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2005年05月14日
和久洋三氏講演会
今日は、お昼前に出かける。
神戸での童具デザイナーの和久洋三氏の講演会に出席する為。
まえまえから一度機会があれば声を掛けようと思っていた井本氏と松下氏を誘うが、井本氏は仕事が外せないので、松下氏と二人で出席する。
和久洋三氏といえば、自分は、先生のスタッフをしていた頃、運転手やらなんやらで、よく講演会にお伴させていただき、その時に幾度となくお話を聞かせていただいているのだが、聞く度に、理解できることや、発見のできるお話であった。
それを初めて聞いた時が専門学校に通っていた頃だから、もう15年近く前で、最近ですらこの仕事をはじめる前だから6年以上前ということになる。
その時と現在では自分自身の環境や立場、考え方も変化しているので、今の自分として、改めてお話を聞いた訳であるが、今の立場での共感点というものも気付かせていただく事ができた。
氏のお話は、導入というか大筋的には、こどもの造形活動にまつわるのお話から、こどもに対峙する大人のありかたというお話なのであるが、そこからもっと広く深い根源的なところまで繋がっていく。
いくらこども達を嘆いても、それを育てたり、躾けたりしているのは、大人自身である。子は親の鏡
その大人の質というものが、問題になっている昨今、我が身を振り返り、心して、覚悟して、自分を生きないといけない。
改めてそんな思いに駆られる。
時は放っておいても過ぎるが、人の未来は人の努力、積み重ね無しには、生まれ得ない。
いまある自分だけのモノじゃない。
人に期待するのではなく、自分がなにかを始める。
大きな波でなくても、ひとりひとりの気付きがあれば、そこから何かが広がる。
そんなことが未来に繋がるのかも…。
明日へ繋がる今日は、そんなとこ。
投稿者 KAKU : 2005年05月14日 23:59
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