ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

« 盆休み | メイン | 盆明け »

2005年08月16日

五山の送り火

大文字焼きで有名な五山の送り火の大文字をとある方のご紹介で山に登って間近で見ることができるというので、こんな機会はめったに無いと、井本夫妻と一緒に京都へでかける。(最近ちゃんと仕事してるのか?)
そういえば、京都の住宅展示場と木の暮し研究会のおつき合いが一旦終息して、昨年、一昨年とこの時期に京都にイベントをしに出かけていたのが、今年は、もう京都にはご縁も無いだろうと思っていたのであるが、結局、今年もでかけることになった。しかも同じメンツで…。
現地で、今回の企画の仕掛人である先日の占いのお姉さんと合流し、銀閣寺に向かう。
入山口に着いてから、残念なことに、とある方とちょっと行き違いがあったようで入山はできなかった。
過ぎたことは仕方がないので、大文字が見られるベストスポットを探しながら移動していると、ふもとにある吉田山の山頂がよく見えるということで、登って点火されるのをしばし持つ。
木が若干邪魔ではあったが、山に木があるのは仕方がないことで、それはさておいても真正面のポジションでかなり大きく大文字の炎を見ることができた。
地元の方の情報で、タイミングを合わせて下山すると、登山道から「法」「妙」「舟形」が見えるということで、頃合いをみて下山し始めると、微妙な位置で枝葉が邪魔になるが、それぞれの文字を見ることができた。
見えるとわかると、よりはっきりと見たくなるのが人の常で、ついつい枝葉の隙間の広がる場所を探すことに夢中になって暗い林の中を懐中電灯片手に駆け回って、失笑を買ってしまった。
本来の目的は残念ながら達することができなかったが、ここ3年、毎年この時期に京都に来ていながら、送り火をちゃんと見るのは、初めてだったので、それはそれでいい機会になった。
お楽しみは、来年ということでお願いして、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2005年08月16日 23:59

Trackback Pings

このエントリーのトラックバックURL:

 

■木の工房KAKU■
e-mail : kaku@kinokoubou.com
All Rights Reseved,Copyright Woodwork studio KAKU

[home >>]