ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2005年03月29日

交流会みたいな…。

夕方、名古屋の宮本家具工房の宮本さんが木工教室の生徒さんとご一緒にお見えになった。
大阪での木工家の方の展示会と家具ショップの見学で大阪へいらっしゃる脚をわざわざこちらまで延ばしくださるとのこと(後で聞いた話ですと、実は、このルートには、生徒さんへのカリキュラム的要素を含まれた深い意図があるのです。)で、こちらも、せっかく宮本さんがお越しくださるという機会を独りで独占するのも心苦しいので、普段、宮本さんのサイトをご覧になっている米田さんや、松下氏、柿花さんにも声を掛けて、この場を借りて、交流をさせていただくことに。
しかしまあ、さてこれ、こんなやりっ放しのところへ人が集うというのもなんなので、アトリエをちょっとは片付けないといけないと思ったものの、あれこれ出しているうちに収拾つかなくなってしまい、結局なにをやっていたのか…。
で、そんなこんなで夕方になり、宮本さんのご一行もお見えになり、あちこち見ないで…と思いながら、アトリエにご案内し、
こっちのメンバーも合流し出して、しばしの歓談と相成りました。
ご同行の生徒さんもフリーで木工家具製作を目指されているお若い方々で、お若い方を前にするといつもの長っぱなしに流れは傾く訳でありますが、宮本さんの手前もあって、自身じゃっかんテンパってることもあり、いつもの調子がでなかったのは、聞かされる側にはラッキーだったでしょう。
こちらのメンバーも、いつもネットで見ているご本人と情報を交換できたので、なかなかにいい時間だったと思います。
ただ、この場所、山のふもとということもあり、日が暮れると日中の温かさが嘘のように、急に冷え込んでしまうので、あまりじっくりお話しするには厳しい環境で、皆さんには申し訳のないことをしてしまいました。
過ぎてしまえば、あっという間だったので、せっかく来ていただいてもう少しなにかなかったのかと、後悔もありますが、まあ、泥臭い木工家業の現実を垣間見ていただくのもなにかの為にはなるかもしれないということで…。(そんなのわざわざ大阪の片田舎で見なくても…。)
なかなか賑やかな、今日はそんなとこ。(生徒の皆さん、騙されて連れてこられたと思わないで…。)

投稿者 KAKU : 2005年03月29日 23:59

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