投稿者 KAKU : 2006年03月30日 23:59
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