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2005年06月26日
休日らしくお出かけ。
お昼から、大阪市内の中之島にある国立国際美術館でゴッホ展が開催されているので、情操教育も兼ねて家族ででかける。(そんなこといって中学生以下無料だったからなんでしょ!?)
恥ずかしながら、この歳までゴッホの絵を生で見たことがなく、もともとそういう文化系タイプでもなかったので、見てみたい絵を見にいくようになったのが、仕事はじめるようになってからで、ましてこの片田舎に来てからは、なかなかそれだけの衝動に駆られることもなかったのだが、ミーハーながらゴッホの絵を生で見られる良い機会だということもあり、出かけることにした。
とまあ、しかしきっかけはどうあれ、日曜日に絵なんか見にいくもんでない。
さすがゴッホの企画展だけあって、いわゆる美術館的ではないかなりの人出で、右から左に流されながら絵を見るさまは、こどもの頃上野動物園でパンダを見にいった時みたいなもんで(パンダ並んで見たなんてなに時代の話よ?)、実際、自分の経験上の絵を見るという行為とはかなりかけ離れていた。
それでも、人の流れに逆らいながらも、見ておきたい絵だけはきちんと見ることができた。
ただヒマワリが都合により出品しておりませんとなっていたのがミーハー的には残念といえば残念であったが…。
この人の生き様、実質十年という短い活動期間の流れを追っての展示であったが、実質晩年となってしまった時期の作風は、後から知ってしまった者の感想といわれればそれだけかもしれないが、なにか死期を予見していたかのような、開かれたなにかを感じるものであった。
まあ、現実問題、平日に時間つくってひとりで見にいってもよかったんだけど、こればかりは親ばかの自己満足みたいなもんだな…。
隣の建物の大阪市立科学館のほうが、こども達楽しそうだったし…。(まあ、どちらもこども入場無料だからよかったんじゃないの!?)
ついでに隣にあったgrafビルも市内に自社ビルなんて…と羨ましげに見てまわったのもいうまでもない。
いい親ぶったつもりが…の今日はそんなとこ。
投稿者 KAKU : 2005年06月26日 23:59
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