ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2005年04月24日

畑仕事

朝から、畑仕事のお手伝いにでかける。
なぜに唐突に畑仕事なのかという話の発端であるが…。
岸和田で、土づくりから徹底してこだわり有機野菜をつくられている松下佳造さんという方がいらっしゃるのだが、この方が、木匠の飴村社長と木の暮し研究会を通じておつき合いがある方で、この方この度、よりいい畑を探し求めて、大阪のより南部の新しい場所を今、開墾されている再中で、その作業に気張られて体調を崩されてしまい、今の畑の面倒や収穫に手が回らないという状況になっているということを耳にして、自分たちも、前々からお話を伺ったり、実際にそのお野菜をいただいたりして、一度畑にもお邪魔させていただきたいと思っていたので、この機会ということで今回、木の暮し研究会のメンバーでお手伝いをさせていただくことに相成った。(もう少しわかりやすくならないのか!?)
とはいえ、こちらといえば、その筋に関してはまったくの素人な訳で、お手伝いとはいえ草引き程度でしかお役に立てない、というかそもそもチビたちも連れて大勢で押し掛けている自体が、すでに邪魔ですらあるかもしれないのである。
そんな中、我々といえば、はじめての体験に戸惑いながらも、大切に手をかけられて育てられている野菜たちの力強さを垣間見、その場で穫ったそのままのセロリをかじり、生のままのアスパラガスが甘いのに驚き、大地の力とそれを活かした野菜づくりにどれだけの手間がかかるのか、ほんの端っこながら感じさせていただくことができた。
お手伝いどころか、なんだか農業体験みたいになってしまったが、どこかで我々の活動に通ずるところがあるこの野菜づくりも、思いを同じくする方々に何らかのカタチでご紹介できればと思う。
しかも、収穫した大切な野菜たちをそのままメンバーで分けて持たせていただいてしまい、どこまでも恐縮な次第である。
ひと仕事終えて、皆で近くの山にある温泉でひとっ風呂、これまた最高であった。
こちらも余裕が無い中、なかなかちょくちょくという訳にはいかないだろうが、食するものに関わる今回のようなことにも関わっていきたいと思う。
大きすぎて美味しくないから放っておき。という里芋をいただいて帰り、すりおろして焼いたお好み焼きはそれは贅沢な美味しさだった。
野菜は、人と大地のコラボレーションだ!!なんて、今日はそんなとこ。(上っ面だけの言葉はいいから!!)

投稿者 KAKU : 2005年04月24日 23:59

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