ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

« さあさあ | メイン | 労働環境も大事ですが、 »

2005年06月12日

蛍観察会

クルマでお泊まりして、目覚めてから引き続き更新作業。
作業っていっても、ページのフォーマットはあるにしても、コメント考えたりするのはその時のものだしな−。
時間と意欲が切れてしまったので、ほとんど休載に近い状態で一応更新はしたけれど…。(なんだかなー!?)

夜は夜で、町内にある雨山自然公園でホタルの観察会が開かれるので、カミさんと風汰&立樹と一緒にでかける。
なにやらここ数年、地域のボランティアの方々が、川の清掃などの活動の成果で、激減していたホタルが見られるようになってきたそうである。
まだ少し明るさが残る時間に出かけたので、繁殖場所の川の上流に近づいてもその姿が見られなかったのだが、徐々に辺りが暗くなるにつれ、ぽつぽつとちいさな明かりが中を舞いだすのが見られだした。
いちばん繁殖しているのだろうという場所に着くと、周りの暗さに反応するように、そこかしこに明かりが舞っている。
カミさんは、ホタル自体を見るのがはじめてだったようで、それはたいそう感激していた。
チビ達といえば、それなりに見ていたが、まあホタルってこんなもんぐらいの感じ。
実際、こういう情緒的なものは、なにか心に残るかもしれないが、それを大人と同じ感覚で理解せよという事になったとたんなにか押し付けに変わってしまう気がする。
いいじゃないのそれぞれ楽しめれば。
自分自身も、実はこんなに沢山のホタルを見るのは、物心ついてはじめて。
ほんとに幼い頃、家族でホタルを見に行ったような記憶があるような無いような夢うつつ…といったレベルで、数年前、房総のとある場所の田んぼで一匹だけ飛んでいるのを見たことがあるというぐらいだったので、それはそれでかなり心に響くものがあった。

そんな中、ひとつ愚痴らせていただければ、なんでもかんでもケータイのカメラで撮ろうとするのはどうかと思う。(なんでも愚痴らないといられないんだな…。)
フラッシュ焚いたところで、ホタルのあの情緒的な姿はCCDには捉えられませんから…。
せっかくの月明かりの中、無粋ですよ、まったく。
いいんですよ、なんでも記録媒体に残さなくても、人には心という感じる記憶装置があるんですから。(キャー、おかしいですこのヒト!!)

頼むよほんと、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2005年06月12日 23:59

Trackback Pings

このエントリーのトラックバックURL:

 

■木の工房KAKU■
e-mail : kaku@kinokoubou.com
All Rights Reseved,Copyright Woodwork studio KAKU

[home >>]