ちいさな工房の毎日を綴ります。
題して
「ふつうの木工家?のふつうの日々」

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2004年08月22日

引き続き

で、ほぞ取り。
風汰の椅子を予備も入れて、三脚分を先に加工する。
この椅子は部材が小さいので、ほぞ先の取り合いに余裕が無く、強度を出す為にほぞ先を組み手にしてあるという、見かけによらず仕様なので、細かい加工で結構手間どる。
その為、お子様に多少乱暴に扱われてもよほどのことでは壊れにくい構造になっている。
大人の場合は、椅子は椅子として扱ってくれるが、子供の場合、そうとも限らないところがあるので、総合的に必要以上の強度を考慮している。
なので、見る人が見れば、こんなことまでしなくていいのにと言われるかもしれないが、それはそれで理由があるのだ。
組んでしまうと後は陰の存在なので、たまに木が透明だったらって思うこともあるが、そうなると逃げるところも少なくなるし、それはそれで不都合。
そもそもそれじゃ、木が木でもないって?(つまらん、意味わからん!?)
すみません…、今日はそんなとこ。

投稿者 KAKU : 2004年08月22日 23:59

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