ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2005年04月23日

グリズリーの木工機械

午後、名古屋からお客さまがお見えになったので、アトリエでしばらくお話をして、じぶんちショールームを経由して、米田さんのつどい工房へご案内する。
早速、新しく購入されたアメリカのグリズリーの手押しカンナを自慢していただく。(拝見させていただく。だろ!?)
想像していたのとまったく違い、鋳物の定盤で全体になかなかしっかりとした作りで、アメリカの木工の奥の深さに恐れ入る訳であるが、お値段を聞いてこれまたびっくり、一応六桁になるので決してお安い買い物ではないが、中古の木工機械の相場感からしても、相当にいいお買い物に思える。
自分の感覚からすると、仕事で使う機械となると、いちばんのネックは万が一のサポートになるので、特に良く稼働する機械については、なんかあったときにすぐ来てくれる機械屋さんのお世話になるのが基本だと思っているが、まあそのあたりのリスクをどうにかするとすれば、こういう選択もあるのかもしれない。
しかし実際、今使わないといけない手押しの調子が悪くなって、代替えもなく、いつ使えるようになるかわからないような事態に陥ってしまったことを想像すると、ちょっと怖い気もするが…。
まあ、なんにつけ、うまく使いわけることに越したことはないかもしれない。
ネットで同社のカタログを見てみるとちょっと導入したくなる機械もあったりする。
これで日本でのサポートの保障がされれば、いうことないのに…。
しかしそうなると、その分の経費が上乗せということになるか…。
痛し痒しだな。今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2005年04月23日 23:59

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