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「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2005年02月08日

天板の板矧ぎ

幅矧ぎする時の板の割付はいろいろな考え方があるだろうが、自分の場合、なるべく均等割にしないで、板の幅をそれぞれ若干変えるようにしている。
変えるといっても、何か法則があるということでもないが、それぞれの板の状態、隣同士の木目の切れ目のあわせ方、木目の見え方をトータルで見て、割り付けていく。
こうすると、ぱっと見たときに、矧ぎあわせの境目がより目につきにくくなるように感じている。(感じてるだけじゃないの?)
例えば単純に均等割すると、自分の体験上、矧ぎ口の平行線を脳で追うようになり、どうしても一枚づつの板を見てしまうように思うのだ。(意識しすぎるからじゃないの!?)
このやり方だと、普通に木目を合わせるより、踏ん切りがつかないことが多いため、結構板を見て悩む時間が長くなってしまうのだが、やはり天板は普段から目につくところなので、これも必要な時間だろう。

ちなみに、板矧ぎに手間取っている言い訳ではありません…。(ほんとかよ?)
今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2005年02月08日 23:59

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