ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2006年03月21日

ちょっとお休み

午前中、仕事に出てきていたのだが、子ども達が祖父さん(私の父)に映画を見に連れていってもらって出かけたので、久しぶりにカミさんと二人で昼ご飯でも食べにいこうかと思い立って、程々で家に戻る。
二人でお食事に出掛けるというと聞こえはいいが、別にフレンチとかイタリアンなんてことは諸々の事情である訳がないのは、周知の事実で、普通にラーメンなんだが、…っていっても、最近は外でラーメン食べても結構な出費に感じるのは、単に貧乏のせいだろうか。
その後、近くのショッピングモールへ買い物に行き、カミさんがそこにある大型のスポーツショップいくというので、一緒ついて入ったのだが、そこで、ふとこの間テレビでチンパンジーが同じチェーンのお店でバットとグローブを買い物していたのを見たのを思い出し、チンパンジーが二匹…元い男の子が二人いる家庭には野球道具の一式ぐらいそろそろ必要ではないかとふと思い、衝動買いすることにした。
ちなみに自分といえば、子どもの頃、親父とのキャッチボールが原因で、それがトラウマになって、以来、まったく野球の野の字と関わることを避けてきた生き様なので、そんな人間が、野球道具を買おうと思い立つ事自体ちゃんちゃら可笑しい訳で、実際、道具の正しい選び方すらわかりもしないのであるが、なんとなく売り場でそれなりに手にはめてみたり、バットを振ってみたりしながら、結局はお値段との相談ですべての答えを導きだした。
ただ、バットだけは、あえて木製のバットを選んでみたのだが、手にしたバットは日本製のもので、材にはホワイトアッシュが用いられていたのだが、この材がまた、タモ杢(この場合はホワイトアッシュ杢か…?)が薄らと入っていて、なんか使うの勿体無いようなきれいなバットであった。
案外、お部屋の片隅に飾っていても、まあ、子どものいるご家庭らしくって。なんて感じで結構雰囲気アイテムになって面白いかもしれない。
で、帰って、何故か昔付き合いで草野球をやった時に買ったグローブを出してきて、子ども達と野球ごっこにいそしんでみたが、カエルの子はカエル…なのだろうか。
まあ、こんな自分でも、子どもの頃は放課後に校庭で友達と野球ごっこをやったりしてた記憶があるので、少年野球チームで本格的にやろうって訳でもないのだし、普通に遊びで野球みたいなことを楽しめばいいんじゃないかと思うんだが、昨今は、その放課後の校庭遊びが防犯やらなんやらで、無いらしい。
その上、野球できる広っぱもないし、幼少から習い事やらで人数も揃わないし、少人数の友達での遊びといえば家の中でテレビゲームだったりで、やっぱり30年って結構なギャップになるんだとつくづく感じる。
なんだかんだといっても時代に則して変化していくものなのかもしれないが、変わって良いものと良くないものは、やはり見極めていかないといけないんだろうと思う。
柄にも無いことやろうと思い立つことも、その意思表示のひとつなのかもしれない…。
今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2006年03月21日 23:59

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